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 9-6 答え



「…――!?」



次の瞬間、男たちの動きが、ぴたりと止まった。


「な、何だ…!?」

 

「動けねぇ…!」


身体を強張らせながら、低く呻く男たち。


紅悠の霊力が、男たちの身体の自由を封じ込めていたのだ。


「もう一度言います。今すぐこの村から出て行きなさい」



その頃、全速力で山を下った子供たちが、首長邸に駆け込んできていた。


事情を聞いた律は、全身から血の気が引くのを自覚する。


「なんと、紅悠殿が…!件の赤龍族めの仕業じゃろうか」


律の隣で険しい顔をする弦と、蒼白になりながらも子供たちをあやす圭。


「…しゅ、ちょうさま、ごめんなさい…!私たちのせいで、紅悠様が…っ」


泣きじゃくる子供たちを前に、律は。


「心配するな。紅悠は、俺が必ず助ける」


言うなり、律は弦と圭とを見やり。


「弦、其方は村の民たちを、ここへ避難させてくれ。圭は子供たちの世話を頼む」


「承知」


「律様、どうかお気をつけて…!」


二人の声を背に受けながら、律は屋敷を飛び出した。


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