緑珠の王と黒輝の女王②
ローゼンバーグ王城。
案内役に導かれたシルヴァニアの特使は、重厚な扉の前で足を止めた。左右に控える衛兵が同時に手を掛けると、低い音を響かせながら扉が開いていく。
その向こうには、彼が想像していた以上に広大な謁見の間が広がっていた。
高く伸びた天井を支える黒い柱。その柱頭や壁面には王国を象徴する薔薇を意匠化した装飾が施されている。だが、ただ金銀を貼り付けただけの成金趣味ではない。磨き上げられた暗色の床に銀の装飾と紫の宝石が要所だけに配され、それぞれが互いを引き立てながら一つの空間を形作っていた。
左右の高窓から差し込む光が床へ長く伸び、その先――数段高く設けられた壇上に、一脚の玉座がある。
黒を基調とした荘厳な玉座。その背には薔薇と蔓を思わせる精緻な装飾が絡み合い、まるでそこへ座る者そのものを一枚の絵として完成させるために作られたかのようだった。
そして、そこに一人の女王が座っていた。
「…………」
特使の歩みが、僅かに止まる。
本当に一瞬だけ。
何のためにこの場所へ来たのか、それすら頭から抜け落ちた。
長く流れる銀の髪は、窓から射し込む光を受けて淡く輝いている。白磁を思わせる肌を包むのは、黒を基調に紫を差した華麗なドレス。胸元や裾には黒薔薇を思わせる装飾と繊細なレースがあしらわれ、紫の宝石が小さく光を弾いていた。
黒という色は、本来ならば重い。だが彼女が纏えば、その黒さすら銀髪と白い肌、そして鮮やかな紫の瞳を際立たせるために存在しているように見える。
すらりと伸びた脚を優雅に組み、片手を肘掛けへ預ける姿には一切の気負いがない。まるで、生まれた時からそこが自分の場所だったとでもいうように。
ローゼンバーグ王国女王、エミリア・ローゼンバーグ。
その美貌については、シルヴァニアにまで噂が届いていた。傾国とまで称される美姫。だが実物を前にすると、噂とは随分と控えめなものだったのだと思い知らされる。
美しいだけなら、シルヴァニアにも美しい者はいる。だが目の前の女王には、容姿だけでは説明できない何かがあった。
堂々とした佇まい。人に見られることを当然とするような振る舞い。ただ視線を向けられただけで、こちらの背筋が自然と伸びる。
昨日一日をかけて、特使はローゼンバーグという国を見てきた。
整備された街道。絶えず行き交う商人達。新しい商品に満ちた王都。楽しげに働く職人。そして、見たこともない料理。
そこで積み上がったこの国への印象が、目の前の女王を見た瞬間、一つの形へとまとまった。
――この国の中心にいるのが、この人なのか。
そう思うと、妙に納得できてしまう。
「……シルヴァニア豊穣公国より参りました。此度は突然の訪問をお受け入れいただき、感謝申し上げます」
ようやく我に返った特使が深く頭を下げると、澄んだ声が広い謁見の間へ静かに響いた。
「構わないわ。顔を上げなさい」
「はっ」
言われるまま顔を上げる。
エミリアの傍らには、二人の女性が控えていた。
一人はオルガ。長く王国を支えてきた者らしく、特使へ向ける視線には警戒と観察が入り混じっている。
もう一人は、女王直属のドールズであるセリア。こちらは警戒しているというより、玉座のエミリアを眺める表情に、隠しきれない誇らしさが浮かんでいた。
「それで? わざわざシルヴァニアから来たのでしょう。聞いてあげるわ」
随分と尊大な言葉だった。
しかし、不思議と腹は立たない。むしろ――似合っている。
そんな感想を抱いてしまった自分に、特使は内心で僅かに戸惑った。
「では、率直に申し上げます。近年、我がシルヴァニアから多数の民がローゼンバーグへ移っております。特に職人の流出は、我が国にとって看過できぬものとなりつつあります」
