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退バン! やめたい四人と、まだ好きな音  作者: 井芹蒼


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10/15

第10話 空のクリアファイル

 透明なクリアファイルは、鞄の中に入っていない。


 それなのに週明けの朝、葵は何度も鞄の底を見た。


 教科書。ノート。筆箱。水筒。折りたたんだプリント。いつもと同じものしか入っていない。金曜日までそこにあった四枚の紙は、もうない。紙を挟んでいたクリアファイルも、部室の机の端に置いてきた。


 だから軽いはずだった。


 軽いのに、鞄の持ち手が指に食い込む。


 登校して、本校舎の入口をくぐって、廊下に出ても、学校は何も変わっていなかった。


 週明けの校舎は、少しだけ眠そうで、少しだけ騒がしい。誰かが小テストの範囲を聞いている。誰かが週末の動画の話をしている。職員室からは印刷機の音がして、廊下の先では先生が提出物の束を抱えて歩いている。


 葵は、その全部を見ながら、先生の机の上を思い出していた。


 退部届は、そこにある。


 自分たちの手元にはない。


 でも、消えたわけではない。


 預けた、という言葉は不思議だった。出したのに、出し切れていない。戻ってきていないのに、終わってもいない。鍵をかけた箱を誰かに渡したみたいに、軽くなった場所だけが自分の中に残っている。


 廊下の掲示板の前で、葵は足を止めた。


 先週まで貼られていなかった紙が、一枚増えている。


 軽音楽部 校内ミニライブ 出演確認


 太い字ではなかった。大げさな飾りもない。文化祭のポスターみたいに色がついているわけでもない。白い紙に、日時と場所と、参加する部員は顧問まで確認すること、という短い文が並んでいる。


 それだけだった。


 それだけなのに、葵は息を止めていた。


 金曜日、真柴先生が言った一週間が、掲示板の紙になっている。


 先生の声の中にあった条件が、学校の廊下に貼られている。誰でも見られるところにある。隣を通った一年生が、何気なくその紙を見て、「ミニライブあるんだ」と言って通り過ぎた。


 その声で、胸の奥が少しだけ縮んだ。


 あるんだ。


 ある、という言い方をされると、逃げ道が減る。


「葵」


 斜め前から、千夏の声がした。


 教室に入る前だった。千夏は片手にノートを抱えて、もう片方の手で掲示板を指さしている。指先はいつものように軽く動いたけれど、言葉はすぐには出てこなかった。


「貼られてる」


「うん」


「貼られてるね」


「うん」


 二回言ってから、千夏は自分で少し笑った。


「実況が下手」


「わたしも、うんしか言ってない」


「じゃあ二人で下手」


 そう言ってから、千夏は掲示の紙をもう一度見た。


 笑いは、そこで小さくなった。


「ほんとに、あるんだね」


 葵はうなずいた。


 うなずけたことに、自分で少し驚いた。


 ある。


 紙も、期限も、音を鳴らす場所も。


 教室に入ると、窓側の一番左の列、いちばん後ろの席に自分の机があった。そこに座ると、教室全体が少し斜めに見える。黒板。窓。廊下側の扉。前の方の席で、千夏が鞄を机に掛けている。


