第103章
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宇宙帝王アジャランの星を目の前に立往生している女帝ジェルソミーナ、リンダパパ、ポリスの艦隊は只星の周りを周遊している。アジャランの息子の代に移行する際にアジャラン星の新政権をクーデターにより奪取した軍部の隊長から星への突入を阻止されたまま、交渉は難航していたーーー
女帝ジェルソミーナ「いいから我々の艦隊を貴方の星へ着陸させなさい。これでは燃料、食料共に枯渇してしまいます。かの星々へ贈り物をしているくらいなら我々を取り込むくらいの懐の大きさは持ち合わせておるじゃろうに?」
軍隊長「いいえ、駄目です。これだけは譲れません。我々がアジャランの支配から政権を奪取したばかりで今世界は荒れ果てております。復興するその時までご遠慮願いたく存じます。」
女帝ジェルソミーナ「例えば、その復興を手伝うという交換条件ならどうじゃ?」
軍隊長「駄目です。」
女帝ジェルソミーナ「燃料、食料の供給だけなら?」
軍隊長「丁重にお断り致します。」
女帝ジェルソミーナ「軍隊長殿、貴方の望みは何じゃね?」
軍隊長「貴方がたのご帰還です。」
女帝ジェルソミーナ「軍隊長殿、貴方のお名前は?」
軍隊長「それは有りません。星人ではありませんので。」
女帝ジェルソミーナ「それならば一体アンタは何者?」
軍隊長「それは言えません。」
女帝ジェルソミーナ「もしかして、電脳か?」
軍隊長「う〜ん、惜しいけど違うんだな。」
女帝ジェルソミーナ「ならば、お主もしやAI?」
軍隊長「お答えできかねます。早く帰ってください!」
そしてそれっきりアジャラン星との交信はさっぱりと途絶えてしまった。一行はこの難解な事象について言及するーーー
ポリス「恐らくあの軍隊長はAIなのでしょう。だからその事をジェルソミーナ様が口走った途端、交信を切ったのではありませんか?」
リンダパパ「恐らくそのようだな。しかしAIがこちらを歓迎したがらない理由は何じゃ?」
ポリス「AIがアジャラン政権を乗っ取ったのでは?それが対外的にバレるのはマズイと考えているのだろう。今頃アジャラン達はどうなっていることやら。」
女帝ジェルソミーナ「となるとアジャランと息子、そして民衆の死活問題じゃ。このまま放って置くわけには参らん。何とか軍部の秘密裏に潜入することはできんじゃろか?」
兄弟の弟ピリーニャ「ほらお兄ちゃん、前にテンプルの白魔術とか、タイムリープマシーン使っていろんな所へワープしたじゃん!あんな感じでできるんじゃないのかなぁ。」
兄シュハスコ「お、ソイツは名案だな!そうだリンダパパ、貴方のタイムリープマシーンは宇宙船に積んできてありますか?」
リンダパパ「そりゃあ勿論だとも。いつ何時にまたまたワシの大事な一人娘のリンダがどこぞのタイムリープ先に飛ばされる可能性があるからな。それでどんなふうにして潜入するのかな!?」
ポリス「ならばAIが統治する前のアジャラン政権の時代にワープすれば、すんなりと着陸要請か受け入れられるのではないでしょうか?その時代にワープすれば。」
リンダパパ「それは良い考えダネ!それでは早速取り掛かってみようかな!」
一行はいよいよ過去からアジャラン星に潜入する作戦を決行しようと準備するのであったーーーyeah!
///to be continued!!☆☆☆〜~〜