「そうみたいね」
「そこで、彼らの帰還についてご協力いただきたい。また、彼らがローゼンバーグで学んだ技術についても、我が国へ持ち帰ることを認めていただきたいのです」
エミリアの眉が僅かに動いた。
「つまり?」
「我が国から移った者達を返していただきたい。そして、彼らがこちらで身につけた技術についても――」
「返せ?」
特使の言葉を遮り、エミリアが首を傾げた。
「何を言っているのかしら」
怒っているようには見えない。本当に意味が分からない。そんな顔だった。
「私の国へ来て、私のために働いている下僕達よ。どうして私が、私のものを貴方達へ返さなければならないの?」
謁見の間の空気が、僅かに変わった。
オルガの眉間に小さな皺が寄る。一方のセリアは、満足げに頷いている。
――私のために働く下僕達。
本来ならば、反感を抱いて然るべき言葉だった。
だが特使の頭に浮かんだのは、昨日見た光景だった。
街道を行き交う商人達。店先で笑う人々。工房の前で身振りを交えながら、新しい品について語り合っていた職人達。そして、シルヴァニアから移ったドワーフ達。
彼らは笑っていた。
誰かに命令され、苦役へ駆り立てられているようには、とても見えなかった。
――私のために働く下僕。
特使はその言葉を、もう一度頭の中で反芻する。
この女王は、もしかすると国のために働く臣民を、ただそういう言葉で呼んでいるだけなのではないか。
「技術についても同じよ。別に隠してなんていないわ。作り方ならギルドで開示しているもの」
「……開示しているのですか?」
「ええ。欲しいなら好きに見に行きなさい」
「…………」
これも想定外だった。
新技術を持ち帰りたいと求めれば、当然拒絶される。特使はそう考えていた。
だがローゼンバーグは、その技術を秘密にしてすらいないという。
「ですが、我が国の職人達については……」
「あら」
エミリアの口元に、薄い笑みが浮かぶ。
「それでも私のものが欲しいのなら――頭を垂れて頼み込むのが道理じゃないかしら?」
「…………」
傲慢だ。
間違いなく。
他国の特使を前にして言う言葉として、穏当とは到底言えない。
だが、この国へ来た者を、他国から返せと命じられただけで差し出すつもりはない。技術が欲しいのなら自分達で学べ。それでも何かを譲って欲しいのなら、命令するのではなく頼め。
そう考えれば。
「……なるほど」
特使は、思わず小さく呟いた。
「あら?」
「失礼いたしました。女王陛下のお言葉、しかと公王陛下へお伝えいたします」
「そうしなさい」
エミリアは満足そうに頷いた。
謁見は、それで終わった。
特使は一礼し、踵を返す。数歩歩いたところで、ふと足を止めた。
そして、自分でも理由を意識しないまま、もう一度振り返る。
黒い玉座。銀の髪。その中心で悠然と座る女王。
特使は先ほどよりも僅かに深く頭を下げた。
――エミリア様。
その呼び名が、あまりにも自然に胸中へ浮かんだ。
本人は、そのことに大した疑問を抱かなかった。昨日から見てきた国への感嘆と、目の前の女王への敬意が、ただ一つに繋がっただけなのだと思ったからだ。
扉が閉じる。
その向こうに黒き女王の姿が見えなくなってからも、しばらく彼の脳裏には、玉座に座る銀髪の少女の姿が焼き付いていた。
◇
数日後。
シルヴァニア豊穣公国、公都エメラルディア。
特使の帰還を受け、公王の執務室にはアルトリウスと二人の重臣が揃っていた。
宰相セルディウス・ヴェルド・セイン。
将軍ドルガディン・ヴェルド・セイン。
そして、報告が始まる直前。
何の前触れもなく、部屋の中央に金色の光が弾けた。
「…………」
眩い。
必要以上に眩い。
