表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
308/312

3071~3080

■2026年4月28日

「イヤー!」

ボーン!


怪物に襲われた瞬間、私の超能力が覚醒した。怪物の頭は爆散する。


そんな私に人が会いに来た。

「超能力が覚醒した者は例外なく『組織』に入り、怪物と戦う運命です」

「私、戦いなんてできません」

「ならば無理やり連行するまで」

「イヤー!」


お題・イヤボーン



■2026年4月28日

大学のオタクサークルに入ってきた新入生はどう見てもサークルクラッシャー。媚びるような口調に、姫といった感じにフリフリのファッション。


「サークラなんて酷いですぅ。頼りにしてるのは、君だけなんだから」

「それ何人に同じこと言った?」

「十人目」

このサークル、もう駄目だ。


お題・サークルクラッシャー



■2026年4月29日

社員旅行で連れて来られたのはドリル観光。ドリルを製作する工場から、ドリルの歴史を扱ったミュージアム。ドリルグルメまで。


最初はこんな場所と落胆していたが、見ていると案外面白い。気づくと皆、夢中になっていた。


ただ見所が多過ぎる。ドリルを見て、回るのが忙しい。


お題・ドリル観光



■2026年4月29日

この小学校にある七不思議。真夜中に廊下の大鏡を覗くと、将来の姿が見えるという。


だが子供たちの間でさらに妙な噂が流れ出した。今は鏡を見ても何も映らないというのだ。


真夜中、見回りをしていた用務員はやはり鏡が真っ黒で何も映らないのを確認する。

「ここも少子化で来年には閉校だからな」


お題・将来の映る鏡



■2026年4月29日

俺はテンプレな物語なんて書かないぜ。


例えば、故郷を焼かれての旅立ち。敵か味方か正体不明。ピンチに助けてくれる、かつての敵。知恵を振り絞っての勝利。秘められた恋心。大見得を切ってやられるボス。


そんなのは使わない。どうだ、オリジナリティあるだろう。

「起伏がなくてつまらない」


お題・アンチ・テンプレート



■2026年4月29日

nさんの会社経営が思わしくないと噂で聞いた。彼には僕が困った時に助けてくれた恩がある。融資を持ちかけて、nさんの会社は立ち直った。


その話を聞いて、mの奴がうちに来た。

「実はうちの会社も困ってて」

「お前を何度助けたと思ってる」

「困った時に助けた恩がお前にあるから、また助けてくれ」


お題・恩義



■2026年4月30日

「柵」は「しがらみ」とも「さく」とも読む。叔父からたかられる。

「猪除けの金網、少し分けてくれよ。畑の柵にせるから」

しがらみもある、仕方ない。買ったけど、少し余ったのをあげる。


だが実は色んな人からもらった金網を回収業者に売っていると判明。いま叔父は親族一同に囲まれている。


お題・消極的柵



■2026年4月30日

独裁者は語る。我が国では言論統制なんてやってませんよ。証拠にほら、言論統制を禁止する法律も作ってあるんです。


先日も私、ちょっと愚民どもから税金を搾り取ろうと発言したら反発されましてね。


こともあろうに取り消せなどと私を言論統制してくるので、片端から収容所に叩き込みましたよ。


お題・言論統制禁止法案



■2026年4月30日

私は沢山の夢を諦めてきた。なので親になり、子供に夢を託すことにした。しかし我が子は優秀だったらしい。ピアノをやらせたらコンクール優勝。成績優秀でスポーツ万能。いともたやすくやってみせる。まるで私の出来が悪かったと馬鹿にされてる気分だ。だから最後は、こんな親にならないよう夢を託す。


お題・子に託す夢



■2026年4月30日

夜空から星明かりがなくなった。見上げれば一面の闇。月光すらもない。人々はいっそう、夜を恐れるようになった。


それも暫しの我慢。朝が来れば日が昇る。しかし、学者は気づいた。


日光とはつまり、近くにある星明かり。なのになぜ、太陽だけが輝いているのか。得体が知れず、日光も恐くなった。


お題・闇を恐れよ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