表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
突然ですが、娘ができました。2  作者: ほととぎす
第1章の1 中学3年生編 (ストーカー疑惑)
7/64

動揺する道兼君

美沙ちゃんに突然告られた道兼君は・・・

  【道兼】


 呼ばれた喫茶店に入ると、そこには女子3人、男子2人の5人がおり、女子生徒は席を立って帰ろうとするところだった。


なんとその女子3人は例の美少女3人だ。


 僕はちょっと状況がつかめずに、『帰ろうとしたみたいだけど』と暗に引き止めないよう促したのだが、向井君のほうが彼女たちを引き留め、一緒に話を聞くことになった。


 向井君の話では、友達がストーカーのような被害にあっており心配で、できればその相手を突き止めてやめさせたい、という事の様だった。しかし、そう言う事なら警察へ届けたらどうかと勧めたのだが、どうも大ごとにはしたくないようで困ってしまう。


 僕は男なので特に心配されているわけではないけど、それでも日々取り上げられるニュースを見るたび、両親に注意を促されてきた。『ストーカー被害にあわない』ためには、初期の対応をしっかりする必要があるのだと。


 しょうがなく事情を聴くと、どうも校内の可能性よりも一般人の可能性のほうが高く感じてしまい、そう告げる。


 それであれこれと話をするうちに、なぜかとんでもない申し出を受けることになってしまった。


「安藤、アタシと付き合ってくれ。」


おそらく、この場のノリで軽く言っただけなのだろう。

それでも、こういうことに耐性のない僕はたいそうドキドキしてしまう。


たぶん、この学校にはそう長くはいないと思う。

(父の異動にちょっとだけ思うところがあるからだ。)


そして、たびたび引っ越しを繰り返してきた自分にこれまで女子と付き合ったためしはない。


ここで少し話した感じだと、彼女(長瀬さん)はとてもさっぱりとした性格の様で、容姿はとても美しい。ここにいる3人ともとても整った容姿をしているのだが、凛としたたたずまいが際立っている。


今、この軽いノリにYes、と言えば相手もこのノリのまま付き合うことを選択せざるをえないはずだが、・・・とこういう打算的なことを考える自分がイヤになってしまう。


「僕でいいならよろしくお願いします。」


それでも、結局僕はこの子の魅力に負けてそう言ってしまった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