第98章
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ゾンビキング率いるゾンビマスター軍勢は遂に宇宙空間へ飛び立った。パイソン閣下は彼と共に宇宙帝王アジャランを成敗すべくゾンビキングの宇宙艦艇に乗り込んでいた〜〜〜〜
ゾンビキング「それにしてもパイソン閣下もよくご決断されました。そして我が軍勢と共にこの命知らずの闘いをしようとするその勇気、私はこのご恩を一生忘れることはありませんッ!」
パイソン閣下「そんなことよりも宇宙帝王アジャランの放った隕石群についてAI解析したデータで気になる点が浮上したのじゃが。
これらの隕石の組成を分析したところ、金属であることが判明したのじゃ。そこでちょうど今宇宙空間で数億光年に一度あるかどうかの磁気嵐が発生しておるから、それをどうにか利用してその金属隕石の軌道修正を行えないかと模索しておるのじゃが、中々良い閃きが浮かばなくてのぅ……」
ゾンビキング「そうでしたか、中々難解なことですね。私たちには力業での攻撃手段くらいしか浮かばなくて、閣下のような科学的な発想など思いつきもしません。さすがです!」
パイソン閣下「そのぅ、君達の力業とは例えば何じゃ?」
ゾンビキング「我がゾンビマスター部隊では長きに渡る戦闘の末に特殊な技能を身に着けまして、それというのも閣下の崇高な手段からはとてつもなくかけ離れておりまして、非常にお恥ずかしいので申し上げにくいのですが……」
パイソン閣下「だから何じゃ?もったいぶりおってお主相当な技を隠し持ってるのじゃろう。」
ゾンビキング「そんな事も御座いませんが、いうなれば生物兵器の一種のカテゴリーだと自負しております。」
パイソン閣下「へ?ならば別に恥ずかしい筈も無かろう。」
ゾンビキング「さすがパイソン閣下、御名答です!そうですそれは「屁」です……」
パイソン「へ?屁とはあの屁のことでごじゃるか?」
ゾンビキング「はい、ご察しが宜しいようで。我々は腸内細菌に高発酵する為の研究の末、特大の屁を連射する技術を獲得しまして、多分隕石1個なら一人で吹っ飛ばせるのではと考えておりまするからして……どぅでしょ?」
パイソン閣下「お前さん、それを本気で言っておるのか?やれやれ聞いたワタシがバカなのか、時間の無駄であったのぅ……」
ゾンビキング「あとですね、その高発酵を促す食品の二次作用として非常にゾンビマスター達は肺活量が増えまして、超音波を発声することが可能となりました。その衝撃波によって隕石1個なら一人で吹っ飛ばせるのではと考えておりまするからして、どぅでしょ?」
パイソン閣下「やれやれ……ならばほれ、あそこにちょうど手ごろなサイズの小粒な隕石が飛んでおるから実証実験してみたまえ。」
ゾンビキング「おお、さすがパイソン閣下!ご納得いただけましたんですねぇ。それではゾンビマスターに一発かまして貰うよう指令して参りますのでお楽しみをぉ~ッ!」
呆れ顔のパイソン閣下を尻目に勘違いなゾンビキングは駆け出してゆく。そして艦内のモニターからはハッチが開かれてゾンビマスター達が尻を出して待機している映像が映ると、間もなくしてスピーカーからはカウントダウンが開始されるのであった……
「スリー、トゥー、ワン、ファイヤーッ!BOMMMMMMM!!!」
するとどうしたというのでしょう、そのちょうど手ごろなサイズの隕石は次の瞬間木っ端微塵に吹き飛んでしまったではありませんかッ!思わぬ光景にパイソン閣下は啞然とし、そしてカタカタと小きざみに震え出してしまいました。
「こ、こりゃあ何ぞわやぁ~ッ……yeah!」
///to be continued!!!☆☆☆〜〜〜