金色の光粒が渦を巻き、室内いっぱいに煌めきを撒き散らす。その周囲では、何のために存在しているのか分からない小さなハート型の光まで、ふわふわと舞っていた。
やがて光が人の形へ収束する。
長い金髪。鮮やかな緑の瞳。白と緑を基調に、金の装飾を惜しげもなくあしらった華美な衣装。
豊穣神ラクシュ。
もっとも、地上へ現れたそれは本体ではない。神力を抑えて形作られた分体である。
その姿が完全に形を成した瞬間、ラクシュは片手でピースサインを作り、その指先を顎の下へ添えて小首を傾げた。
『じゃーん! ワタクシ様、降臨!』
金色の光が、最後にぱあっと弾ける。
「…………」
アルトリウスも、セルディウスも、ドルガディンも何も言わなかった。
『なによ、その反応!』
「いえ。お越しいただき、恐悦至極にございます」
『絶対そう思ってないでしょ!?』
「そのようなことは」
『もうっ!』
頬を膨らませるラクシュを横目に、アルトリウスは特使へ視線を向けた。
「報告を」
「はい」
特使が姿勢を正す。
「まず国境から王都へ至る街道ですが、非常によく整備されております。商人や隊商の往来も多く、人や物の移動は我々が想像していた以上に盛んでした」
続けて、王都で見たものを報告する。
戦後とは思えないほどの活気。次々に並ぶ新しい商品。楽しそうに働く職人。そして、シルヴァニアから移ったドワーフ達の姿。
「少なくとも、私が確認した限りでは、強制的に働かされている様子はございませんでした」
「……そうか」
『だから、それが怪しいんじゃない! ワタクシの国から出ていったのに、そんなに楽しそうにしてるなんて変じゃない!』
「ラクシュ様。まずは最後まで聞きましょう」
『もうっ!』
腕を組んで頬を膨らませるラクシュを横目に、アルトリウスは続きを促した。
「女王との交渉は?」
「帰還の要請については、拒否されました」
室内の空気が僅かに張り詰める。
ドルガディンが腕を組み、セルディウスは表情を変えず特使を見つめていた。
「何と言われた」
「エミリア様は――」
アルトリウスの眉が僅かに動いた。
同時に、よく似た二つの顔が特使へ向けられる。
「……待て。今、何と呼んだ?」
「はい? エミリア様、と申しましたが」
セルディウスとドルガディンが、ほとんど同時に顔を見合わせた。
『ほら! もうおかしいじゃない!』
「ラクシュ様、まだ報告の途中です」
『様って言ったのよ!?』
「……続けろ」
アルトリウスに促され、特使は頷いた。
「エミリア様は、我が国から移った者達について『私の国へ来て、私のために働いている下僕達』と仰いました」
「……下僕だと?」
ドルガディンが低い声を漏らす。
「さらに、『私のものを返す理由はない』とも」
『ほらあああああっ! 言ったじゃない! 完全に自分のものにしてるじゃないの!』
「お待ちください」
特使が慌てて口を挟んだ。
「確かに、言葉だけを聞けばそのようにも取れます。しかし私は、あのお言葉は別の意味ではないかと考えております」
セルディウスが静かに尋ねる。
「別の意味とは?」
「ローゼンバーグの民は、皆よく働いております。ですが、嫌々働いている者ばかりには見えませんでした。職人達は自分達の仕事を楽しみ、新しいものを作ることを誇りにしているようにさえ見えたのです。ですから、エミリア様の仰る『私のために働く下僕』というのは……あの方なりの言葉で、『国のために働く臣民』という意味なのではないでしょうか」
「…………」
誰も答えなかった。
「技術についても、拒絶されたわけではございません。作り方はギルドで開示しているから、欲しいのであれば自由に見に行けばよい、と」
「技術まで公開しているのか」
セルディウスが僅かに目を細める。
「はい。少なくとも、エミリア様はそのように仰っておりました」
