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■2026年5月3日

「夢を成し遂げるのに情熱なんて二の次さ。大切なのは的確な努力の仕方、そのためにちゃんと実績ある人からコーチングを受ける。そしてその努力を継続するため、毎日の規則正しい生活と食事、適度な運動。全ては戦略を組み立てて動かないと」

「と自己節制を続けられる情熱が凄いよ、お前は」


お題・セカンド情熱家



■2026年5月3日

宝具、雷の杖。強力な雷を落とす力を持つ。だが使えるのは一度だけ。


それを私は焦って、魔王ではなく明後日の方向へ使ってしまった。魔王を倒せたのは奇跡だ。だが


「あの時、雷が当たればな」

「一度きりなのに」

後から仲間たちに何度もネチネチ嫌味を言われる。雷を落とすなら一度にしてくれ。


お題・雷の杖



■2026年5月3日

私は読書家に憧れている。だけど私は本を床に置かないタイプ。そこで部屋一面の大きな本棚を作った。これでいくらでも本を積めるな。


問題は本棚を作る工事代がかさんで、本を買うお金がないことなのだけど。とりあえず棚を作る時、参考にしたリフォームに関する本を置いとくか。


お題・本を積む



■2026年5月3日

私は彼を愛してる。彼の全てが知りたい。そこでコッソリ彼の部屋に盗聴器を仕掛けた。大丈夫よ、だって私たち愛し合っているのだから。


さて今夜も彼を盗聴しなきゃ。ふふふ、聞こえる聞こえる。彼ったら、私の部屋に仕掛けた盗聴器を聞いてるのね。


お題・盗聴器



■2026年5月4日

財布を拾った。ずっしり重い。


心の中で悪魔が囁く「違法だけど盗んじゃえ」


天使も囁く「合法的に交番へ届けましょう」


「ちょうど持ち主がいたから返したよ」

「けど一割は貰ったんだろ」

「中がチラッと見えたんだ。脱法っぽい白い粉がぎっしりと。あんなの貰えるかよ」


お題・脱法財布



■2026年5月4日

新しく見つかったダンジョンに落とし穴の罠がある。そこで幾人ものパーティーが帰らぬ人となっているそうだ。おいおい、初心者かよ。


だが実際の落とし穴を見て固唾を飲んだ。

「この穴の奥には地下世界が広がっています。ただし二度と帰れません」

と看板に書かれてる。い、行ってみてぇ~。


お題・大穴



■2026年5月4日

通学で乗る環状線の電車。いつも、あのイケメンに会う。早めに出た時も、遅刻の時も彼の姿。なんだか運命を感じるな。


ある日、体調を崩して早退した帰りの電車。そこには、やはり彼がいる。瞬間、悟った。私が彼と出会うのは必然。


こいつ、朝から晩まで環状線に乗ってるだけの暇人だ!?


お題・環状線の彼



■2026年5月4日

部活の練習をしてると、その様子を見て先輩が笑う。

「それで練習のつもりか。前と上達してないじゃないか。最初から練習なんてしなけりゃ良いのに」

「なるほど、先輩は合理的ですね」

そうだろう、そうだろうと得意げな先輩が練習するのを見たことはない。きっと人が上達したかも分からないだろう。


お題・上達したつもり



■2026年5月5日

釣りをしても、ずっと坊主。隣にいる藩の釣り指南役殿は大漁なのに。

「指南役の家には秘伝の竿があるという。そのおかげですかな?」

「秘密ござるよ」


なんで我が家の竿をこの芋侍が使ってるんだ。しかもその竿を使って坊主だとか。我が家の面子が潰れる。


竿のことは絶対、秘密にしておかないと。


お題・秘蔵の釣り



■2026年5月5日

井戸の中は水なら豊富だが、餌はたまに落ちてくる虫くらい。そこへ人が外来種の生き物を捨てた。途端に起こる生存競争はまさに蠱毒。結果として、あらゆる環境を破壊する超生物が誕生した。


そんな井戸の中の様子を見て、他の生き物たちは怯える。

「井の中の蛙が外の大海を知らなくて良かった」


お題・井の中の蛙

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