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クラフトアルケミストの異世界素材録 〜スローライフから始まる概念破壊の銀河群像劇〜  作者: 島田一平(ねこちぁん)
うさちぁんの章【悪夢の後】

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ep.685 銀河興行、香味の狂詩曲(ラプソディ)

「にゃうにゃあ!お客さんは龍!ステージはスタジアム!最高の初日なのですー!!」


咲姫がサキニウム・スピーカーを最大出力にし、スタジアム中央のオリハルコン土俵でメガホンを振り回します。


「でも皆さん、大変なのです!この巨龍さんのお腹を満たすには、今の備蓄じゃ一瞬で空っぽになっちゃうのです!というわけで……撮影続行!全員、足りない素材を求めて銀河の果てまでレッツゴーなのですー!!」


咲姫の強引な号令とともに、スタジアムを拠点とした「同時多発ロケ」が開始されました。


【班別:銀河素材クエスト】

【実演・調理班】(土俵)


雷電&咲姫:雷電が「オリハルコン土俵」を巨大な鉄板に見立て、張り手で火力を爆発させながら、龍のための超巨大ちゃんこを実演調理。咲姫は至近距離でその熱気を撮り続ける。


【香味・採集班】(遺跡の奥地)


ネギ新人&信者チーム:龍が欲しがっている「サキニウムの塩漬け」と、大量の「焔のニラ」を求めて遺跡へ。ネギ新人の時給(余白)が、危険な原生植物との接触で激しく変動し始める。


【建設・拡張班】(スタジアム地下)


ナットクリスタ&騎士:騎士が「ダークオリハル」を精密に切り出し、ナットクリスタがその壁面に菌糸を這わせて、龍の飲み干す「銀河醸造酒」を爆速で熟成させるための増築工事。


【狩猟・採掘班】(外縁の崖)


餡子熊王&猫二:龍のスープにコクを出すための「銀河巨大骨」と、鍋を補強するための「追加オリハルコン」を求めて、危険な原生生物が闊歩する崖へ。


猫二:「ひぎィィィ!なんで僕が熊王さんのパンプアップの重り役に選ばれてるんだニャー!!」


【物流・遊撃班】(全域)


ハヤテ:各班から上がる素材をスタジアムへ光速でピストン輸送。ストップウォッチの限界に挑む。


「あはは、みんな忙しそうだねぇ。果林、私はあっちのテラスで、龍と一緒に『最初の一杯』を味見させてもらうよぉ」


うさちぁんは、騎士が急造した「オリハルコン製特等カウンター」で、氷室から届いたばかりの黄金の雫を楽しみ始めました。


「了解しました。……あ、ハヤテ様。戻るついでに、うさちぁん様の酒の肴として『銀河カワハギ』を3秒以内に獲ってきていただけますか?」


「……0.8秒で十分だ」


ハヤテが残像となって消え、スタジアムには雷電の「ドォォォン!」という張り手の音と、龍の「はい・よー!」という歓喜の咆哮が重なり合って響きます。


「素晴らしいのです!この混沌!この躍動!これぞ新シリーズの『開拓』なのですー!!」


咲姫のカメラが、バラバラに散ったメンバーたちの「死に物狂いの労働」を、最高のエンターテインメントとして切り取っていきます。


【現在の状況】

スタジアム:巨龍を前にした「公開調理」がスタート。

各メンバー:龍の食欲を満たすため、惑星のあちこちで絶叫しながら素材を集め中。

ネギ新人:遺跡の奥で、自分の「時給」が15から数億に跳ね上がる感覚に、鼻血を出しながらネギを抜いている。

過去に類を見ないほどの大きな調理(咲姫は調理しない)

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