そして特使は、少し考えてから付け加えた。
「それに……食文化も、実に素晴らしいものでした」
「ほう?」
アルトリウスの反応が変わった。
ほんの僅か。
しかし、双子には分かった。セルディウスとドルガディンが揃って横目を向ける。
「薄く切った牛肉を、薔薇のように盛り付けた料理がありまして」
「薔薇のように!?」
アルトリウスが勢いよく身を乗り出した。
「は、はい。ローストビーフと呼ぶそうです。中心には赤みを残しているのですが、生ではなく、驚くほど柔らかく――」
「どんな味だったのだ!?」
「陛下」
「肉そのものの旨味は!? 香辛料はどの程度使われていた!?」
「陛下」
「確か白いパンもあったと言ったな!? それと一緒に食べるのか!?」
「ええ。玉ねぎと肉汁、それに葡萄酒を合わせたソースを――」
「葡萄酒だと!? 甘みは!? 酸味は強いのか!?」
「陛下」
左右から伸びた手が、同時にアルトリウスの肩を掴んだ。
セルディウスとドルガディンである。
「離せ。これは重要な情報だ」
「現在は外交報告の最中でございます」
「食事については後ほど、好きなだけ詳しくお聞きください」
「だが――」
「後ほどです」
「…………」
アルトリウスは不満そうに二人を見た。しかし双子は揃って手を離さない。
「……分かった」
ようやく公王は大人しく腰を戻した。
『ほんっと、食べ物のことになると変わらないわねえ』
ラクシュが呆れたように言う。
公王としての判断力。臣民を預かる責任感。統治者としての慎重さ。そのどれも申し分ない。
これさえなければ。
「……続けろ」
「はい」
特使も軽く咳払いをした。
「ともかく、私が見たローゼンバーグは、我々が聞いていた衰退した小国とはまるで違いました。街には活気があり、次々と新しいものが生まれ、人々はそれを楽しんでおります」
そして少し迷った後、言葉を続ける。
「率直に申し上げれば……非常に魅力的な国でございました」
しん、と部屋が静まり返った。
『……ほら』
ラクシュが呟く。
そして次の瞬間。
『ほらああああああっ! 絶対に何かされてるじゃない!!』
「ラクシュ様!」
『だってそうでしょ!? 行く前はこんな感じじゃなかったんでしょ!? それなのに帰ってきたらエミリア様、魅力的な国、ローストビーフよ!?』
「最後の一つについては、陛下も随分と魅了されておられましたが」
セルディウスが淡々と指摘する。
「セルディウス」
「失礼いたしました」
アルトリウスは一度咳払いをした。
目の前の男は、信頼している特使だ。だからこそ送り出した。
外交経験があり、他国の歓待程度で判断を変えるような人物ではない。その男が今、敵国の女王を「様」付きで呼び、強烈な発言を好意的に解釈し、相手国そのものを魅力的だと評している。
もちろん、それだけで何かに操られていると断定することはできない。実際にローゼンバーグが、彼の想像を超えて発展した国だった可能性もある。
だが――。
ラクシュは、禍津神ルミナが関わっていると言った。
公国から出た民は戻ろうとしない。
ローゼンバーグの女王は、その者達を「私の下僕」「私のもの」と呼んでいる。
そして調査のために送った特使までもが、短い滞在で敵国へ強い好意を抱いて帰ってきた。
一つ一つならば説明できる。
しかし、それら全てが重なれば。
「……ラクシュ様」
『なによ』
アルトリウスはゆっくりと顔を上げた。
「私の認識が、甘かったのかもしれません」
『でしょ!?』
「少なくとも、表面上楽しそうに暮らしているというだけで、問題がないと判断するわけにはいかなくなりました」
特使が驚いて顔を上げる。
「陛下、しかし――」
