第66話 棘の指導、嫉妬の蕾
カンナは銀髪を優雅に揺らし、静かに一歩を踏み出した。
「代わって」
一言だけ放ち、彼女は紡の肩に手を置いて優しく、しかし確実にどかした。
「よく見ていて」
カンナの声は穏やかだったが、教師としての絶対的な響きがあった。
彼女は桜良の前に膝をつき、成熟した裸体を晒したまま、桜良の股間に自分の秘部をぐっと押し当てた。
太ももで桜良の脚を固定し、まるで弓を引くような華麗で流れるような腰の振りで、二つの花芯を直接擦り合わせ始めた。
「あ……っ!」
桜良の体がビクンと大きく跳ねた。
紫銀の瞳が見開かれ、黒髪ロングが枕に乱れる。
「先生……だめです……!!」
喘ぎが止まらなかった。
カンナの腰は止まることなく、優雅でありながら的確に桜良の最も敏感な蕾を刺激し続ける。
光の粒子が激しく舞い、白百合の香りが一気に濃くなった。
その光景を、紡は複雑な表情でじっと見つめていた。
やがて耐えきれず、一度目をそらしてしまう。
「ちゃんと見ていなさい!!」
カンナは腰の振りを一切止めずに、鋭く紡を叱咤した。
その声に、紡は肩を震わせながら再び視線を戻した。
桜良の喘ぎは次第に大きくなり、ついに体が弓なりに反った。
「あぁ……っ……い、いく……っ!」
大きな絶頂が桜良を襲った。
体が激しく痙攣し、花の微粒子が部屋中に爆発するように輝いた。
カンナは満足げに息を吐き、次に紡の方へ向き直った。
彼女は紡の両足を強引に開かせ、同じように自分の花芯を押し当てた。
今度は桜良よりも明らかに激しい、容赦のない腰の振りで紡を攻め立てる。
紡の快楽の感度が一気に跳ね上がった。
「あ……あぁ……っ……先生……!」
これまで聞いたことのない、大きく卑猥な喘ぎが紡の唇から零れ落ちた。
「あー―――先生ーーー!!
いきます、いきますーーー!!」
紡の体が激しくけいれんを起こし、果てた。
小柄な体がカンナの太ももの上で何度も跳ね、琥珀の瞳が虚ろに揺れた。
カンナはゆっくりと腰を離し、静かに言った。
「いい? この感覚を忘れないで」
銀髪の美女は裸のまま立ち上がり、何事もなかったかのようにシャワールームへと向かった。
部屋に残されたのは、桜良と紡だけだった。
愛する人が——たとえ指導であっても——違う女に喘ぎよがる姿を、間近で見せつけられた。
紡の頰を、一粒の涙が伝った。
嫉妬。
咲良をこんなにも悦ばせることができない自分の悔しさ。
唇が小さく震え、声にならない嗚咽が喉に詰まる。
桜良もまた、複雑な表情で紡を見つめていた。
今まで見たこともない、紡の卑猥で激しい喘ぎと絶頂の姿に驚き、同時に胸がざわついていた。
自分の紡が、自分以外の女にここまでの絶頂を与えられたこと。
嫉妬。そして、屈辱。
二人は裸のまま、ベッドの上でお互いを見つめ合うことしかできなかった。
言葉は出ず、ただ複雑に絡み合う視線だけが、部屋に重く満ちていた。




