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41 7の謎

洋梨子は以前から気になっていた数字の7の件について佐川に話した。


「私、地底人側が発表していた特殊チーム7人の7というのが気になるのよね。どうしてわざわざ7人と発表したのか、する必要があったのか。


これってひょっとしたら私たちを油断させるための罠なんじゃないかって。つまりまだサバイバーはいるんじゃないかなって感じがするの。


何人残っているのかはもちろん分からないけど。そうすれば今回の二つの山の突然の噴火の説明にもなるんじゃないかな?」


「うーん、分からないけど、ひょっとしたらそうかもね。だいたい地上の人類の技術では地震を人工的に引き起こすのは難しい、けれども地底人ならそういう技術があるかもね。


待って、ということはこれからも次々と地震を起こして世界中を壊滅させようとしてるかもしれないわね。でもどうしたら・・・」


「私、鍵はやはりあの山荘にあるんじゃないかっていう感じがするの。私、もう一度あそこに行ってみるわ」

「じゃ、私も」


「いえ、佐川さんは研究室からリモートで私をサポートしてちょうだい」

「でも、たった一人でそんな所へ行くなんて。危険すぎるわ。あなたの予感が当たっていてサバイバーがいたら殺されてしまうわ」


「大丈夫。私にはお父様が精魂込めて開発したシステムがあるもの。それに・・・」

「それに?」


「いえ、何でもないわ。とにかくできることをやるしかないもの。じゃ、早速出かけるから、佐川さんは研究室から keep in touch でお願いね」


それに保証はないけれど、ひょっとしたら正体不明の黄色いリュネットの男も助けてくれるかも、と洋梨子は言おうとしたのだが、これは言うわけにはいかないと即座に判断して言わなかったのだ。


 佐川は洋梨子を胡瓜博士から紹介されたのは最近ではあったが、いつも洋梨子のことは博士から聞いていた。特に秀でたところのない、ごくごく平凡な気持ちの優しい女の子だと聞かされていたのだが、山荘の戦いの時も気丈に行動していたし、たった今の彼女の言動からもずいぶんたくましく成長したように思われた。


何だか佐川が子供の頃テレビで見ていたセーラームーンこと月野うさぎが勉強が苦手で嫌いでけっこう浅はかでミーハーで仲間のセーラー戦士からあきれられたりしながらも、戦うときはけっこうしっかりしていたことを思い出していた。

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