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万能使いの巻き込まれ異世界冒険記  作者: シャミュナ
第2章 ラタル入国・冒険者活動編
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ユニークスキルについて2

「ファニのユニークスキルってなんなんだ?ユニークスキルと言うからには鑑定を防ぐだけじゃないんだろう」


「儂のユニークスキルは龍王覇気(ドラゴンズオーラ)じゃ。簡単に説明するとオーラを纏っている間はデバフ系統と鑑定系統の能力の無効化、再生力向上、筋力上昇といったところかの」


「なんだそのチート……」


鑑定もそうだがデバフ系統の無効化は結構強いな。自分の能力が相手の能力で下がらないというのは戦闘においてはかなり使えるだろう。支援系の敵をある程度無視することも可能なのだから便利だな

更に再生力向上と筋力上昇、これは単純に回復速度が早くなり攻撃力が上がると言ったところだろう

こいつのユニークスキルは俺の投影よりも強いんじゃないだろうか


「儂のスキルもそうじゃがお主のも相当の物よ、1度その眼で見た動きは今後難なく使うことが出来るのじゃからな。考えようによっては全てに対応出来る術を持つということ、流石はオルティ様の加護を受けし子と言ったところかの」


「もう1個聞くがその加護ってのは何だ?ステータスに万能神の加護というのがあるのは知っている、おそらくそれがファニの言うオルティ様の加護なんだろうと予測は出来る。だがこの万能神の加護の能力や詳細を俺自身が確認することが出来ないのは何故だ?」


「ふむ……お主は万能適正は持っておるな?ならばその能力を調べることは出来たか?」


「それも駄目だ、調べることは出来なかった」


「やはりか。お主が加護の詳細を見れないのはまだスキルが適応してないからじゃな。おそらく条件を満たしてないのだろう」


「適応?」


レベルはSS冒険者を超えるぐらいでも足りないのか?いや、レベルが適応のための条件とは限らないか

思案している間沈黙が場を支配したがタイミング良く料理が運ばれ俺達の前に並べられた


「適応条件については後で話そう、これに関してはめんどいからの。今はこの料理を味わおうぞ」


「それもそうだな」


運ばれた料理は、唐揚げと野菜のスープと白パン。そして赤く透き通った飲み物もあった。品数は少ないが量が多く、推定5人前ぐらいあるのではないかと思ったほどだ


「それじゃあ、いただきます」


「いただきます」


俺とリアの日本式の挨拶にファニが疑問符を浮かべている。この反応をされるのも予想済みだ

とりあえず食事をする際の故郷の挨拶とだけ言い食事を取る

特に食事中は話すこともなく黙々と食べていた。数十分後には全員が食べ終えシオンさんとは別な人、おそらくこの宿屋の店員だろう、が食器を下げた所で先ほどの話を再開した


「適応条件については置いといてファニのステータスを知りたいんだがその龍王覇気を無くせないか?」


「別にステータスを見るのは構わんのだが見きれないと思うがの」


「どういうことだ?」


「まぁやってみれば分かるじゃろう」


ファニの含みのある言葉に少し疑問に思いつつ百聞は一見にしかずとも言うので鑑定を発動する。今度は龍王覇気が無いのでちゃんと発動した

どれどれ……


ファニ・アルバンス

 Lv.???

 HP ???/???

 MP ???/???

 攻撃力 ???

 防御力 ???

 素早さ ???

 器用 300

 スキル 万能適正Lv.MAX 龍王覇気Lv.MAX 全魔法耐性Lv.MAX 全魔法適正Lv.MAX ??? ??? ???

 Aスキル ???

 魔法 全魔法

 称号 万能神の御使い 万能神の加護 龍王


???が多すぎるな、しかも???と表示されたのが初めてだ

ファニに質問すると、これはレベル差や数値の差がありすぎると起こる現象でいわば計測不能ということらしい


「どれだけ規格外なんだよ……」


「儂だって伊達に長生きしてたわけではない、そんじょそこらの小僧なぞに追い抜かれる程弱くはないぞ?」


「ご主人様も私からしたら充分規格外ですよ」


「リア、俺をこんな化け物と一緒にしないでくれ」


「おいお主よ、さりげなく儂を貶すのはやめんか」


本当の事だろうと突っ込みたくなるのを抑える

今回の話はなかなか収穫だったな。ユニークスキルのことや、自分のスキルについても知れた

後聞きたいのはファニの目的だろうか


「言ったであろう、儂はお主の手助けをしに来たのじゃよ」


「そうは言っても何の手助けをするつもりだ」


「儂にも分からんよ、ただオルティ様は意味もないことは言わんのでな。何か考えがあることだけは分かるぞ」


本人が分かってないとなるとこれ以上聞き出すのは無理そうだな

別にファニがいようがいまいが大した問題にはならないと思う、そう信じたい、ので目的がどうだろうと俺やリアに害が無ければ大丈夫だ


「しばらくファニは俺達の仲間、パーティーに入るってことでいいのか?」


「その解釈で問題ない」


明日の予定にファニのパーティー加入申請をすると心にメモをし、俺達は部屋に戻った


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