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あまつかみ
“あのヒトは神様だ”
そう言われて、あなたは信じるだろうか?
単に冗談だと考えるかも知れないし、別の意味で受け取るかも知れない。
“あのヒトは鬼だ”
そう言われて、何を思うだろうか?
恐々とした視線を向けるかも知れないし、同情の念を抱くかも知れない。
ならば、あなたは“自分”の言葉を信じるだろうか?
“自分”が、これから口にする言葉を、信じてくれるだろうか?
いや。 そんな疑問とて、端から無意味なのだろう。
信じるしかないのだから。
理解するしかないのだから。
真実は、それしかないのだから。
これは、“号令”である。
これは、“布達”である。
これは、“お願い”である。
我は天國。
天國を成し坐す大神である。
崇めよ。
信ぜよ。




