↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
2499/2530

USasf.32:『自然の恵みと、エコなスローライフ』~薪割りと狩猟の心得、頼れる野生児エルフがやってきたのです!~

雷電の豪快な張り手と、わんわんの超絶ビルドで完成した豪華ログハウス。

その庭には、開拓で出た枝木や丸太が山のように積み上がっていた。


「ふむふむ!せっかく再生した大自然なのですから、倒れた木も枝もむだなく使うのです!今日はみんなで薪割りをして、夜のご飯を炊く薪を作るのです!」


咲姫がメイド服の袖をくいっとまくり、小さな手で斧を構えてフンス。


「ふにっ?薪をくべてパチパチ燃える囲炉裏があったら、そこでお魚やお肉焼きながらお酒飲めるよねぇ~ポリポリ……ぴょん!」


うさちぁんは酒樽を片手で担ぎ、ニンジンをかじりながら目をキラキラ。


「自然の恵みを必要な分だけいただき、無駄なく共生する……実に美しい精神ですね」


森の奥から枝を渡って軽やかに現れたのは、弓を背負ったエルフの狩人――アリス。


「私はエルフのアリス。狩猟も薪割りも、自然の命をいただく行いです。鉄則は『必要な分だけ』。森は無駄を嫌います」


「おお~っ!頼もしい野生児さんなのです!薪割りのコツを教えてほしいのです!」


アリスは静かに頷き、背中の弓……ではなく手斧を構え、丸太へ滑らかに振り下ろす。


パカーンッ!

心地よい音とともに、丸太が見事に真っ二つ。


「力で割るのではなく、木の繊維と対話し、重力を中心へ乗せるのです。これなら体力を無駄にせず、必要な分だけ薪を用意できます」


「バウッ!(ボクは割れた薪をサイズごとに分類して、薪ストーブと薪窯にぴったりな長さに自動切断するワン!)」


わんわんが尻尾をブンブン振りながら、即席ソーラー木材加工機をカタカタ操作し、薪を綺麗に揃えていく。


そして来る、破壊神(物理)の気配

「どっせぇぇぇぇいっ!!!!」


豪快な掛け声とともに雷電が乱入。

薪の山へ張り手を一閃すると――


丸太の山が、一瞬で寸分狂わぬ芸術的な薪の束へ早変わり。


「どっせぇい一発で庭中の丸太がぜんぶ薪になってんじゃねぇぇぇぇか!!」


黒の3ピース執事服の猫二が、キレッキレのツッコミを叩き込む。


「アリスがせっかく『必要な分だけ自然と対話して割る』ってスローライフ講義してたのに!!

お前の一撃で一冬越せる量の薪が完成してんだよ!!

エコの概念を張り手で粉砕すんなバカ野郎!!」


(現在のツッコミ:間100点、声の張り200点、スローライフ台無し感500点!

……くそっ、俺も斧振って汗流そうと思ってたのに出番が一瞬で消えたじゃねぇか!!)


そして、ほっこりスローライフへ

「ふふん!これで夜のご飯とポカポカのお風呂の準備はバッチリなのです!」


咲姫がプリンタクトを振り、金の鈴をシャン。


「ふにっ?薪の火を見ながら飲むお酒は、心がじんわり温まるよぅ~!カンパーイ!ぴょん!」


うさちぁんは薪ストーブの横で酒樽を開け、ゲラゲラ嬉しそうに飲み始める。


「ふふ、自然の恵みを必要な分だけ大切に使い、みんなで分かち合う……これこそ共存です」


アリスも薪の火を見つめながら柔らかく微笑む。


「……はぁ……まあ、やり方は豪快すぎるが、自然を大切にする気持ちは本物だからな。よし、俺は執事として、この薪で極上の煮込み料理でも作るとするか!」


猫二はやれやれと袖を整え、自然と仲間に囲まれた温かなスローライフを楽しむのだった。

清く正しくうつしくし!?

一人で楽しむスローライフもいいですが仲間と楽しむスローライフもいいのです♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。