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キミイロワタシコイゴコロ  作者: 暗黒神ゼブラ
第二章修学旅行編

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第十四話大切な事

第十四話大切な事


「あれ二人こんなところでどした。というか穂乃果を見なかったか?」

「さっきまで話してたんだけど、あそこの道で別れたんだ。その後は知らないかな」

「そっか、ありがとな。……こりゃあ穂乃果を慰めないとだな」

宮野くんはそう言って去っていった。


その後私たちは先生とも遭遇した。

「二人とも修学旅行楽しめてる?」

私たちは大きく頷いた。

先生は満面の笑みを浮かべて喜んだ。

「二人とも散策するなら明日にしておいたほうがいいと思うわ」

彩那がなんでと質問すると、どうやら晩御飯の時間が早まったらしくそのことを伝えて回っている最中だったとのこと。

「分かりました。彩那と一緒に向かっておきます」

晩御飯の時間が早まった理由はホールに着いた時にわかった。

そこにいたのは今話題になっているお笑い芸人コンビのネオキシスターズだった。

それを見たみんなは大騒ぎだった。

「あの人たちって彩那の好きな……」

「…………」

彩那はフレーメン反応の猫みたいに驚いていた。

「良かったね彩那」

私にとって彩那に何回か見せてもらったことがある人たちという認識だけど、テレビで見た人たちが目の前にいるこの事実に結構驚いている。

それ以上に驚いたのは谷崎先生の

『先生が好きだから来てもらったよ』のこの言葉だった。

それだけで呼べたって谷崎先生ってすごい人なのではと正直思ってしまった。


ご飯を食べ終えてコントを見た私たちは部屋に戻った。


「凄かったね愛海!! 写真撮っておけばよかった」

彩那が悲しんでいるのを見て私は彩那の肩を叩き私の撮った写真と動画を見せた。

「彩那はこういう時写真を撮り忘れることがあるから私が撮っておいた。今から送るよ」

「……送らなくていいよ、だってそうしたら愛海と一緒に見れなくなるじゃん」

「……そうだね」

私のスマホで一緒に見るってなったら絶対顔がものすごく近いってこと分かって言ってるよね、彩那。

「どうしたの愛海、顔が赤いよ。もしかして風邪!?」

「大丈夫だよ。一緒に見てるところを想像したら照れてきただけだから」

「そっか、照れちゃったんだ」

「ニヤけないでよ、もう」

彩那は私をからかいながらお風呂の準備を進めていた。

「今日だけでいいから愛海も一緒に入らない?」

「さすがにまだ恥ずかしい」

でも学校行事でみんなで入ったりとかしたし、そう考えても……彩那と二人はまだ無理!!

「心の準備が出来たら私から言うから今日は一人でもいい?」

「温泉行った時みたいにタオルを巻いてもダメ?」

「それを言われると…………断りづらいの分かってて言ってるでしょ」

「そうだよ。だって一緒に入りたいんだもん。今日は色々ありすぎたでしょ……だから、一緒に入って少しは愛海の気持ちが楽になればいいなって思ったんだけど……ダメ?」

「分かった。分かったからその上目遣いやめて」

正直言うと今日の出来事だけでだいぶ精神的に疲れてる

「ほんと彩那には敵わないな。準備するから待っててもらってもいい?」

「待ってるね、ありがとね愛海」

私がお風呂と心の準備をしている間に彩那には今日の出来事の一日メモの宿題をやってもらった。


十分後


「彩那準備終わったよ」

「それじゃあお風呂入ろっか」

「うん」

ガラガラガラ

「先に洗ってるね」

彩那は私のために気を遣って先に入った。

「分かった」

心の準備を終わらせたとはいえ……やっぱり恥ずかしい。

「……ふぅ、よし」

「結構気持ちいいよこのお風呂」

洗い終わった私は彩那の待つ湯船に入った。

「ねえ愛海タオルは?」

「彩那と二人だからしなかった」

とは言ったけど本当は忘れてしまっただけってことは言えない。

私の身体おかしくないよね、どうしよう最近ちょっとお肉がついて……。

「大丈夫愛海はおかしくないよ、安心して」

「そうかな?」

「そうだよ。それなら二キロも太った私のお腹触ってごらん」

彩那は私の手を掴み自らのお腹を触らせた。

「ほら柔らかいでしょ」

「……そういわれても、触ったの初めてだから分からない」

「そうだった」

彩那とのお風呂で私の疲れは取れた。


お風呂出てからは彩那が見たがっていたアニメを一緒に見ていた。


「時間が経つのって早いね、もう寝る時間だよ」

「……えっ、もう!? やっぱ楽しすぎるからかなぁ」

「そうだと思う」

寝る準備を済ませて私たちは寝転がった。

眠るまで楽しく話したのだけど、翌日になって私は気づいた。

一日メモの宿題をやっていないことに。


読んでいただきありがとうございます!!

更新は出来る時にしますね

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