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私、普通のOLなのですが?  作者: 道産子婆婆
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色々考えちゃいました。



パチパチと火に燃える木が鳴いています。

焚火の火の番です。


初めは全てデュオハルマさんがしてくれていました。

それでは身体に良く無いので、代わり番こに致しましょう!と申し出てから、数日 渋々と一緒ですが、当番をさせてくれるようになりました。今も一緒に居ますが、しっかり眠ってくださっています。

食事も、馬車も、火の番も、何もかもがデュオハルマさんが初めに全てやってくれていたものです。


奴隷商人とは言いますが、お世話をしてくださるのも、奴隷商人です。

確かに、拐って来て、逃げ出されたらと思うと そうなりますが、それでは倒れてしまいます。

食事も、お水も、馬車も、全てデュオハルマさんのお金で賄ってくださっています。


奴隷でも、清潔にしたい。食べ物も美味しく食べたい。お洗濯だってします。

暗い顔より明るい笑顔の方が、選んでくださるだろうし、よくしてくださるはずです。

この世界での奴隷の扱いを私は知りません。

ですが、だからと言ってずっと先の未来が全て悪くなるか、良くなるかはとらえようだと思うので。

私は、皆さんと最後まで笑顔で居たいのです。


綺麗な星空を眺め、隣でスゥスゥと寝息をたてて寝ているボー君を体温で感じながら、この子達 小さな子供だけでも、大切にしてくださる方に貰って欲しい。色々と考えます。


この子供達は、読み書きが出来ませんでした。

学校に行っていないのです。行ってない、ではないですね。行けないのです。

貴族と言うお金持ちしか行けないのだそうで、小さな村で育つ子供達は、ある程度 大きくなるまで、働きに出るまで、文字を覚えれないと テシラさんは言いました。だから、騙される。とのことです。


奴隷商人のデュオハルマさんに拐われてから、早1週間は軽く越えました。

その間に、自分達の名前を書き読み出来るように教えました。

服には名前を刺繍しました。自分の物に名前を書きましょう。幼稚園、小学生ですね。

皆、頭の良い子達ばかりで、すぐ覚えました。


時折、デュオハルマさんが 地面に書いた子供達の文字を見て、間違いを正しく教えてくれたりしています。

デュオハルマさんは コッソリ教えたみたいですが、私ばっちり見ました。


ふふふ。ついニマニマしてしまいます。

どうしてデュオハルマさんが奴隷商人をしているかは解りませんが、良い人なのは絶対です。

私は、何だかんだと恵まれています。


イースさん。

今頃 何をしているのでしょうか?

寂しいわけ無いですよね。私の事 うるさがっていましたもんね。

心配は・・・・多分してくれたはずです。

イースさんも根は良い人なのです。でなければ、死にそうな私の事なんてほっとけば良かったのです。


それが出来なかったイースさんが心配です。

独りに慣れ過ぎて・・・・・・・でも大丈夫ですよね。

市場では顔見知りになる位ですもん。


イースさん。

私、テシラさんと言う色っぽい女性と友達になりましたよ。

ボー君と言う小さな友達も出来ました。

デュオハルマさんは、親方ですかね。ふふふ。

他にも仲間が出来ました。安心してください。私は、この世界でもちゃんと生きます。


いつか また

逢いたいです・・・・・・・



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