 千夏の席は、葵の右斜め前だ。


 近い。


 でも、授業中に話せる距離ではない。


 その距離が、今日は少しありがたかった。近すぎたら、何か言わなければいけない気がした。遠すぎたら、何も言えないまま一日が終わってしまう気がした。


 朝のホームルームが始まっても、葵は何度か掲示板の方を思い出した。


 先生が連絡事項を言う。プリントが配られる。週末の課題を忘れた誰かが小さく声を上げる。日直が黒板の端に日付を書く。


 普通だった。


 普通の中に、金曜日の職員室と部室が折りたたまれている。


 退部届を出した人間でも、英単語の小テストはある。退部届を預けたままでも、昼休みに購買のパンは売り切れる。音がばらばらのままでも、チャイムは鳴る。


 学校は、何も待ってくれない。


 待ってくれないから、一週間は本当に減っていく。


 放課後、葵と千夏は教室を出た。


 廊下に出る直前、千夏が少しだけ振り返る。掲示板はこの教室からは見えない。見えないのに、そこに紙が貼られていることだけは、さっきよりはっきりしていた。


「梨花たち、もう来てるかな」


「本校舎の入口で待つって」


「瀬奈が言ってた?」


「朝、短く」


 千夏は「短く」と同じ短さでうなずいた。


 梨花と瀬奈は別の教室にいる。教室が違うと、同じ学校にいても、一日の中で見えている空気が少し違う。葵には、今日の梨花がどんな顔で授業を受けたのか、瀬奈がどんなふうにノートを取ったのか、わからない。


