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今後はVRゲームの中世でのんびり暮らすので、私を探さないでくださいっ!  作者: アドリアーノ☆スパイラル


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111/117

第111章

ー☆ー☆ー☆〜



こうしてリンダのアトラクションワールドが描いたものとは別の奇妙な展開を帯びてきた事に少しだけ楽しみが増えたりんたろうだったのでした〜〜〜



バッタのオイルマッサージ師「あのぅ、気持ちよくお休みのところすみませんが、そろそろお時間となりますのでお引き取りをお願いします。」


リンダ「あらやだ私ったらグッスリ寝ちゃって。だってあまりにも気持ちよすぎるんですものぅ〜、リンダ困っちゃいまする〜!あら変ね、このノコギリみたいな手は何なのよぅ〜?それにスリムにはなってるけど私の体なんで緑なのよぅ……」


バッタのマッサージ師「それはですね、あなたが寝てる間に変体されたのですよ、カマキリに。よくお似合いでございます!」


カマキリのリンダ「何なのよこれって新手のファッションですのぅ?何だかガニ股で歩くのがちょっとだけ恥ずかしいわよ〜ッででもね、私飛べるのよねぇ?」


バッタのマッサージ師「はいそのようで。どうでしょう、宜しかったらこちらのベランダから地平の彼方まで続く真緑の草原を飛び回って見ては?きっと楽しいかと思いますわ!」


カマキリリンダ「そうね、これだけスリムなら飛ぶことだって朝飯前かも知れませんわね。それじゃお言葉に甘えて、いち、にのさ〜んッ!パタパタパタ……」



リンダは思いもよらぬ想定外な展開で生まれて始めて空を飛び回る楽しさを憶えたのでした。そして地平の彼方を何処までも目指して羽音を響かせながら飛び回ります。その楽しさは宇宙船で飛び回るよりも軽快で心地の良いものでしたーーーー



カマキリンダ「一体何処までがこのラビリンスの所有地なのかしらねぇ……何処まで行っても垣根の柵が見当たらないなんて、広すぎてリンダ驚いちゃう。」



やがて下界は地平線を越えてやがて海辺へとたどり着きました。もう水面輝く大海原だけが何処までも続くのでしたーーー



新種カマキリンダ「少し疲れたわね。だけどこのまま降下したらアタシ溺れちゃうじゃないのよ!かと言って陸地からは大分離れてしまって……あ、あれは島じゃないの?まるで砂漠のオアシスみたいね!よっし、それじゃ急降下してひとまず休憩でもしましょう〜ッ!」



カマキリンダは羽根の角度を変えながら滑るように急降下の体勢で一気に下界の孤島に向けて突き進む。そして砂浜の地面スレスレで身をひるがえらせながら無事に着地する。夏の日照りで兎に角砂が熱いのに耐えきれぬカマキリンダはまたもやガニ股でノコギリの手を上下しながら木陰へと非難するのでした〜〜〜その様子を観ていたのは島に住むナナフシの妖精たちでした。彼女たちは突然のカマキリンダの登場を口々に噂しますーーー



ナナフシ妖精1「何よあれダサい歩き方ね〜ッ、笑えるぅ〜ッ!」


ナナフシ妖精2「どうしてあんなにスリムなのに僕らのようにスマートに枝にとまれないんだろうね?」


ナナフシ妖精3「きっと普段から肉食してるから体内脂肪やコレステロール値が高くて血流が悪いの〜ッ、それでどんくさいのよ。」



ナナフシ妖精たちに散々にけなされたカマキリンダは木陰に隠れますが、どうしても喉が渇いて耐えられません。そこへ見かねた心の優しいアリンコ達がパッションフルーツジュースを運んで来てくれました。



アリンコ達「お疲れさん、ほら、これでも飲んで水分補給しなよ。こんなに暑いと熱射病になっちゃうからね!」


カマキリンダ「あら可愛い、皆んなちっちゃいのに力持ちなんだ。ありがとうありさん、でもねアタシ本当はアイスアールグレイのほうが良かったわ。」



相変わらずワガママ育ちで減らず口のカマキリンダは上手な表現が出来なくていつも敵を一杯作ってしまうのでした。そして彼女の言葉を悪く取るでもないアリンコ達は悲しそうに、そしてプラス思考に変えながらカマキリンダに謝りますーーー



アリンコ達「ゴメンナサイ、僕たちの配慮が足りなくて貴方にご迷惑をおかけしたことを心より陳謝致します。次回はきっと貴方の望みのお飲み物を用意することが出来た暁には、私達アリンコは本当の幸せを得ることが出来ると信じて邁進してまいろうと尽力しますので、乞うご期待!」



その様子を遠巻きに伺って井戸端会議を繰り広げるナナフシ妖精たちがまたもや噂しまくりますーーー




ナナフシ妖精1「あらヤダ、あのカマキリンダとやら、どうやらアリンコ達の好意を仇で返したようねぇ。どうして私たちみたいに嘘でも綺麗事であしらえないのかしら、ダサダサ〜ッ!」


ナナフシ妖精2「何よあのカマキリ娘、ストローも使わずにグラスを持ち上げて腰に手を当ててゴクゴクと……まるで栄養剤のCMじゃないのよ、もう育ちが悪いったらありゃしないわ、オゥホホホ〜ッウホウホ!」


ナナフシ妖精3「アンタも笑い方がいつもよりお下劣〜ッ!ウホウホ言っちゃって呼吸困難でも起こしたのかしら〜ッ、イヤラシッ!」


ナナフシ妖精2「何よたまたま地が出ちゃっただけなのにィ〜ッ、もうヤダ恥ずかしいッピー、yes!」





///to be continued!!!




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