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勇者のくせに転生したら青スライムだったのですが、なにか?【全年齢版】  作者: ひぽぽたます


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第7話 いつもの採掘場ではなく、エルフに会いに森へ行く

 市場には朝から活気が溢れていた。パンを焼く匂い、魚を売る声、荷車が石畳を軋む音。冒険者たちが装備を整える姿や、商人が品物を並べ替える様子が見える。そんな喧噪の中、一際目立つ存在がいた。赤いマントを翻し、金色の装飾が施された鎧を纏った若い女性――勇者だ。


 通行人は、勇者の姿に気付くと、軽く会釈したり、遠巻きに眺めたりした。しかし、勇者本人は至って真面目な顔つきだ。彼女の目的は、買い物などではない。宰相からの指令で、ギルドマスターの調査を行うことだ。ただ、彼女が普通の客のように装っても、その赤いマントと豪華な鎧は隠しようもなく目立っていた。


「こんにちは」


「おや これはこれは 勇者様ではありませんか 本日は何をお探しでしょう?」


「特に欲しいものがあるわけではないのだが 少し見てみたくてね」


 勇者は努めて平静を装い、商品を吟味するふりをした。ギルドマスターの身辺調査は秘密裏に行うよう指示されている。できる限り自然に振る舞うことが必要だ。商人の露店を選んだのは、先日ギルドマスターがこの店を訪れていたという情報を掴んだからだ。何か手がかりが得られるかもしれない。


「なるほど 勇者様も物好きで いらっしゃいますね 色々ございますよ」


 商人は愛想よく笑った。その笑顔からは、商魂逞しさを感じる。勇者はキノコ類のエリアに目を向けた。カラフルなキノコが並んでいる。眠りキノコ、麻痺効果のあるもの、興奮作用のあるもの……どれも貴重なアイテムだ。しかし、勇者の関心は別にある。


「この店に ギルドマスターが来ていなかったか?」


「ギルドマスター様ですか? ええ 少し前にいらっしゃいましたよ」


「何を買っていった?」


「特には何も…… ただ うちの品々が珍しいものばかりだと 褒めてくださいました あと 危険な効果を持つアイテムの 取り扱いには注意するように……と」


 商人はあっさりと答えた。ギルドマスターはただ市場を見回っただけで、怪しい買い物をしたという痕跡はなさそうだ。勇者は少し肩透かしを食らったような気分になった。


「そうか……ありがとう」


 身辺調査というのはこういう地道な作業なのかもしれないが、どうにも性に合わない。戦闘の方がよっぽど気が楽だ。そもそも勇者に情報収集役を任せるというのが間違っているのだ。


