第102章
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パイソン閣下「よしよし、大体片付いたかな。お前たちゾンビマスターの酷い合唱団のお陰で金の隕石群のほとんどが木っ端微塵に吹き飛んでしまったからもうこれで彼の星への衝突は完全回避の運びとなったわけだ、カッカッカ!」
ゾンビキング「あれ、パイソン閣下あんなに大声で笑っているのに一体どうして涙を流しているのかなぁ?」
ゾンビキングの側近「それはじゃな、多分「彼の星」は守れたかもしれませんが、隕石のゴールドの価値を台無しにしてしまった訳ですから彼にとっては複雑な心境なのでしょう。」
ゾンビキング「へぇ、欲張りなんだな。彼のリストランテチェーンの収入だけでも国家予算レベルなのに、そんなちまちました金の隕石群を失ったくらいであんなに大泣きしなくてもいいのだがなぁ。」
泣きじゃくるパイソン閣下を尻目にゾンビキングは次のミッションについて模索していた。
ゾンビキング「パイソン閣下、我々は彼の星を追われた身で有りますのできっとこのまま宇宙空間を彷徨って何処ぞへと漂着するのでしょうか。そしていつの日か我々ゾンビマスターの星を見つけた暁には皆んなで野菜農園を完成させてその収穫した野菜をパイソン閣下のリストランテチェーンに献上差し上げ料理にて堪能して頂きたく思いますッ!」
パイソン閣下「そうじゃな。それは中々これから大変な道のりではあろう。しかしな、この老いぼれに比べたら君等はまだ若い。先の未来にどれだけ無謀な投資をしようとも、決して後悔などしないだろう。もしそのプランニングが失敗しようとも、それはきっと君達の大事な宝物になるだろう。そして次の夢を追うがいい。君達にはたっぷりと時間があるのだからね!」
ゾンビキング達はパイソン閣下の花向けの言葉に思わず涙を流すのでした。そして何処ともしれぬ新たな住処をもとめて旅立つのでしたーーーー
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ケニッツェル国王「何、隕石群が消滅しただと!それは誠か?」
モモ王女「ええ。どうやらパイソン閣下とゾンビキング達の艦隊がその隕石群を木っ端微塵にしたようです。これで我がルクス王国の危機は救われましたよ。良かった……」
ケニッツェル国王「それにしても何故パイソン閣下があの宇宙帝王アジャランの攻撃に対抗出来たのだろうか……これには別の意味が存在するに違いなかろう。それを突き止めなければ再び彼の牙城に悩まされる未来が訪れるに違いない。」
モモ王女「その辺りはジョセミテのお姉様の女帝ジェルソミーナが交渉にあたってくれる筈で御座います。貴方もさぞかしお疲れの事でしょうから今夜はこれでぐっすりお眠り下さい。後のことはまたの機会に考えましょう。」
モモ王女からの連絡が切れるとケニッツェル国王は側近にこの事を公表するように伝える。翌日はルクス王国の国民が早速宮廷に集って祝杯を国王に向かってあげていた。ジャミラ王国のカエラ女王にも伝えられるや、やはり国民は喜びの祝杯をあげるのだった。
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モモ王女「ねぇジョセミテ、これでやっとパイソン閣下が長い旅路からお戻りになりますわね!そしたらお祝いしましょう。」
パイソン閣下の妻ジョセミテ「それはどうかしら。あの人の野望は果てしないものですからね。だって私と出会った頃だって2ヶ月もすると急に音沙汰がパッタリと途絶えてしまったり、その翌年から宇宙空間へとリストランテチェーンの展開で丸一年戻っては来なかったのですわ。それでも私はあの人のことを愛し続けました。あの人を信じてね!」
モモ王女「そうかも知れませんわね。しかしあのお方も貴方同様に随分と歳を重ねてしまいましたので、少しばかり気がかりでございまして……」
ジョセミテ「そうかも知れませんね。それでもあの人の決めた道ならば、例えどんな事が起ころうとも私はあの人にお慕いするのみで御座います。今更心配などしても時間の無駄ですわね、フフッ。」
///to be continued!!!☆☆☆〜〜〜