 わからないまま、本校舎の入口で合流した。


 梨花は、練習ノートを胸の前に抱えていた。


 透明なクリアファイルは持っていない。


 それだけで、葵は少しだけほっとした。ほっとしたことが、少し嫌だった。


 瀬奈は鞄の肩紐を直しながら、三人の顔を順に見た。


「掲示、見た?」


「見た」


 千夏が答えた。


「白かった」


 梨花が少しだけ眉を動かす。


「感想、そこ?」


「だって、もっと赤とか黄色とかで来ると思ってた」


「学校の掲示に何を期待してるの」


「危険物感」


「危険物ではあるけど」


 瀬奈が静かに言った。


 そこで、四人とも黙った。


 危険物。


 冗談みたいな言い方なのに、全然冗談にならなかった。


 梨花が練習ノートを開く。表紙の端が少し丸まっていた。何度も持ち歩いた跡だった。


「一週間で、新しい曲は無理」


 最初に言ったのは梨花だった。


 責める声ではない。決めつける声でもない。ただ、嘘を置かないための声だった。


「うん」


 瀬奈がうなずく。


「完成度を上げるのも、たぶん無理。いつも通りに戻すのも無理」


「全部無理から始まる」


 千夏が言った。


 いつもの軽さに似ていた。


 でも、すぐに言い直した。


「ごめん。茶化すところじゃなかった」


「茶化したっていうより、事実」


 瀬奈が言う。


 梨花は、練習ノートのページを押さえた。


 いつもなら、ここから先も梨花が線を引いた。今日はここ。今日はこの入り方。今日はここだけ合わせる。そう言うのは、だいたい梨花だった。


 でも今日は、そこまで言う前に指が止まった。


 梨花が決めると、終わるための段取りに聞こえてしまう。梨花が決めないと、何も始まらない。


 瀬奈は、その止まった指を見ていた。


「全部は無理。だから、全部じゃないところを決める」


 葵は、その言い方を聞いて瀬奈を見た。


 全部じゃないところ。


 何かをあきらめるための言葉にも聞こえる。何かを残すための言葉にも聞こえる。


「校内ミニライブでやるなら」


 梨花が言いかけて、少し息を止めた。


 瀬奈が、その先だけを短く拾った。


「曲は、今まで一番合わせてきたやつ。タイトルとか、紹介とか、そういうのはあとでいい。まず、どこを聞かせるか決める」


「聞かせる」


 梨花が繰り返した。


 その声に、少しだけ引っかかりがあった。


「最後にするために鳴らすんじゃないの」


 言ってから、梨花はすぐに視線を落とした。


 自分で自分の言葉を嫌がったみたいだった。


 瀬奈は、すぐには答えなかった。


 入口の外では、運動部の掛け声が遠くで弾んでいる。誰かが階段を下りていく音がする。本校舎のガラス扉が閉まる音が、乾いて響いた。


「最後にするなら」瀬奈が言った。「ちゃんと聞こえた方がいい」


 梨花は顔を上げた。


「聞こえたら、終われなくなるかもしれない」


「かもしれない」


 瀬奈は否定しなかった。


 その否定しなさが、葵には少し怖かった。


 でも、楽でもあった。


 誰かが簡単に、大丈夫、と言わないこと。続けよう、とも、やめよう、とも言わないこと。今の四人には、そういう空白が必要なのかもしれない。


 千夏が、抱えていたスティックケースを少し持ち直した。


「じゃあ、一個だけ」


「一個?」


「一小節でも、一拍でも、いいから。終わるためでも聞くためでも、どっちでも嘘にならないところ」


 千夏はそこで、少しだけ照れたように口を結んだ。


「今の、わたしにしては真面目すぎ?」


「ううん」


 葵は言った。


「助かった」


 千夏が目を丸くした。


「助かった?」


「うん」


 自分でも変な返事だと思った。でも、ほかの言葉がすぐに出てこなかった。


 一曲全部ではない。


 終わるか続くかを今ここで決めるのでもない。


 一小節でも、一拍でもいい。


 それなら、息ができる気がした。


 四人は本校舎を出て、別館へ向かった。


 道はいつもと同じだった。放課後の風。中庭のざわめき。遠くの楽器の音。週明けで少しだけ固い足取り。


 同じなのに、途中で何度も、自分たちはまだこの道を歩いていいのだろうかと思った。


 退部届を出した。


 でも、預けられた。


 預けられたから、歩いている。


 それは許されたみたいでもあったし、猶予をつきつけられたみたいでもあった。


 別館の入口で、四人は外靴を脱いだ。


 室内シューズに足を入れる。


 その動作が、あまりにも身体に残っていて、葵は一瞬だけ困った。


 靴を脱いで、揃えて、室内シューズを履く。


 何度もやってきた。ただの手順。手順になるくらい、ここに来ていた証拠。


 梨花が少し遅れて、靴の向きを直した。


 瀬奈は何も言わずに待った。


 千夏は片足で少しだけ跳ねそうになって、やめた。


「今の、やりかけたでしょ」


 梨花が言った。