 そう思いながら、彼女はキノコに目を移した。その中の一つが、妙に目を引いた。太くて硬そうなキノコだ。先端が少し膨らんでいて、見るからに強靭そうだ。


「このキノコは……?」


「お目が高い これは『力茸』といいましてね 一時的に筋力を増大させる効果があるんですよ 重い武器を扱う戦士や 強敵に挑む冒険者に人気です」


「ほう それは便利そうだな」


 勇者は興味深そうにキノコを眺めた。確かにこれがあれば、難しい局面を切り抜けられるかもしれない。


「ただし 副作用もあります」


「副作用?」


「ええ 女性が服用すると 声が低くなったり 筋肉質になったりします 一番顕著なのが 下腹部です 男性の……アレのようなものが 形成されることもあります」


「なっ!? そ それは……」


 勇者は顔を赤くした。まさかそんな副作用があるとは。筋力増強は魅力的だが、身体が変化するとしたら気軽に試せるものではない。


「はい ある箇所が極限まで肥大化します まあ 一時的なものですからご安心を 効果が切れれば元に戻ります」


「そうか…… しかし なぜそんなものを売る?」


「需要はありますからね パワーのためなら多少のリスクは厭わない という方は一定数いらっしゃいます それに 一部の愛好家は その副作用自体を目的に購入されますし」


「なるほど……」


 勇者は複雑な表情を浮かべた。様々な考えが頭を駆け巡っているようだ。商人はその様子を見て、意味深な笑みを浮かべた。


「おひとついかがですか? 効果は保証しますよ 副作用も含めて」


 商人の言葉に、勇者は完全に困惑してしまった。まさか見透かされているのだろうか?知らぬ間に自分の考えが顔に出ていたのかもしれない。これは不覚だ。


「わ 私は別にそういう目的で……!」


「わかってますよ わかってますとも 勇者様は純粋に 筋力増強の効果を ご所望なのでしょう?」


 商人は笑顔でそう言うが、その目は明らかに何かを勘繰っているようだった。


「そ そうだ! だから ひとつ貰おう 値段はいくらだ?」


 勇者は慌てて懐から財布を取り出した。


「ありがとうございます 銀貨十枚で結構です」


「むっ 結構いい値段するな」


「効果保証済みの品ですし 希少ですからね」


「わかった これでいいな」


 勇者は銀貨十枚を渡し、力茸を受け取った。


「ありがとうございました またのご利用をお待ちしております」


「ああ……」


 勇者は足早に立ち去った。しかし、その顔は未だ赤みを帯びていた。


◇ ◇ ◇


 半獣人の少女が採掘場で見つけたキノコを手にギルドにやってきた。青スライムは街に入れないので、家でお留守番だ。


「陰陽師さん これなんだけど」


 半獣人の少女はそう言って、採取してきたキノコを見せた。橙色の傘に白い斑点が散っている、見た目は可愛らしいが、明らかに怪しいキノコだ。


「採掘場に変なキノコがたくさん生えててさ 青いのに食べさせたら眠っちゃったんだよ」


 半獣人の少女はあっけらかんと言った。仲間を実験台にしたことに対する罪悪感は微塵も感じられない。陰陽師は苦笑しつつも、キノコを受け取った。


「なるほど それで私に 鑑定を頼みに来たんですね」


 陰陽師はキノコをじっくりと観察した。指でそっと弾いてみたり、匂いを嗅いだりしている。半獣人の少女は興味深そうに彼女を見つめている。


「これは眠りキノコですね 強い睡眠効果があります 飼っているスライムに食べさせたんですか?」


「うん だって 青いのは何でも食べるし」


「スライムだからといって毒耐性があるとは限りませんよ? 一歩間違えれば大変なことになっていたかもしれません」


 陰陽師は呆れた様子で言った。もし猛毒だったらどうするつもりだったのか。


「まあでも ちょっと寝たらすぐ起きたからね 青いのはピンピンしてるよ」


「それは良かったですが…… 次からはもっと慎重に行動してくださいね」


「うん わかったよ」


 半獣人の少女は素直に頷いたが、その態度から反省の色は見えない。陰陽師は溜息をついた。


「それで 採掘場にこのキノコが たくさん生えているとのことですが 何か心当たりはありますか?」


「全然ないなあ 前はこんなキノコ生えてなかったのに 最近急に増えたんだよ」


「そうですか 洞窟に眠りキノコが 自然に生えてくることは稀ですね 何者かが意図的に植えた可能性もあります あるいは 以前より土壌や空気がその種のキノコに 適したものになったのかもしれません」


「じゃあ どうすればいいの? このままだと仕事が進まないんだよね」


「とりあえず ギルドマスターに報告して 調査隊を派遣してもらうのが良いと思います 原因が分かれば 対策も立てやすいでしょう」


「そっか じゃあ お願いしてもいい?」


「わかりました こちらで手配しておきます」


 陰陽師はそう言って、キノコを保管用の容器に入れた。


「それと あなたもしばらく採掘場には 近づかない方がいいですよ 他にも危険なキノコが 生えているかもしれませんから」


「了解 しばらくは採掘お休みにするよ」


 半獣人の少女は頷いた。魔石の採掘ができなくなってしまうのは痛手だが、安全第一だ。


◇ ◇ ◇


 半獣人の少女がギルドから戻ってきた。扉を開けるなり、俺を抱き上げて頭を撫でてくる。


「ただいまー 青いの 留守番ありがとね」


(ぷるぷる)


 留守番といっても、特に何もしていない。ずっとここでじっとしていたのだ。しかし、彼女が感謝してくれるなら悪い気はしない。


「それでさ 陰陽師さんに見てもらったんだけど やっぱりあのキノコ ただのキノコじゃないみたい 強い睡眠効果があるんだって」


 やっぱりか。最初から嫌な予感はしていたんだ。腹ペコでも、あんな派手なキノコを口にするものではない。しかもそれを平気な顔して俺に食べさせた彼女の神経が理解できない。彼女の中で俺がどういう存在なのか確かめておく必要がありそうだ。


(ぷるぷるぷるぷる)


 俺は怒りを込めて体を震わせてみた。抗議の意思表示だ。


 しかし、半獣人の少女はそれを全く意に介さない。むしろ楽しそうに笑っている。


「なに どうしたの青いの? ご機嫌ナナメ?」


(ぷるぷる)


 ご機嫌ナナメどころか、心の中ではブチ切れている。しかし、いかんせん言葉が通じない。


「まあ いいや それでね 他にも危険なキノコが生えてるかもしれないから しばらく採掘場には近づくなって言われたよ」


(ぷる?)


