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血の契約  作者: 末弟
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後日談Part5

「マリーちゃんはくだけ過ぎです!むしろ、男の子達によくない格好をしてるからもう少しその胸元を閉めて欲しいですよ!」


「レオン先生それ無理!マリー姉ちゃん、昔から堅苦しい服着るの嫌いな上に大きいおっぱいは圧迫されるから更に嫌なんだって言って聞かないから!」


「それで僕達は良くマリー姉ちゃんに言い寄ってくる奴らを返り討ちにしてたもんね」


懐かしい思い出を語りながらそう告げるとレオンは一瞬だけ、怒った顔になったが直ぐに諦めた顔に変わってしまった。


仲が良いだけに彼女の性格は知っているレオンは、言っても無駄だと悟ったからだ。


「あと、あの森で二人を襲おうとした奴らにはキッチリと処分を下したから安心して大丈夫じゃ!」


「まぁ、これだけ魅力的な女性が居たらわからんでもないけどね~」


そう言って珍しくゲスな表情に変わるユキオにすかさずユウスケの突っ込み(制裁)が入る。


そんな、やり取りを見て学園長は笑って見守っているが、心の中では深く感謝していた。


そして、この者達に協力を惜しまないことを改めて自分に誓った。


「ところで、臨時講師は数日お願いしてるじゃろ!?もし、孤児院を開けても大丈夫そうならこちらで泊まる部屋と食事を用意するがどうする?正直な所、お主達に個人的にも興味があるしいつもは仕事の話しかしておらぬから色々と話してもみたいしの!」


学園長からのいきなりの提案に驚きながらも二人の返事は意外にも即答だった。


すでに、ブライ院長には事前に話し当面の生活費や使用人などの手配は済んでいるとか。


また、以前にも依頼内容によって帰れない時は今回のような事をしていたから問題はないと。


「それに、数日やるって決まった時からここの本読み漁るって決めてたり」


「僕もここの生徒達に戦いや魔法を教えてるなかで自分でも気付かされる事やためになることがあるのでありがたいです、色々と話も聞けそうですし!」


と言う訳で数日間、お世話になる二人が頭を下げると学園長は、さっそく二人の部屋の手配をする準備に取り掛かるので部屋をあとにしていった。


「レオン先生、図書室に行きましょ!」


明日までは自由なので、さっそく行動に移るユキオはそう言ってレオンの手を引いて部屋を出ていってしまった。


「やる事が早いと言うか、貪欲と言うか、それに返事も聞かずにレオン先生を引っ張ってくなんて」


「大丈夫よ!レオンちゃんならユキちゃんに心許してるし本人もまんざらじゃないのよ」


もう少し大人な対応をして欲しいと思うユウスケと親友でもあるレオンの女心を読んでいるマリアは、自分の事の様に嬉しく思っていた。

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