6/13
一章あらすじ 警告 ネタバレ注意
しつこいかもですが最後に
一度きりの初見での読後感?そんなの関係ねぇって方だけどうぞ
「……誰ですか? というか、ぼくは誰だ?」
目が覚めると、そこは見知らぬ板張りの天井だった。
心配そうに覗き込む両親(らしい大人)に、20歳の妹、18歳の弟。
鏡に映るのは、どう見ても12歳から15歳程度の少年の姿。
だが、戸籍上のぼく――河上竜一は24歳の大人であり、
あろうことか、妖魔を惹きつけ、ねじ伏せる「最強の退魔師」なのだという。
記憶はゼロ。身体は子供。
おまけに、放っておけば妖魔が群がる「最強の餌」体質。
唯一の味方は、枕代わりになってくれる巨大な猫の妖魔・ミルさんだけ。
「退魔師」という概念すら忘れたぼくから、何者が、何を奪ったのか。
親友を名乗る胡散臭い男や、貧乏な符術師、そして怪しげな妖魔たちが、平穏(?)な療養生活に次々と押し寄せる。
これは、永和の時代のぼくが僕に戻るまでのお話。




