↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
28/38

第二十八話 「進退」

イオは椅子に座っているミラクの頭をずっと撫で続けている。

「イオ…ちょっと…」

「…」

やめない。

よく聞くと小さな声でよしよしと言っている。

「イオ…イオ…」

「………」

まだ撫でる。

ミラクは立ちあがろうとする。

イオは椅子に座らせる。

「いや…ちょっと…」

イオは観念したように撫でる手を止めた。

「行ってくるね。」

ミラクが医務室を出るが、イオも着いてくる。

「イオ…」

ミラクはもう諦めた。

ミラクは猫の方へ向かった。

「ただいま…」

「にゃあ?」

でかい猫はミラクを舐めた。

「ちょっとちょっと!」

イオは少し嫉妬した。

(私も…)

猫になりたいらしい。

「餌食べないでいいのかな…?」

「私が見てた限りでは…食べてない…」

「そうなんだ…お腹減った?」

「にゃ。」

いらないらしい。

「ちょっと痛いな…」

足が痛いらしい。

二人は医務室に戻った。

「これ以上痛めたらダメ。」

イオが寝かせる。

「ありがとう…」

イオは撫で始めたが、イオリに呼ばれた。

イオリは医務室から少し離れた通路で止まる。

「ミラクの調子、どう?」

「足…痛いらしい…」

「そう…実験はまだね…上に言っておくから。」

「…」

イオは医務室の方を向いた。

「大丈夫よ…きっと…」

イオリがイオを抱きしめ、報告へ向かう。

イオは医務室へ戻った。

「何話したの?」

「…秘密…」

第二十八話 「進退」 完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。