魔物大量発生攻略戦3
遅れてしまって申し訳ございません
お待たせいたしました
突然だが俺のステータスを見て欲しい
加賀美 圭太
Lv.57
HP 16990/17540
MP 1370/3960
攻撃力 6450+
防御力 5440+
素早さ 280
器用 220
スキル 万能適正Lv.6 言語自動翻訳Lv.5 投影トレースLv.5 全魔法耐性Lv.MAX 物理攻撃軽減Lv.MAX 魔法攻撃軽減Lv.MAX
Aスキル 鷹の目Lv.7 気配遮断Lv.6 忍び足Lv.8 不意打ちLv.4 気配察知Lv.MAX 小型地図Lv.5 無限収納Lv.6 成長促進Lv.5 成長率増加Lv.5 双剣技Lv.MAX 鑑定Lv.7 調合Lv.2 無詠唱Lv.4 縮地Lv.5 見切りLv.8 必殺Lv.5 挑戦者Lv.MAX 瞬動Lv.7 切り払いLv.MAX 認識阻害Lv.3 身代わりLv.2
魔法 氷魔法 風魔法
称号 巻き込まれし者 万能神の加護 魔物狩り 挑戦者
見てわかる通り、魔物との戦闘でここまでデタラメになってしまった
何故、数百程度の魔物でここまで成長したのかという疑問は成長促進と成長率増加のおかげということで解消した
しかし随分とスキルが増えたものだと思う、説明を見なくても今はある程度の使い方など分かるから困らないが二度起きて欲しくはないな
「とりあえず俺は問題ないからゴーレムを任せたいんだが」
「だから1人でボーンドラゴンは無理だ!それこそあいつのレベルより上じゃないと無謀にも程がある」
「それなら大丈夫だな、この戦闘中に既にレベルは上がっている」
ポカーン
まさにその通りの顔をするアルフレッドに笑いそうになってしまった。SSランク冒険者なだけあって復帰も早かった、SSランクがどれくらい凄いのかは分からないが
「さ、参考までに聞くがレベルはいくつなんだ?」
「Lv.57だ」
またもや驚愕の表情を浮かべられる、こいつよく驚くな
ちなみにアルフレッドの事は鑑定済でありレベルがどれくらいなのかも把握している
アルフレッド・リリマイア
Lv.51
HP 3110/4570
MP 980/1490
攻撃力 3440+
防御力 2820+
素早さ 170+
器用 140
スキル 大剣適正Lv.MAX 火属性適正Lv.MAX 火属性耐性Lv.MAX
Aスキル 必殺Lv.MAX 瞬動Lv.MAX 大剣技Lv.MAX 体術Lv.MAX 自己強化Lv.MAX
魔法 火魔法
称号 SSランク冒険者 英雄
正直最初見た時はチートじゃないかと思った。だってAスキルの数はそんなだけど全部がレベルMAXってやばいだろ……
中途半端な物がないという事は安定した強みがあると言ってもいい、SSランク冒険者と言われても不思議じゃないな
さっきも言った通りどれくらい凄いのかは分からないけど……。だが高いというのは予想出来る
「アルフレッドも同じくらいだろ?それでゴーレムを相手に出来るなら大丈夫だって、心配すんな」
「分かった、どのみちあいつとは戦うんだ。なら少しでも被害が少ない方を選ぶ」
大剣を肩に担ぎ呪文を唱える
周りから火の粉のようなものがアルフレッドの周りを舞う
「炎の種よ、触れるものすべてを燃やし尽くせ。インパクトフレア!!」
俺の前に火の粉が一気に押し寄せ魔物を焼き尽くしていく。魔物を殺した火はすぐに燃え尽き、気づけばボーンドラゴンとの間に道が出来ていた
「お膳立てはした、しくじるなよケータ!」
「おうよ!」
勢いよく返事をし、開けた道を駆ける。だが魔物にも反応の早いのもいたようですぐに道を塞ごうとするのも現れた。それを氷の双剣で斬り、足で蹴りとばし道を開けていく
道を塞いだ魔物も少なかったようですぐにボーンドラゴンの前に到着した
ボーンドラゴンは目の前に現れた俺を視認すると吠えた
ギュアァァァァァァァァ!!
