↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万能使いの巻き込まれ異世界冒険記  作者: シャミュナ
第2章 ラタル入国・冒険者活動編
28/91

依頼の選別





「リアの方も終わったのか、リアが勝ったのに俺は負けたのが情けないな」


「何言ってやがる、SSとA級の相手を比較するのがそもそもおかしいんだよ」


 アルフレッドとの戦闘を終えたあと、もう一つの模擬戦の審判をしていたマリーとディールに合流してその戦闘を観戦していた

 試合はリアの勝ちという結果で終わった。正直リアにここまでの戦闘力があることに驚いた、試しに鑑定を使用してみる


 リア・スプラウド

 Lv.41

 HP 3440/9420

 MP 1410/3180

 攻撃力 4770+

 防御力 3250+

 素早さ 240+

 器用 142+

 スキル 器用補正Lv.MAX 身体機能向上Lv.2

 Aスキル 隠密Lv.8 知覚加速Lv.7 感覚封印Lv.MAX 回復魔法Lv.4 瞬動Lv.3 双剣技Lv.3

 称号 獣人奴隷 異世界人の奴隷


 レベルが10も違うのに素早さは俺と同等か、やはり獣だからだろうか?

 リアがこちらの視線に気づき会釈をしてくる。耳がピコピコ揺れており尻尾も左右にパタパタと揺れている、可愛いなもふもふしたい

 おっといかんいかん、ここは仲間として労いの言葉を掛けねばならない所だ


「おつかれリア、A級冒険者に勝つなんて凄いな」


「いえ、SS級と渡り合えてるご主人様のほうが凄いと思いますよ」


 そんなものなんだろうか、渡り合えたとしても結果が負けでは示しがつかない気もするんだが……

 結果が全てでは無く過程が大事ということだろうか、ここは良い世界だなぁ……


「ご主人様?」


「あっ、ごめんごめんボッーとしてた。それでデューク、俺たちの実力はどうだ、信用に足るものだったか?」


 俺の問に対して少しばかり思案するデュークの返答を待つ。しかし認められようが認められまいが俺にはそこまで不利益もない、だが情報網はあるに越したことはないから合格点は貰いたいものだ


「そうだな、文句無しの合格だ。片やSS級と互角の戦いを繰り広げ、片やA級を負かした人物をどう判断したら不合格に出来るのかを逆に聞きたいぐらいだ」


「いやぁ、勉強になりましたよ。私に勝つような人物が身近にいるなんて……少しばかり慢心していたようです」


 アレックスが横からデュークの答えに賛同する、模擬戦を観戦していた銀狼の面子もコクコクと頷いている


「そいつは良かった。それで俺たちはもう行っていいのか?」


 もともと今日は何かしら依頼を受けようと思っていたのだが予想以上に道草を食ってしまった、願わくはここで終わりだと嬉しいのだが……


「あぁ、いいぞ。すまんな時間を取らせて」


「それじゃあ俺たちは依頼を受けに行ってくるよ、何か要件があればフツフツ亭に頼む」


「了解だ、それでは俺たちも失礼しよう」


 デュークとアルフレッド、マリーさんの3人が転送で目の前から消え去った。転送って傍から見るとこんなふうに見えるのか、突然消えるから意外に驚くものだな


「さて、それじゃあ行こうか。ってどこから出ればいいんだ?」


「それなら私達が案内しますよ」


 訓練場からの出方が分からず困ってるところにアレックスからの助け舟が来た。ありがたく好意に甘えさせてもらおう

 そういうわけで俺たちは銀狼のメンバーに連れられ、ギルド1階カウンター前まで来ることが出来た


「それじゃ、俺たちはここで適当に依頼を探すから。いろいろとありがとな、助かったよ」


「いえいえ、これくらい大したことないですよ。それでは私達もこれで」


 銀狼のメンバーはギルドから出ていき、その姿を見送った後依頼が貼ってある掲示板に向かった

 いろんな依頼がある中どれがいいかを選別する


(ふむふむ……薬草が切れたので取ってください、これは報酬が労力と釣り合わなさそうだからパスだな。迷子のペットを探してください、ここらへんの土地勘が無いから無理だ。リトルワイバーンの討伐、言うまでもなく却下、というかなんでEランクにこんな依頼あるんだよ……。なかなか良さげなのが無いな)


 リアの意見も聞いてみよう、そう思い後ろに居るリアの方を向くとある事に気がついた


「結構メイド服がボロボロだな、今更だが槍を受けた傷は大丈夫なのか?」


「はい、既に自分で治療済みですので。しかし申し訳ありません、ご主人様から頂いた服をボロボロにしてしまって……」


「気にするな、服はいつでも材料があれば作れるさ。それよりもリアが怪我してなくて良かった。あっ、少し動かないで」


 リアの着ているメイド服の傷をスキルの物質操作と空間操作を使用して直していく。このスキルは服を作るための材料の魔物の素材を加工するために使っていたのだが、空間操作と組み合わせればこうして物の修繕にも使えるのだ

 所々にある服の切り傷には物質操作で離れた生地を接合をし、槍跡は空間操作で空いた穴を塞ぎ物質操作で接合して修復作業を終えた


「これで良しっと、着心地に問題は無いか?」


「全くありません、ありがとうございます」


 リアの服も直したことだし本題に入るとしよう。リアにどの依頼を受けるべきかの質問をし意見を聞く


「そうですね、夕方までの残り時間とご主人様の状態も考えてみると……これなんてどうでしょうか」


 リアが指す依頼書を見てみる


 ゴブリン討伐 依頼ランクE

 東門から南東にある森にてゴブリンの巣を発見。約30匹のゴブリンを確認した。これを出来るだけ討伐して欲しい。最低15匹の討伐で依頼達成とする

 報酬 銀貨3枚+討伐した数によって上乗せあり

 討伐確認部位 耳


 ゴブリンの討伐か、これならレベルの高い俺ならすぐに終わらせそうだ。ゴブリンはどこの世界でも弱小モンスターとして扱われる、ここも例外ではないだろう、たぶん

 報酬も3千円確定の更に上乗せもあるからまあまあな依頼である

 早速受けるため受付に行き、受注の手続きをしてもらった



12/15 リアのステータスのスキルに双剣技を追加しました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。