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神祇 ─じんぎ─  作者: 高石童話本舗
さがしものと
84/1823

ホラーとは


「………………」


物言わぬロッカーが、無数にならび立つ靴ぬぎ場。


そこを抜けて、正面に横たわる廊下へと進む。


「うおぉ……!?」


「うぁ? 暗い。 暗いよ……?」


東西に伸びる廊下は、鈍重(どんじゅう)な静けさに満ち満ちていた。


生徒たちに取って代わり、我が物顔で居座る暗闇。


その中に、非常口を示す電灯がポツンと浮かんでいるのみで、正確な状況を把握することはできない。


暗がりの向こうから、いきなり何かが飛び出してきそうな。


心中の怖気(おぞけ)が表したものだろうか。 いやな予感がする。


「まずは……、そだな。 やっぱり、生徒会室から行こうか?」


「おし! 行ってみようぜ!」


「ん……」


そんな怖気など、物ともせず。


懐中電灯のスイッチを入れた望月は、普段なら、決して立ち寄る(はず)のない目的地を宣言。


一同の先導をつとめる形で、ズンズンと進み始めた。

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