 それは困った。採掘ができなければ魔石が手に入らない。つまり報酬も減るし、生活も苦しくなる。何より、あの仕事は俺たちにとって重要な収入源だ。採掘場に行くことができないなら、代わりに何をするか考えなければならない。


「だよね ちょっと困るよね」


 半獣人の少女も俺と同じことを考えているようだ。彼女は腕を組んで考え込んだ。そして、少ししてから閃いたように顔を上げた。


「そうだ! エルフの村に行ってみるか」


 エルフの村? そういえば、過去に一度だけ行ったことがある。森の奥にある静かな集落で、住民は皆耳が長く、物静かで美しい。彼らは薬草や植物に詳しく、その知識は広く知られている。キノコについても、何か情報を持っているかもしれない。


「エルフなら 急にキノコが増えた理由が 分かるかもしれないし 何かヒントがあるかもね」


 その案は悪くない。採掘場が使えなくなった今、別の道を探すのは合理的だ。それに、エルフの村には俺が勇者だった頃に世話になった恩もある。訪ねていけば、きっと力を貸してくれるだろう。


「よし 決めた 明日 エルフの村に行こう そうと決まれば 準備しなくちゃね 何を持っていこうかな」


 彼女は立ち上がり、荷物の準備を始めた。その様子を見ながら、俺も明日に備えて少し休むことにした。エルフの村か……久しぶりだな。


◇ ◇ ◇


 朝、半獣人の少女は俺を大きめの鞄に入れた。今日は遠出するので、水筒と干し肉、火打ち石なども携帯している。彼女は家の扉をしっかり閉め、鍵をかけた。この辺りは治安が悪くはないが、盗みが出ないわけではない。用心するに越したことはない。


「さてと 行くか」


 俺は鞄の中で揺られながら外の景色を眺めた。このあたりは畑や牧草地が広がっている。遠くには風車がゆっくりと回っているのが見える。のどかな風景だ。エルフの村は、ここから北にある森の奥に位置している。徒歩で行くとなると、おそらく半日以上かかるだろう。


 それだけ距離があるので、普段は頻繁に行き来することは少ない。しかし、今回は特別だ。採掘場の問題を解決するには、エルフの知識が役立つだろう。


 道中、半獣人の少女は鼻歌を歌ったり、道端に咲いている花を摘んだりしている。彼女は基本的には明るく、物事を深く考えすぎないタイプだ。それ故にトラブルに巻き込まれることも多いが、本人はあまり気にしていない。俺は彼女の楽天的な性格に振り回されつつも、その明るさに救われている部分もある。


 エルフの村への道のりは平坦ではなく、途中で小さな山を越えたり、川を渡ったりしなければならない。それでも彼女は疲れた様子を見せず、軽快に進んでいく。俺は鞄の中で揺られながら、彼女の背中を眺めていた。半獣人という種族は頑丈でタフだ。彼女も例外ではない。


 やがて森の入り口に到着した。鬱蒼とした木々が視界を遮り、薄暗い空気が漂っている。この森を抜けていくわけだ。普段は人があまり入らない場所なので、道もほとんど整備されていない。エルフの村に続く獣道のような細い道だけが頼りだ。


「久しぶりだな この森も」


 彼女はそう呟きながら、慎重に一歩を踏み出した。森の中はひんやりとしており、外とはまるで違う世界だ。木々の枝が複雑に絡み合い、昼間だというのに光が届きにくい。鳥のさえずりや虫の鳴き声が聞こえるが、それ以外には何の音もない。深い静寂が支配する空間だ。


 俺は鞄の中で身を縮めた。森の中には様々な危険が潜んでいる。凶暴な動物や、時には魔物が出没することもある。彼女は強いが、油断は禁物だ。俺は周囲の気配を探るように意識を集中させた。魔力感知を使えば、ある程度の危険は察知できる。


◇ ◇ ◇


 しばらく森の中を進んでいくと、微かな魔力の気配を感じた。敵意や悪意といったものは感じられない。むしろ、どこか自然で、穏やかな魔力だ。おそらくは、エルフの領域に入ったということだろう。


「もう少しで着くね」


 半獣人の少女も同じことを感じたのか、足取りが軽くなった。


 森の中を進むうちに、木々の間からいくつかの建物の影が見えてきた。藁葺き屋根の質素な家々が、木々の間に点在している。エルフの村だ。俺は久しぶりに見る光景に、少しばかり感慨深くなった。勇者だった頃に訪れたことがある。当時は魔王討伐のための情報や、助言を求めていた。


 村の入口に到着すると、一人のエルフの少女が立っていた。肩にかかる程度の長さの銀色の髪、尖った耳、淡い緑色のシンプルな服を着ている。彼女はこちらに気づくと、静かに微笑んだ。


