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加護持ち領主の和平活動  作者: アイゼン・ジム・トンプソン
第三部 タクミの成り上がり編
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真実の告白じゃけえ!

久しぶりすぎて、申し訳なさ過ぎて、泣けてきました。

ゆっくりですが、確実に完結させるので応援よろしくお願いします!

ローゼンバウム家を乗っ取るか…


前の、ミヒャエルの時だったら喜んだかもしれないけどな。

今は、あのサイコサドが何を企んでいるのかわからないし、ちょっとそれは阻止しておきたい。


「あのさ、グロリアーナってミヒャエルのことはどう思ってるのさ?」

「なにも思ってませんわよ。ただ、生意気でいけ好かないとは思いますけど」

「もし、もしもだよ?俺がミヒャエルだったらどうする?」

「なにを言ってますの?」


馬鹿なことを言うな。とばかりにグロリアーナは窓辺にある椅子に腰かけた。

ただ、さっきまではもっていなかった銀の扇子を手にしている。


シャンタルメリュー家の女性に受け継がれる家宝「唇」≪ラビオルス≫。

魔法を反射できる帝国内でも珍しい能力を持ち、かつてはシャンタルメリューに敵対した魔導士を屠ったという伝説も残っている。


「落ち着けって。殺そうと思ったらいつでも殺せたし、大体グロリアーナを騙すつもりなら黙っているはずだろ?」


ガルシア家の事情を知っているからこそわかるが、ガルシア家とぶつかっても勝ち目はない。

純粋に戦力も、経済力も権力も劣るし、ガルシア家には南方貴族という後ろ盾もある。


バスコや、マリちゃんならあるいは、正体である「タクミ」を明かしても協力してくれるかもしれない。

けど、足りない。


今、俺に必要なものは、ミヒャエルに対抗できるだけの後ろ盾を持つことだ。

そのためには、ミヒャエルの味方を減らすこと、あいつの敵を増やすことの2つだ。


特に、ローゼンバウム、4大伯爵家は少なくとも味方につけたい。

可能ならリリエンタール家も引き込みたいけど、リリエンタール家はいろいろ特殊らしいから難しいだろうな。


今ここで、グロリアーナを味方に引き込むことはミヒャエルの邪魔と俺の味方を得ることの2つをかなえることができる。

それに北方貴族の主勢力の1つでもあるシャンタルメリュー家の後ろ盾があれば、ローゼンバウムと渡りをつけることも視野に入ってくる。


「グロリアーナ聞いてくれ、俺は…」


すべてを話し終えたとき、グロリアーナの髪は赤く輝き、暗くなった部屋を照らしていた。






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