↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移したけど、低スキルでもやっていけますか?(弓道経験は有ります)  作者: sooomen


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
7/78

第7話:氷の落ちこぼれヒロイン

ギルドの隅でクエスト掲示板を眺めていると、騒がしい声が響いた。

「おいおいシルフ! お前、またソロで討伐クエスト失敗したんだって?」


「いい加減諦めろよ! 氷魔法のくせに『発射速度が遅い』なんて、魔法使い失格だぜ!」

ガラの悪い大柄な男たちが、一人の少女を囲んで嘲笑っていた。


透きとおるような銀髪に、綺麗な青い瞳。

彼女の名はシルフ。

手には精巧な杖を握っているが、その表情は悔しさと恐怖で震えていた。

「く……っ! 私の魔法は……遅くなんて……!」


「遅ぇんだよ! 氷を形成して打ち出すまでに数秒もかかってたら、モンスターに近づかれて終わりだろうが! 無能が!」

男がシルフの肩を力任せに突く。


彼女は尻餅をつき、握っていた杖がガラガラと床を転がった。

周りの冒険者たちも、誰一人助けようとせず冷笑している。


(発射速度が遅い氷魔法……か)

僕は転がってきたシルフの杖を拾い上げ、彼女の前にしゃがみ込んだ。


「大丈夫か?」


「あ……ごめんなさい……ありがとうございます……」

シルフは青い目をうるませながら、申し訳なさそうに頭を下げた。


「おい新入り! お前みたいな『種火』の無能が、同じ無能を庇う気か?」


絡んできた男——Cランク冒険者のバルドが、僕を睨みつけながら胸ぐらに手を伸ばしてきた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。