↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
19/38

第十九話 「無駄」

イオは自室でぼーっとしていた。

ずっと前から。

そこにミナが来る。

「イオ〜!何死んだ魚みたいな顔してるの〜!」

「…うるさい…」

「考え事〜?」

「そう…」

「教えて〜!」

「………無理…」

「なんで?!」

イオはベッドに入った。

「寝る…」

「まだ6時。」

「…」

「お・し・え・て?」

「……わかった…」

「やった〜!」

イオはベッドに腰掛けて、口を開く。

「最近…変な感情が出てきた…」

「ほうほう。」

「何かこう…熱くなるような…」

「どういう時に?」

ミナはニヤニヤしていた。

「……………ミラクといる時…」

「恋。」

イオは少し目を見開いた。

「そんな感情…無駄だと思っていた…」

「でもガチデレじゃね?」

「…知らない…」

イオは珍しく赤面した。

「じゃあ聞くよ〜!」

「うん…」

ミナはニヤニヤ限界突破しながら口を開く。

「正直、ミラクといると落ち着く?」

「うん…」

「一緒に居たい?」

「うん…」

「ミラクの良いところ言える?」

「ずっと…」

「恋確定来たわ。」

ミナは大笑いしてイオの肩を持つ。

「ミラク君人気だから気をつけてね〜?」

イオは少しショックそうだ。

「嘘嘘〜!」

「……よかった…」

イオはベッドに入った。

「寝る…」

「えー!もっと聞かせて!」

「無理……」

イオはベッドに潜った。

翌朝、イオはミラクを無意識のままに探していた。

「………いない………」

イオはしょぼんとしながら食堂へ向かった。

朝食の後、ロビーに戻るとミラクがいた。

「おはよう…」

「おはよう、イオ。」

ミラクはイオをじっと見た。

「大きくなった?」

「わからない…」

「ちょっと見てみようよ…!」

ミラクは嫌な予感がした。

医務室の身長測定器にイオが立つ。

[176.3cm]

ミラクは部屋の隅で座り込んだ。

「……どうしたの…」

「また離された……」

イオはミラクをじっと見た。

(可愛い…………)

イオは自分でも驚いた。

可愛いと思ってしまったことに。

少し赤面して、部屋に戻った。

「…………………」

第十九話 「無駄」 完


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。