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神祇 ─じんぎ─  作者: 高石童話本舗
さがしものと
89/1823

熱中してます2

「や、待てよ? その声は、女性のものだった? それなら、やっぱり侍女という線が……」


「史ぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」


「はいはい……」


仮病を訴える余裕も、涙をぬぐう(いとま)もなく、史の片腕に、珠衣が(すが)りついた。


「むん……? や、仮にも侍女なら、最期は自分の(あるじ)と運命を共にする(はず)だよな? やっぱり」


「史……っ! 史ぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!」


「大丈夫大丈夫……」


最前から張りつめていたテンションの糸が、ここに来て、とうとう耐えきれなくなったのだろう。


もう片方の腕に、幸介が泣きついた。


「彼女たちの終焉(しゅうえん)の地を、この場所と仮定するのなら……。 ん? どうして、離ればなれになったんだろう?」


「「うああああああああああっ!!!?」」


「ちょっと、手ぇ痛い……!」


現状にあって、もはや彼女の口は、恐怖をあおるマシンでしか無かった。


では、実際にそれを体現する望月本人は、どうなのか?


「んー……。 どうにも判らないなぁ。 やっぱり、本人に直接たずねるのが早いか……」


おそらく、彼女にとっては、恐怖心よりも探求心が勝るのだろう。


恐怖<興味。


そういった図式を保有する頭脳が・ハートが、身体を突き動かしているのだと思う。


さすがは、その道で知らない者なしと言われる有名人の孫娘だ。 度胸の座りかたが違う。

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