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悪人は滅!冥界ポイント交換で人生イージーモード  作者: 仲田野 寿


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―――アーノちゃんが、赤い人があっちこっちたくさんいる。という街に降りた。

 動物園と拘置所はあとでね。またボーナスみたいになるといいけど!


 なんとなく違和感ある気がするけれど、何の変哲もない街っぽいけどなー。あっちこっちにいるってどういうことだろ?


 んん? というかなんか外国の方が多いな……?

 あ、ああー。そういうこと? 詐欺集団とかかなぁ? まあそれだけだと赤くなる人とまだ赤くならない人とかもいるのかもだけど、集団だと数が多くて恨みたまっちゃうのかもなー? それか、詐欺だけじゃなく組織でもっと悪いことしてるのかもだしなぁ。うーん、まあどちらにせよ、赤い人たちなら狩る。


 容赦なく滅しちゃおう!! おおー!

 心の中で気合を入れてから、あっちこっちに走り回るのはやだなー。などと思ってみた。うむ、それはそうでしょ。


「ねね、アーノちゃん、あっちこっちじゃなくてさ、赤い人集中してるところってどこにあるかわかる?」

『あの、わかる、えへへ』


 アーノちゃんがにこにこしてる。うれしそう。


「アーノちゃんどったのー? うれしいの?」

『あの、スキル、範囲広くなったの』

『あの、わたしの力、強くなったの』

『トセ! トセのおかげなの!』


 にこにこしながら抱き着いてきたアーノちゃんにわたしもにこにこだー! やっぱり前よりポイントいっぱい取れるようになったし、死神の力も強くなってきたんだねえ。

 もうそろそろ見習いから昇格できるといいねー! さすがにまだかな?

 

「じゃあ、アーノちゃん、どこらへんに赤い人が多いか教えて欲しい。いっぱい狩ってもっと強くなろうねー!」

『あの! わたし! 強くなってトセ守るの!』

「ねえええ! かわいいんだけど!? アーノちゃんありがとう!! へへへうれしい」

 

 わたしが傷ついたときも怒ってくれたし、わたしのこと守るなんて言ってくれる人、今までいなかったからなー、うれしいもんだねえ……!!

 えへへへへ。



―――アーノちゃんに言われてきた方向には普通のアパートがあった。けっこう広めの公園の前の普通のアパートなんだけど、ここかー。

 んで、アーノちゃんが言うには公園とアパートと、大きい赤いサーチが二つあるみたい。


 ていうか公園の中にもけっこう人いるけど、あれかなー? なんかすでに怪しい。怖いし。


『あの、あの人たち、みんな赤い人』

『あの、あっちの家の中も、みんな赤い人』

「デスヨネー。怪しいもん」


 よし全員やろう。


 ていうかなんか喧嘩してない? 

 ……周囲もこわごわって感じだし、というか『君子危うきに近寄らず』? なんかそういうのないっけ? かっこいい感じで言ってみた! ……という風に? みんな一斉にどっか行ってるし。すごい。


 外国人さんだけど、二つのグループが揉めてるみたいねー。

 んー。あれだと【暗闇の恐慌】とかに巻き込みそうだなぁーどうしよっかな。


『あの、トセ、あそこ、全員赤い人』

「……は? え、巻き込むとかじゃなく、一気にやっちゃっていい人達かー! なんだ、よかった」


 じゃあ、昨日みたいなやり方で一気にやろっと……!

 えっと、【隠密】して、近くによって武器出して、……【影追い】……からの【暗闇の恐慌】で赤い集団を強化したでっかい鎌で一閃!! ……全員だと足りなそうだからもっかい一閃!!


 よっし。一旦離れようーっと。


 あれ、アパートから人がたくさん出てきたー!

 まだ【隠密】の時間があるから、赤い人ならこのままやりたいけどな。


「アーノちゃん、あの人達は?」

『みんな赤い人』


 よし! このまま一閃!!!


『あの、トセ、この中にも』

「りょっかい!」


 開け放たれたアパートの中にも赤い人がいるらしい。

 まあ、一旦【隠密】が切れそうだから、少しだけアパートの影に隠れて待機する。


 よし、もっかい……。


 【隠密】して、中にはいって、んー靴脱ぎたくないからそのまま入って、……パソコンに向かって作業している人たちがたくさんいる。……


 アーノちゃんに目線で聞くと、頷いて『全部』っていうから【影追い】発動。

 一閃でざっくり狩りました。


 もうここからは離れる。さすがに今回は多かった。

 今日のこれはたぶんニュースになりそうだなぁ。だって多いもん。


 

―――まあさっきの件は置いといて、……小春ちゃとアーノちゃんが楽しみにしてる動物園に行くかと電車に乗り、ゆっくりアプリを確認する。


 うおおお、20,000超えてる!!! 

 22,200ポイント!! いっぱいだったのと、あとは大きいポイントの人でもいたのかなー?

 今32,300ポイントだ! え、こーれ、全部お金にしたら大金持ちじゃない!? しゅしゅしゅごい!!


 まあまず取ってないスキル取っちゃおっか。


 【催眠眼】100ポイント、強化で【死神の眼】300ポイント、それ強化して【死神の殺意】300ポイントをゲットした!


 でだ、【死神の殺意】、これが、【影追い】のつぎのスキル、強化300ポイントでとれる【影からの殺気】とくっつくらしくてね。

 【影からの殺気】を500ポイントで強化すると【必殺の誓い】になる。これを500ポイントで強化すると【皆殺しの誓い】だね。


 ……これだけ取っても30,300ポイント残るや!!


 あの限定のコルトパイソンスコープ付きとっちゃおうかな…? ぐぬぬぬぬ。スコープが銃身と同じくらいの大きさでちょっとびっくりだけど、でもコルトパイソン好きなんだよなー。


 頑張った自分へのご褒美に取っちゃおうかな!!

 いまから死刑囚も滅するつもりだし……少しくらいいいよね!? いいよ!!


 いやっほーう!!! 限定銃ゲットしたー!

 天に掲げて拝んでみた。いやーいいねぇ。


 アーノちゃんがパチパチと拍手してくれてる。えへへへ。



―――さて、そろそろ動物園の近くの駅になる。二人はトラが見たいんだっけかな? わたしもけっこう楽しみだー! そういや行ったことないもんなー。


「そろそろ動物園の最寄り駅に着くよー。トラ見れるといいね」

『あの、レッサーパンダも! いるかな!?』

「レッサーパンダも見たいのか。いるかはわからないけど探してみようね」

『千歳、アーノはあれの威嚇を見たいらしい』

「……そういや前、アーノちゃん似たようなことしてた……。やっぱりレッサーパンダのマネだったのかあれ」


 なんて会話してみんなで笑い合いながら動物園に着いた!

 ここは楽しんでいこうね!


……さすがに赤い人はいてほしくないところだもんね、ここはのんびり平和にしててほしいよ。



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