表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪人は滅!冥界ポイント交換で人生イージーモード  作者: 仲田野 寿


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

10/14

10



―――昨日はいいこと思いついちゃったなー。


 小春ちゃんに死刑囚の人たちがいるところを探してもらって、わたしは日常生活ですねー。学校だもん。

 学校は未成年だから赤くてもポイント確定ならないから言わないでいいって言ってるし、平和だなー。


 ていうかここら近辺で人死にすぎって警察サイトに書いてあったなー。ちょっと遠出する? ばらけさせた方がいいのかなー? 警察さんも大変だろうしなー。ん、そだねー。

 

 小春ちゃんの形代が出来たら、どっか行きやすいとこに遊びに行ってみるか。横浜とか埼玉くらいなら近いっしょ。ぎりぎり千葉になるところのテーマパークらへんもよさそうかな。



「木原、髪切ったんだ? 思い切ったねー、彼氏と別れたとか?」


 なにこいつ、誰だ。呼び捨てすんなや。んで、わたしに男の知り合いなんていないぞ。ていうか勝手に髪触ってきてきもいんだけど?


「んー? まあ切ったけどあんま変わらんし。ていうか触んな? あー、名前なんだっけ? 忘れちゃった」


 アーノちゃん両手あげて威嚇してるのおもろいな。見えないしっていうかそれどこで見たんだ。……レッサーパンダかな?


「またまたー、木原ひどっ、クラスメイトの名前くらい覚えろやー! 俺俺、クボタだってー!」


「あ、クラスメイトのクボタさんね」


「今日もバイトなん? マックっしょ? てかバイトないならカラオケいかね?」


 え、きも。こいつ人のバイト先知ってるのか。え、きもくね? つかうざ。

 てか、アーノちゃんがレッサーパンダの威嚇しながらクボタの周囲回ってるのおもろすぎるんだけど。笑っちゃだめだ。


「バイトだよ。あと行かないし、違う人誘ったら」

「じゃあ、じゃあさ、今度、今度バイト休みのときでもみんなで遊びいかね!?」

「いかない。てかさ、今ちょっと忙しいんだよね。じゃあね」


 めんど。教室にいると絡まれるからダメだな。屋上でも行くか。


「クボター、木原さんに話しかけても無理だって。ていうか女子の髪勝手に触るとかありえないんだけど? セクハラセクハラ」

「お前きもいわ」


 などという声を聴きながら屋上に避難した。


 かわいすぎるのも罪だよなー。ふぅ。希望してた私立なら勝手に髪さわってくるやつとかいなそうだし、ましだったのかなー?

 あの人が本家に近い家に住むって、んで、わたしが近くにいないと本家に相手にされないらしいからか、遠くの私立にいくの許可でなかったんだよな。未成年はつらいよ。


 もう今から転校しちゃう? 芸能界に入ってる子多い私立なら、なんとなく闇深そうだし……という気がっていうか周囲が闇深そう。ああ、勝手なイメージね! なんていうか赤い人来そうなパーティとかは多そう?

 ううーん、でも転校まではめんどいしな。

 あ、ていうか、パーティなら本家がっていうかおじさまがたまに行ってたな。今度ついて行ってみる? ワンチャンありだな。



―――よし、学校も終わったし。平和な学校帰りにバイト行くか。ちなみに今日から少し早めに終わらせることにした。家にも帰れるしね。


「アーノちゃん、サーチって出来る? 近くに赤い人いる?」


 集団じゃなければポイント増やしてもまあ大丈夫でしょ。コルトパイソン撃ってみたいしねー!


『あの、あっち、あの。いる』

「やっぱりいるのか。ちょっと遠くからやってみたいから教えて欲しい」

『あの、スーツ、あの。着てる人』

「いや、みんなスーツでわからんな」

『あの、紺色の、あの。ネクタイの』

「さすがに見えんな……。どうする」

『あ』

「あ?」

『あの、色、あの。付けた』

「お、いいねぇー!」


―――アーノちゃんがオーラで見えるようにしてくれた。いいスキルだねー!


 赤いふわふわがサラリーマンっぽい人の周りに漂っているのが見えた。

 あれか。

 【かくれる】を使ってからコルトパイソンを取り出し狙いを付けて、撃つ!


 ねえええ!!? あ、あ、あ、あたらないんですけどおおお!!?

 え、これって弾に追跡機能とかないの!? あああ、わたしがサーチ機能のスキル持ってないし、それでかなー?

 ええええ、じゃあ、なに? エイム練習しないとだめってことー!? うそぉぉ!?


 んもおおおお!! わたしの10ポイントが!!

 

 まあ、まずはあいつやってこようか。鎌でいいか。【かくれる】が切れる前にいっけえええー!


 よし、ポイントゲットー! ずらかるぞー!!



―――ポイントいくつ入ったかはあとで確認するとして、アーノちゃんと手を繋いで一緒に家に帰りつつ考える。


 そんなことあるぅ? くそーー! やっぱり銃撃つためにエイム練習する必要あるとかー?? ぐぬううう。世知辛すぎるでしょ……!

 冥界の王様、変なところでリアルすぎるなあ。もー!


 あ、それか、もしかしたらなんかスキルある?


 項目スキル:……やっぱりないけど? どうなってんのさー?


 あああああ、やっぱりエイム練習かよー!? やだやだやだー! すぐ撃ちたいー!!


 あ、もしかしたら弾に追跡機能ついてるとかある?


 項目弾薬:自動追尾弾 100ポイント


 おっ!! あった!! これかー! って、……一発100ぅ!? 高っっ!!!


 ぐぬぬぬぬ無理いいいい!!! 弾一発が100ポイントはでかすぎるでしょー!!?


 さすがにエイム練習するか。シティーズハンターもエイム練習とかしたのかな……。


 お、なんだこれ。

 項目強化アタッチメント:スコープ


 おっ!!? これスコープつけたら当たるんじゃない!? 

 ……つけられる銃とつけられない銃があるっぽかった……。なんでやーー!!

 そしてコルトパイソンはつけられなかったー!!


 ねええええええ、エイム練習するしかないの?? それともコルトパイソン強化したら何になるかなー? これかっこいいんだけどなぁ。

 しかし、弾が当たらなければどうということはない……じゃなくて、仕方ないからなあ。

 ううん。

 まあ見てみるか。


『あの、トセ、あの。あぶない』

「あ、そだね。スマホ見ながら移動はあぶないあぶない。ありがと! おうちでしっかり見るね」


 アーノちゃんが心配してくれた。へへへ



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