「元気だった?」


「久しぶりだね まあぼちぼちかな」


 エルフの少女は穏やかに微笑む。俺は彼女の顔を見て思い出した。このエルフの少女は会ったことがある。名前は……忘れてしまったが、物静かで聡明な印象の娘だった。


「今日はどうしたの?」


「ああ ちょっと聞きたいことがあってさ 実は採掘場で変なキノコが大量に生えてきたんだ 眠りキノコっていうらしいんだけど 何か知らない?」


「眠りキノコなら森にも生えてるけど 採掘場に? 少し変だね」


 エルフの少女は少し首を傾げた。あのキノコは湿気の多い森や岩陰に生えることが多い。洞窟内にも生えることはあるが、急に大量発生するのは不自然だ。


「変でしょ? こいつにちょっと 食べさせたら 一発で寝ちゃったんだ」


 彼女は俺を鞄から出して、エルフの少女の目の前にかざした。エルフの少女は興味深そうに俺を眺めている。そして、俺に手を伸ばした。ひんやりとした小さな手が俺の表面をなぞる。何だか少しこそばゆい。


「変わったスライムだね 魔物なのに魔物じゃないみたい」


 エルフの少女は何かを感じたようだ。確かに、俺はスライムに転生した元勇者だ。普通のスライムとは明らかに違う。彼女はその違和感に気づいたのだろうか。


「そう? まあ 何でも食べてくれる 便利な奴ではあるけどね」


 彼女はそう言って、俺の体を指で突いた。ぷるんと揺れる俺を見て、彼女は楽しそうに笑う。確かに、俺は大抵のものは消化できるみたいだ。しかし、毒性があるものまで食べてしまえるわけではない。今回はたまたま眠りキノコだったから助かったものの、もっと危険なものを食べていればどうなっていたことか。


「それで その眠りキノコについて何か知ってる?」


 半獣人の少女は話題を戻した。エルフの少女は再び真剣な表情になる。そして、しばらく考え込んでから口を開いた。


「普通の眠りキノコじゃないと思う 採掘場の魔分の影響とか もしくは……」


「もしくは?」


「誰かが運んできたとか 最近 山で妙な光を見たって話もあったし まだわからないけど……」


 エルフの少女は採掘場の方角を見た。何か思い出すような仕草だ。半獣人の少女は続きを促す。


「光?」


「うん 流星みたいな…… そのあと森が少し騒がしくなったような気がする 虫の声とか鳥の声とか……いつもと違う」


「隕石ってこと? それがキノコと関係あるの?」


「まだ分からない でも 採掘場の異変と 何か関係あるかも」


 エルフの少女は曖昧に答えた。キノコの件に関しては確信が持てないようだ。採掘場でキノコが大量発生するなんて話は聞いたことがないし、理由もなくそんな現象が起きるとは考えにくい。


「なるほど…… 採掘場が使えないと ちょっと困るんだよね」


 半獣人の少女は頭を掻いた。生活がかかっている彼女にとって、採掘場が使えないというのは死活問題だ。稼ぎがなくなってしまう。


「まあ ギルドが調査してくれるって 言ってたし それまで待つしかないね」


「そうだね 私も もし何か分かったら教えるよ」


「うん 助かるよ ありがと」


 半獣人の少女は、採掘場の件をエルフに話して少し気が楽になったようだ。しかし、事態は思ったより複雑そうだ。隕石とキノコに何か関連があるのだろうか。謎は深まるばかりだ。


◇ ◇ ◇


 ギルドの重厚な会議室に、緊迫した空気が流れていた。ギルドマスターが机に肘をつき、深く考え込んでいる。陰陽師は厳しい顔つきで調査隊の惨状を伝えている。


「死亡した者はいませんが 皆 深い昏睡状態に陥っています そして 体中にキノコが……」


「分かった…… とにかく彼らの治療を最優先にしてくれ」


 ギルドマスターの声は落ち着いているが、その目には明らかな焦燥の色が浮かんでいる。調査隊は腕利きの冒険者たちだったはずだ。それがこんな有様になるとは予想外だ。


「既に対応していますが 予断を許さない状況です」


 陰陽師の表情も曇っている。今回調査に出したパーティーには回復魔法や浄化魔法の使い手もいた。その彼らが皆、昏睡状態に陥ったのだ。回復魔法の効きが極めて悪い。おそらく、特殊な状態異常なのだろう。眠りキノコの菌糸が体内に侵入し、脳や神経系に直接作用している可能性がある。


「今回の一件 明らかに自然現象ではないな」


「はい 何者かの作為か あるいは 未知の魔物の出現と考えられます」


 まずは被害の拡大を防がねばならない。幸い、まだ一般市民への被害は出ていない。ギルドマスターは迅速に判断を下す。


「すぐに採掘場を封鎖する 関係各所に連絡してくれ」


「承知しました」


 陰陽師は即座に頷いた。調査隊の惨状を見る限り、今の状態で採掘場に一般人を近づけるわけにはいかない。しかし、なぜこんな事態が起きているのか。原因を究明しない限り、根本的な解決にはならないだろう。

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