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万能使いの巻き込まれ異世界冒険記  作者: シャミュナ
第2章 ラタル入国・冒険者活動編
29/91

ドラゴン種の噂

遅れてしまい申し訳ありません

体調不良が中々治らなくて執筆に集中出来ない…

最近急に寒くなってきたりしているので皆さんも体調不良には気をつけてください



「あの掲示板に貼ってあるゴブリン討伐の依頼を受けたいんだが」


 依頼を受けることにし、やや低めの身長で長い金髪が目立つ受付の人に声をかける。先程冒険者登録してもらった人とは別の人で長い髪に隠れた長い耳が少し見えたためこの人は人間とは種族が違うのだろうと予想出来る


「はい、ゴブリン討伐ですね。承りました、冒険者カードをお預かりしてもいいですか?」


 依頼を受けるのに必要だと説明されリアと共に今日作ったばかりの冒険者カードを預ける

 受付が何か作業をしている間にこっそり鑑定を使う。鑑定は消費するMP量で鑑定出来る情報量が増えるということがこれまでの経験で分かっている。今回知りたいのは些細なことなのでMP消費を控えめにする


 名前 ライラ

 Lv.18

 種族 エルフ

 適正魔法 風魔法


 これが鑑定出来る中で最低限の事である

 この結果から受付が予想通り人間ではなくエルフであることが分かった


「少し質問していいか」


「なんでしょう?」


「ここらへんでは人間以外の種族が居ることは珍しいことでもないのか?」


 ここ最近関わった人物から、リアへの反応からしてそこまで珍しいことではないとは思うが何かしらの印象があるのかだけは知っておきたい、もしかしたらリアが奴隷だから何も思っていないのかもしれないからだ


「そうですね、珍しいわけではないですが多いわけでもありませんね」


 多少見かける程度か、この際この世界にどれくらいの種族がいるのか調べるのも悪くないかもしれない

 心のメモ帳に予定として種族調査を書き込む、冒険していく中でボチボチやっていこう


「それでは依頼の受領手続きが完了しましたので冒険者カードをお返ししますね」


 受付のライラさんから冒険者カードを返してもらい、それを無限収納に仕舞う。リアもカードを服に付いたギミックの無限収納に仕舞っていた。やっぱりこのスキル便利だな、俺の服にも無限収納を付けるのもいいかもしれないな


「お2人とも無限収納をお持ちなんですね、それで剣士とは驚きです」


 そういえばガゼルが無限収納を使えるやつは魔法適性が高いって言ってたな。この世界では魔法適性が高い=魔法使いみたいなものなのだろうか

 それにリアのメイド服のギミックも服の機能とは思われず本人の能力だと思われたようだ、いずれ何かに使えるかもしれないな


「俺たちは元旅人だからな、どうしても魔法だけだと身を守りきれなかったから剣士なんだよ」


「なるほど、確かに魔法使いで旅人では苦労しますよね」


 本当は旅人じゃなく召喚に巻き込まれた異世界人だから旅人の事情は全くもってわからない、心の中でそうなんだと旅人についての知識を付け、表面上ではそうなんですよと頷き受付の話に肯定する


「あ、そういえばゴブリンの巣の周辺でドラゴン種が目撃されてるらしいので気をつけてくださいね」


「ドラゴン種、具体的には分かってないのか?」


「目撃証言から既知のドラゴン種のどれにも該当しなかったんですよ。もしかしたら新種かもしれないと噂が広まってますがここ数百年で新種の魔物など確認されていないのでおそらくガセだと思いますけどね。ワイバーンか何かと間違えたのでしょう」


 新種、ドラゴン、新種は数百年確認されていない

 なんだろうか、何かフラグを感じるな。俺が読んでいた漫画ではそういったものが出てくるが実際に出てくるとなるとかなり危険ではないだろうか

 ドラゴンなんて絶対強いに決まっている、もしもそんな魔物と戦っては下手したら命を落とすかもしれない

 ゴブリン討伐を選んだのは失敗だったかもしれない

 しかしどうしてドラゴン種が確認されて依頼ランクがEなんだ?


「なぜドラゴン種が確認されてるのに依頼ランクがこんなにも低いのですか?」


 どうやらリアも同じことに疑問を抱いたらしく俺より先にその事について質問をした。ライラさんの話ではドラゴン種はゴブリンの巣が確認された森には餌とする魔物がおらず、姿が確認されてもドラゴン種と遭遇する可能性は低いと本部が判断したらしい

 ギルドには本部と支部があるらしく、ここのギルドはラタルのヤツフサ領にあるのでヤツフサ支部というみたいだ

 依頼の中でイレギュラーがあった場合本部に通達し、指示により依頼のランクの書き換えなどの修正を行うらしい

 ではギルド本部がどこにあるのか、それはこの国ラタルである

 ラタルの中心部にはラタル領があり、そこにギルド本部があり、この国を治める王アラン・フリュー・リラタールの王家もいるようだ。


「王族か、やっぱこの世界にもそういうのはあるんだな」


「……王族なんて」


「ん?何か言ったかリア」


「いえ、何でもないです」


 なんだろう、一瞬だがリアの表情が険しくなったような気がしたんだが……

 本人が何でもないと言うならそうなのかもしれないのだし今は気にしないでおこう


「それじゃゴブリン退治に行きますか」


「はい」


 リアの返事を聞き、俺はギルドを後にした


11/6 サブタイトル変更

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