「お前を疑っているわけではない。むしろ逆だ。私はお前を信頼している。だからこそ、そのお前がここまで変わって帰ってきたという事実を、軽く見ることができん」
「…………」
特使は言葉を失った。
セルディウスが目を伏せ、静かに考え込む。一方、ドルガディンは低く息を吐いた。
「交渉は拒絶された。そして相手は我が民を自らの所有物と呼んでいる。……少なくとも、無視できる話ではありませんな」
『そうよ! 助けに行かなきゃ! ワタクシの可愛い眷属達を、ルミナなんかに好きにさせないんだから!』
アルトリウスは立ち上がった。
その表情から、迷いは消えている。
「セルディウス」
「はっ」
「予定していた物資と兵糧の確認を急げ。財政面の見積もりも出せ」
「承知いたしました」
「ドルガディン」
「はっ!」
「常備兵の編成を確定させろ。各地の備役兵についても召集の準備へ入れ」
ドルガディンが力強く頭を下げる。
「ただし、ローゼンバーグを侮るな。あの国がバルディア帝国の主力を退けたという事実は、何一つ変わっていない」
「無論です」
「こちらにはラクシュ様の御加護があり、神兵もある。それでも、戦をする以上は万全を尽くせ」
「はっ!」
アルトリウスは最後にラクシュへ向き直り、深く頭を下げた。
「ラクシュ様。御心に従い、我が民を救い出してみせましょう」
『ええ! お願いね、アルトリウス!』
こうして、戦を避けるために送り出された一人の特使は、ローゼンバーグで見たものを、感じたことを、ありのままに報告した。
その結果――シルヴァニアは戦争を避けるどころか、本当に民を救わねばならないのだと確信を深めることになった。
◇
一方。
そんなことになっているとは夢にも思わない、ローゼンバーグ王城では。
「……なあ、嬢ちゃん。あの言い方、本当に大丈夫だったのか?」
「何よ?」
エミリアはきょとんとする。
「『私の下僕』だの、『私のもの』だの、『欲しけりゃ頭を垂れろ』だの……他国の特使に言う言葉としては、だいぶ危ないと思うんだが」
「あら。何か間違っていた?」
「そこを聞いてるんじゃねえんだよなぁ……」
エミリアは不満そうに腕を組んだ。
「技術なら公開しているんだから、欲しいなら学びに来ればいいのよ。ギルドへ行けば作り方なんて好きに見られるでしょう?」
「いや、だからな」
「シャンプーやリンスなんて、作り方さえ覚えれば簡単に作れるわよ?」
「そういうことじゃなくて、嬢ちゃんの言い方の話をしてるんだよ」
オルガが頭を抱える。
「それに、私の下僕なのだから、返せと言う方がおかしいのよ。私のものでしょう? もう」
「その通りです!」
セリアが即座に身を乗り出した。
「皆、エミリア様を慕い、この国を心から愛しております!」
「…………」
予想以上に熱のこもった肯定に、エミリアが僅かに引いた。
「ま、まあ……そんな感じね」
「はい! エミリア様の下僕でいられることこそ、皆にとって何よりの――」
「セリア。その辺でいいわ」
「はい!」
エミリアは一つ咳払いをすると、気を取り直したように胸を張った。
「とにかく! それでも私のものが欲しいというのなら、奪いに来なさい!」
紫の瞳が楽しげに細められ、その口元に不敵な笑みが浮かぶ。
「その時は――私も悪の矜持をもって、正面から叩き潰してあげるわ!」
「エミリア様……!」
セリアが胸元で両手を組み、感極まったように目を輝かせる。
「なんと素晴らしいお言葉……!」
「でしょう?」
満足そうに笑うエミリア。
その横で、オルガは頭痛を堪えるように額を押さえた。
「……その『悪の矜持』とやらは、少し抑えられないものかね」
「嫌よ」
即答だった。
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