第99章
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弟のピリーニャは年寄りのパイソン閣下がこの期に及んでゾンビキング達と共に宇宙帝王アジャランの成敗に臨んだ事を知ると居てもたってもいられずに兄のシュハスコと共に片っ端から情報を収集するのでしたーーー
ピリーニャ「ねぇお兄ちゃん、こういった案件の場合の強い味方って、やっぱりポリスだよね?」
シュハスコ「う〜ん、彼らも相当多忙な日々を送っているのでそういう小さな事には取り合わないんじゃないかな。ま、試しに聞いてみれば。」
ピリーニャ「わかった、了解!アーアー、こちらジャミラ王国よりピリーニャが発信しております、ポリスいますか、どうぞッ!」
すると僅かな時差の後で無線が入る。
ポリス「アーアーこちらポリス。やぁ久しぶり、ピリーニャ。何かあったのかい?」
ピリーニャ「嗚呼良かった〜、無線帰ってこないかと心配しちゃったよ……あのね、あのパイソン閣下がでっかい家出をしちゃってね。それがね、ほら、今話題の隕石群がこの星に向かってるよね、それを食い取るためにゾンビキング達と一緒に年寄りのパイソン閣下も宇宙空間へと飛んでいったのね。だけど閣下は向こうっ気ばかり強くて体ヨボヨボだから連れて帰ってきて欲しいんだけど、お願いだよッ!」
ポリス「な、なんだって?あの閣下がまたまた無茶なことを……わかった、我が軍でその辺りは何とかしよう。しかしだ、問題は君達のいるその星に帰還したところで隕石群は食い止められんだろう。衝突は避けられない軌跡を描いているから、早く君達も何処かの星へ逃げないと大変なことになるぞ!」
シュハスコ「アーアー、こちらシュハスコ。ポリスお久しぶり。だけどね、このジャミラ王国の多くの民を連れて逃げるだけの宇宙船がこの星にはないのさ。だからね、僕らは彼らと共にこの美しき星で最期を迎えようと思うのさ。
でも本当はね、この星でのんびりと畑耕しておいしい野菜一杯収穫して皆んなでパイソン閣下のリストランテでオモテナシするのが僕らの夢だったんですよね~。中々世の中、そう、こちらの世界でも思い通りにはならないんだね!だから心配は要らないよ。きっとパイソン閣下も納得してくれる筈だからね!」
ポリス「君達ねぇ〜、まだ諦めるのは早いと思うよ!意外とゾンビキング達もタフだからね。それとどうやら犬猿の仲の女帝ジェルソミーナが遂に宇宙帝王アジャランに交渉を持ちかけるって噂なんだよね。そこで何か隕石群を食い止めるミッションが発動して隕石群を木っ端微塵にできる可能性もあるから。ほら、隕石群の動き、おかしいと思わない?どうやらあの隕石群には軌道修正の何かしらの仕掛けが搭載されている可能性が高いのさ。それでアジャランが君達の星をターゲットとして軌道修正をかけているんだよ。」
シュハスコ「それって……何故この星でなければダメなんでしょうか?宇宙空間には無数の数え切れない星々が存在するのにこの星を狙うメリットって?」
ポリス「そこなんだがね、それこそ女帝ジェルソミーナとの交渉で明るみになると思うのだが。或いはアジャランの勝手な気まぐれで選定された、いわゆるゲームなのかもしれないけどね!」
シュハスコ「ゲームなんてそんな……そんな彼のエゴイズムの為に僕らの星が滅んでしまうなんて……そんな事許される筈がないッ!」
ポリス「君がそう思うのも当然だよね。だが、かつて彼はそんなゲームで星々を滅ぼした経緯があるから油断は禁物なのさ。女帝ジェルソミーナはその時も交渉に臨んだのだが叶わなかった。だが、今回は強い味方のパイソン閣下、そしてジェルソミーナとともにリンダパパも交渉に当たるとの噂なので期待できるかも知れない。」
シュハスコ「そうなんだね。それでポリス部隊は?」
ポリス「僕らは宇宙空間の周辺諸星に影響が出ないよう配備してジェルソミーナ達を安全にアジャランの星へと導く事ぐらいしか出来ないのさ。」
ピリーニャ「それでねポリス、お願いがあるんだけど。僕らもアジャランの星へ連れて行ってくれないかな?」
シュハスコ「だめだよ、ポリスだって忙しいんだから邪魔をしては。僕らはこの星の民と祈るのが賢明なのさ!」
ポリス「そうだなぁ、ちょうど君達のいるジャミラ王国に明日の朝寄る用事があるから、じゃ、その時に乗ってく?」
ピリーニャ「え、いいの?」
ポリス「勿論さ。ほら、君達もあの頃のようなパイソン閣下の勇姿を目に焼き付けたいだろう?yeah!ってね。」
///to be continued!!!☆☆☆〜〜〜