ボーンドラゴンは名前通り骨のドラゴンで、見た目だけではひ弱そうに見えるが仮にもドラゴンと名がつく魔物だ。アルフレッドの反応もあるため油断はしない
しかしだ、レベルも上がりステータスも上昇した今なら、少しは実験してもいいだろうか
とりあえず手始めに氷魔法を50%の出力で放ってみる。旅の途中何度も練習したので魔法の扱いも上手くなっている、こうして出力を調整するのもお手のものだ
ピシィッッッ、パキィィィィン!!
アルフレッド、リア以外の全てが凍りついた。更に凍りついた魔物は音を立てて砕け散った
あれ、おかしいな。ボーンドラゴンだけを凍り付かせるつもりが周囲の魔物すら巻き込んでしまったようだ
「お、お前……、今のは?」
「ケータ様、今のは魔法……ですか?」
「アルフレッドとリアは巻き込まれなかったのか、良かった。ちょっとした実験で氷魔法を放ってみたらご覧の有様だ、なんでだろうな」
「それはこっちが聞きたいわっ!!」
バチコーン
と頭を叩かれてしまった。なかなか痛い
ヒリヒリした頭を手で抑えながら手に持っていた双剣を収納する
「とりあえずここらへんに敵の気配はないみたいだ。アルフレッド、これからどうする?」
「そうだな……俺は後方に待機している仲間達のとこに向かいたい、いいか?」
やはり合流になるか。予想はしていたがあまり目立ちたくない気持ちがある。SSランク冒険者と一緒に行動していたら嫌でも目立つだろう。個人的にそれはお断りしたいところだ
「あー、悪いが俺は別行動させてもらう」
「なぜだ?ここで別行動するよりかは一緒にいたほうが……ってケータにそんなことは関係ないか」
あれ、意外にも別行動許可されてしまった。こちらとしてもありがたいが拍子抜けだ
「ケータ様の先ほどの力を見れば普通の反応だと思いますよ」
リアの言葉に頷くアルフレッド、会ったばかりの癖に仲いいなこいつら
そこで何かを思い出したのかアルフレッドが質問をしてくる
「あ、ケータは今後ラタルに来ることはあるか?」
「まだ魔物も少し残っているからそれを片付けたら行くかな」
「そうかそうか、なら冒険者ギルドに寄ってくれるか?受付に俺の名前を出してくれ」
俺の返答に満足そうに頷いた後に用件を言ってきた。正直どういう意図があるのか分からない、だが悪い予感もしないため了承する
「それじゃあそろそろ行くわ」
アルフレッドは大剣を背中の鞘に収め、森の出口へと消えていった
姿が見えなくなった所で隣にいるリアから話かけられる
「ケータ様に頼みたいことがあります、私のご主人様になってくれませんか?私は主人に捨てられた身です。このままだと首輪の機能が起動してしまいます」
「首輪の機能?」
「はい、この首輪は主人の登録がないままだと脱走したと認識され首が飛んじゃうんです」
逃亡の防止策なのか、だが主人の登録が無ければとあるがそれが出来ない状況だとどうなるんだろうか。そういった事もあると思うのだが……
「とりあえず事情は分かった、だが俺でいいのか?」
「はい、出来るならケータ様がいいです」
頬を紅く染め、上目遣いで見られる。なにこの猫可愛い
おっと一瞬意識が飛んでしまった。リア恐ろしい娘だな
「分かった、だけどどうすればいいんだ?」
「首輪に手を触れて魔力を流してください。前の主人の登録は破棄されていますのでそれだけで登録されます」
言われるがままリアの首輪に手を触れる。そのまま魔力を流し込む。あれ、急にだるさが……
MPの残量を確認してみると6割ほど消費していた、使いすぎではないだろうか
「ありがとうございます、これでケータ様は私のご主人様ですね」
やけに嬉しそうな顔をするリア。そんなに俺の奴隷になりたかったのだろうか
いやいや流石にそれは自意識過剰だな、そんなことは断じてありえないだろう。自分で言ってて悲しくなるが……
「それじゃ、魔物の残党を片付けにいこうか」
「はい、ご主人様」
主人と奴隷という新たな関係を築いた俺達は魔物狩りへと再び歩き出した