「やりかけてない」


「やりかけてた」


「確認ジャンプ」


「何の」


「踵があるかどうか」


 千夏はそう言ってから、室内シューズの踵を軽く指で触った。


「あります」


 梨花が、小さく息を吐いた。


 笑った、まではいかなかった。


 でも、声の角が少しだけ丸くなった。


 部室の扉を開けると、金曜日の匂いがまだ残っている気がした。


 アンプ。古い木の棚。ドラムセットの金属。窓際の埃。雨の前に似た、少し湿った光。


 机の端には、透明なクリアファイルがあった。


 空のまま。


 中身がないから、軽い。


 軽いのに、そこだけ机が沈んで見える。


 梨花が最初にそれを見た。


 すぐに目を逸らさなかった。


 葵も見た。


 退部届は入っていない。先生の机の上にある。


 でも、クリアファイルは空になったことで、むしろ中身を覚えているみたいだった。


「片づける?」


 千夏が聞いた。


 誰に聞いたのかわからない声だった。


 梨花は少し考えて、首を振った。


「今日は、そこに置いとく」


「見えるよ」


 瀬奈が言う。


「うん。見えるところに置いとく」


 その返事で、葵は梨花がクリアファイルから逃げていないことを知った。


 逃げられないから、置く。


 見えているから、鳴らす。


 そういう順番が、今はたぶん必要だった。


 練習ノートを開いて、梨花はページの上に指を置いた。


「いつもの曲。サビ前のところ」


「一番事故るところ」


 千夏が言う。


「そこをやるの?」


「そこしかない」


 梨花の声は、少しだけ硬かった。


「ここが合わないままなら、ミニライブで鳴らす意味がない」


「意味」


 葵は小さく繰り返した。


 鳴らす意味。


 終わるための意味。続けるための意味。誰かに聞かせる意味。自分たちが聞く意味。


 言葉にすると、どれも大きすぎた。


 でも、サビ前の一小節なら、そこに置けるかもしれない。


 千夏がドラムの前に座る。スティックを持って、深く息を吸った。


 瀬奈がベースを構えた。いつもより左手の位置を確かめる時間が長い。


 梨花はギターを持ったまま、ピックを握り直した。


 葵はマイクスタンドの前に立った。


 金曜日に少しだけ直した高さが、まだそのままだった。


 自分の口に、少し近い高さ。


 戻すこともできた。


 ただ戻さなかった。


 梨花が、練習ノートのサビ前に指を置いた。


 いつもなら、そこに赤線を引いて「ここ」と言う。今日は、線を引く前に指だけが止まった。


「最初からじゃなくて」瀬奈が言った。「二つ前の小節から」


「短い」


 千夏が言う。


「今日は短くする。広げると、全部をなんとかしようとするから」


「全部じゃないところ」


 葵が言うと、瀬奈がうなずいた。


「そこ」


 千夏がスティックの先で軽く空中を数えた。


「テンポは?」


 梨花が聞く。


「少し落とす」


 瀬奈が答えた。


 梨花はすぐにはうなずかなかった。


「また落とすの」


「逃げるためじゃない」


 瀬奈は静かに言った。


「聞くため」


 金曜日に梨花が言った言葉だった。


 梨花はそれに気づいたように、少しだけ目を伏せた。


 逃げじゃなくて、聞くため。


 自分で言った言葉を、瀬奈の声で返される。


 それは責められているみたいではなかった。落としたものを拾って渡されたみたいだった。


「わかった」


 梨花が言った。


 千夏がカウントを取る。


「ワン、ツー」


 最初の二拍で、もうずれた。


 千夏のハイハットが少し強すぎた。瀬奈のベースがそれを避けるように後ろへ下がる。梨花のギターは前に出るタイミングを逃して、葵の入る場所が狭くなった。


 葵は歌い出しかけて、止まった。


 止めたくなかったのに、声が喉の手前で引っかかった。


 千夏も止まった。


 空気だけが、少し遅れて前へ転がる。


「ごめん」


 千夏が言った。


「強かった」


「わたしも避けた」


 瀬奈が言う。


「わたしも詰めた」


 梨花が言う。


 葵は、何か言おうとして、自分の喉を軽く押さえた。


 出なかった、と言えばよかった。


 でも、それは少し違った。


 出せなかった。


 それも少し違う。


「入るところが、見えなくなった」


 葵が言うと、三人がこちらを見た。


 責める顔ではなかった。


 待つ顔でもなかった。


 聞く顔だった。


 その顔を見た瞬間、葵はさっきの自分の言葉が、少しだけ前へ出たことに気づいた。


 入るところが見えない。


 それは、音の話だった。


 音の話として、言えた。


「じゃあ」千夏がスティックを軽く合わせた。「わたし、最初を弱くする。強く入ると、葵の場所を踏む」


「踏むって」


 梨花が言う。


「音の足」


「また足」


