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第14話:極超音速の『穿ち・相克』
「見せてやるよ。お前たちがバカにした『物理』と『工夫』の頂点を」
打起こし、引分け。
世界から音が消える。
僕の全神経が、魔神の胸の奥深く——核が存在する一点へと集中する。
会。
(回転運動による推進。熱膨張による空気抵抗ゼロ。そして——相反する二属性が衝突した瞬間に生じる、質量兵器並みの崩壊エネルギー)
「——離れ!」
――――――――ズガガガガガアンッ!!!!
音速などという次元ではない。
放たれた矢は、衝撃波によって後方の城壁を粉砕しながら、ドリル状の光柱となって飛翔した。
「な……ッ!?」
ダディスや佐藤が目を見開く。
魔神の超高熱結界に触れた瞬間、シルフの氷が蒸発しかける——だが、超高速回転する炎のブースターがそれを包み込み、逆に熱エネルギーを推進力へ変換。
結界を紙のように切り裂き、矢は魔神の胸部中央へと深々と突き刺さった。
そして——直後。
内部へ侵入した『絶対零度』と『種火の熱エネルギー』が、魔神の核の内部で激突。
超大規模な熱衝撃爆破を引き起こした。
―――――ドッ!!!!




