ep.686 狩猟・採掘班の悲劇、猫二の喜劇
「ひぎィィィ!なんで僕だけいつも『命がけの担当』なんだニャーー!!」
惑星「はい・よー」の外縁、垂直に切り立った【サキニウムの絶壁】猫二は、背後にぴったりと張り付く撮影スタッフの重たい4Kカメラのレンズに背中を突かれながら、涙目で岩肌にしがみついていました。
「がははは!猫二、もっと腹から声を出せ!ほら、その浮き出た血管が最高に『キレ』てるぞ!」
階下では、餡子熊王が丸太のような腕で巨大な「銀河巨大骨」を担ぎ上げ、さらに片手で猫二の足を支える(という名のジャイアントスイングの予備動作)をしていました。
猫二の重り役:
餡子熊王が「より高負荷でトレーニングしたい」と言い出したため、猫二はサキニウムの原石を詰めたリュックを背負わされ、熊王のスクワットの「重り」として使われる。
銀河巨大怪鳥の襲来:
崖に自生する「サキニウムの塩漬け(鉱石)」を回収しようとした瞬間、空から巨大な怪鳥が急降下。キラキラ光る猫二の鈴(または頭)を目掛けて爪を立て、彼をリュックごと空中へさらう!
空中プロレス:
「あああ!連れて行かれるニャ!誰か助けてニャー!!」
「おう!逃さねえぜ!『アンコ・マウンテン・ドロップ』!!」
熊王が銀河巨大骨を投げ飛ばして怪鳥を怯ませ、跳躍。空中で猫二をキャッチし、そのまま崖下へ向かってバックドロップの体勢で落下!
「ひっ、ひぎィィィ!助けるならもっと優しくしてほしいニャーー!!地面が、地面が迫ってくるニャーー!!」
その絶望の表情は、スタジアムに設置されたサキニウム・スピーカーを通じて、巨龍の前で調理する咲姫のモニターに高画質で転送されていました。
「素晴らしいのです!猫二さんのその『重力との対話』!視聴者の生存本能を刺激する最高のアングルなのですー!!」
一方、崖のすぐ隣の洞窟では、騎士がダークオリハルを「断空・スライス」で精密に切り出し、ナットクリスタがそこに菌糸を植え付ける「爆速醸造」を進行中。
「……猫二殿、賑やかだな。……よし、この層には『驚きのキノコ』を植えよう。龍が一口飲めば、全身の鱗が楽器になるようなやつをな」
「……ふむ。建築精度、0.01mmの狂いもなし。龍の喉を潤す準備は整いつつある」
全メンバーが各々の戦場で素材を削り出す中、ハヤテが猫二の涙とサキニウムの原石を回収しては、スタジアムへ光速でピストン輸送を繰り返します。
【現在の状況】
猫二:怪鳥にさらわれ、熊王にキャッチされ、精神的NkQがゼロに。
餡子熊王:最高のパンプアップ。巨大骨とサキニウムを大量確保。
スタジアム:ハヤテによって続々と届く「猫二の苦労の結晶(素材)」を、雷電が超火力で鍋に叩き込み始める。
猫二の悲鳴は美味しさに換算されるのです♪by咲姫