「今日は地に足つけていく日なので」


 千夏はそう言ってから、少しだけ真面目な顔に戻った。


「ほんとに、弱くする」


 瀬奈がベースの弦に指を置いた。


「わたしは避けない。千夏の後ろじゃなくて、横に置く」


 梨花は練習ノートを見て、鉛筆で小さく丸をつけた。


「わたしは、前に出るのを一拍待つ」


 葵はマイクを見た。


 自分は。


 自分は、どうする。


「わたしは」


 声にすると、部室が少し静かになった。


「最初の音を、逃がさない」


 言ってから、怖くなった。


 逃がさない。


 何を。


 声を。入り口を。一週間を。終わるために鳴らすはずの音を。


 わからないままでも、言葉は戻らなかった。


 梨花がうなずいた。


「もう一回」


 千夏が息を吸う。


 今度のカウントは、さっきより少し小さかった。


「ワン、ツー」


 ハイハットが、床を叩きつけるみたいではなく、部屋の空気に点を置くみたいに鳴った。


 瀬奈のベースが、その点の横に低く並ぶ。低い音が、千夏の点を床ごと沈めないように、部室の下で薄く残る。


 梨花のギターは、一拍だけ待った。


 待ったまま、葵の入る場所を消さない強さで前を向いた。


 その分だけ、葵の入る場所が見えた。


 声は、完璧には出なかった。


 最初の一音に、まだ金曜日の震えが残っていた。自分で思っているより細くて、少しだけ頼りない。歌い慣れたはずの旋律なのに、部室の真ん中へ置くのが怖かった。


 でも、置けた。


 置いた瞬間、三人の音が少しだけ後ろに下がった。


 下がったのに、離れなかった。


 葵はその隙間に、もう一音置いた。


 歌詞の意味ではなく、呼吸の場所だけを追った。今は言葉を届けるより先に、四人の間に自分の声が落ちる場所を探したかった。


 サビ前の一小節に入る。


 千夏が強くなりかけて、耐えた。


 瀬奈が後ろへ逃げかけて、踏みとどまった。


 梨花が前へ出かけて、一拍待った。


 その一拍で、葵の声が、ほんの少しだけ伸びた。


 合った。


 そう言うには短すぎた。


 届いた。


 そう言うには弱すぎた。


 でも、ばらばらの音の間に、細い糸みたいなものが一瞬だけ見えた。


 そのまま次の音で、すぐにほどけた。


 千夏のスネアが半拍だけ早くなり、梨花のギターがそれを追い、瀬奈のベースが支えようとして重くなった。葵の声も、そこで少し濁った。


 四人は止まった。


 部室の中に、ほどけた音の余韻が残る。


 失敗だった。


 たぶん、失敗だった。


 でも、誰もすぐにごめんと言わなかった。


 千夏がスティックを握ったまま、目を細めている。


 瀬奈がベースの弦から指を離さない。


 梨花は練習ノートを見ていなかった。今鳴った場所を見ているみたいに、何もない空間を見ていた。


「今」


 梨花が言った。


「一瞬だけ、あった」


 あった。


 何が、とは誰も聞かなかった。


 聞いたら、消える気がした。


 千夏が、ゆっくり息を吐いた。


「もう一回、同じところ」


 その言葉が、部室の中に落ちた。


 もう一回。


 練習なら、当たり前の言葉だ。失敗したら、もう一回。合わなかったら、もう一回。ライブ前なら何度でも言ってきた言葉。


 でも今日は、違って聞こえた。


 終わるために鳴らしているのに、もう一回と言ってしまう。


 葵は、透明なクリアファイルを見た。


 机の端に置かれたままのそれは、空だった。先生の机の上にある紙のことを、何も知らないみたいな顔をしている。でも、知らないわけではない。


 四人とも、知っている。


 あと数日で、校内ミニライブがある。


 退部届は、預けられたままだ。


 この音で終わるかもしれない。


 この音のせいで、終われなくなるかもしれない。


「もう一回」


 葵も言った。


 自分の声が、思ったより小さくなかった。


 梨花がギターを構える。


 瀬奈がうなずく。


 千夏がスティックを上げる。


 カウントの前に、ほんの一瞬だけ、部室が静かになった。


 その静けさの中で、葵は思った。


 最後にするための練習だったはずなのに。


 今、もう一度聞きたい一小節が残っている。

ここまで読んでくださってありがとうございます。


続きが気になった方は、ブックマークで追いかけてもらえると嬉しいです。

楽しんでいただけたら、評価でも応援いただけると励みになります。


そして『退バン!』の未来の四人が鳴らすかもしれないAI音源を、YouTubeで公開しています。


この話の余韻に合わせて聴いてもらえたら嬉しいです。


YouTube: https://www.youtube.com/@taiban_novel


※音源は、本編をもとに作者がイメージしたAIデモです。

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