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血の契約  作者: 末弟
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1日の終わり

セントラル学園で今日の用事を終えたユキオ達は、孤児院に戻るとブライにラー達をした後、夕食の準備に取り掛かっていた。


明日は仕事が休みと言う事でマリーも一緒に帰宅していて、夕食はマリー、朱雀、白虎が準備し、他の者は子供達と一緒にテーブルや椅子を拭いたり並べたり、子供達の遊び相手をして夕食が出来るまで待っていた。


その後、夕食を終えたユキオ達は、各自自由に時間を潰し就寝についた。


そして、寝静まった夜、教会でもある孤児院の礼拝堂の一部だけ明かりが灯され、そこではまだ起きているユキオが一冊の本に目を通していた。


その本は、セントラル学園の学園長から借りた本で話しに出たもう一人の英雄の事に関して記されている本でもあった。


他にも学園の図書室にある魔法や文献についての貴重な本を何冊か貸してもらい、読みふけっている最中だった。


やはり気になっているのは永遠と呼ばれているもう一人の子孫で聖戦では聖人と呼ばれていたんだとか。


話によると数年前に発生した絡新婦を退治した人も聖人の子孫、永遠だと聞かされた。


ユキオの推測では数年前と半年前に起きた絡新婦の件は繋がっていると確信していた。


モノノケに関する事件など、この街では皆無どころか発生する場所が限られていて、負のエネルギーが溜まりやすい特定の場所から発生する。


自慢する訳ではないが、自分がこの力を自覚してからは街の浄化には力を入れていて国が管理する、結界装置には魔を払う神の力が込められている。


にも関わらず、この数年で2回も発生した………


それも同じモノノケが特定の人に狙いを定めて。


明らかに何者かが裏で糸を引いているのを感じているが、半年経ってもそのしっぽすら掴めていない事にユキオは焦りと言い知れぬ不安を感じていた。


「にしても1000年前の恨みだか何だか知らんけど実に止めてほしいわ!俺は、この孤児院で平和に暮らしたいだけなのにさ~!つか、マオ姉ちゃん達の間に子供って出来るのかな?」


明るい未来の事を想像しようと思ったユキオは、ふと疑問に思った事を口にして考え始めた。


「エルフやダークエルフの生殖行為は同じだと聞いてるけどスー姉ちゃんや白姉ちゃんは、人の姿をしてるだけだもんな…………いっそのこと聞いてみるか!?」


少し悩んだ後、今さら恥ずかしがる仲ではないと思うユキオはその後も独り言を呟き、この日は朝方までマオ達との未来(さき)について真剣に考えていたとか?

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