13話
「、、、。」
わたしはずっと黙っていて
隼人くんには何も話せずにいた
そんなわたしを見て
フウッ
旭は溜め息をついた
「隼人、もうお前じゃ、湊を守れない。話を聞いて、別れて帰ってもいいし。」
「!!?」
(なに?なんなの?湊先輩のこの前の違和感の話!?汗)
隼人くんは身構えた
そんな中旭は話を続けた
「実はさー、、」
旭が話をし出して数分後
全てを知った隼人くんはうつむいて黙っていた
(や、やっぱり隼人くん、困っているじゃんか!汗。どうしよう。。もう思い切って別れを切り出そう)
「あはは⭐︎引いてるよね!?ごめん!隼人くん、もうわたし達別れよう!!」
隼人くんは黙ったままでいて
でも頭の中で怒っていた
(何でだ。何でいつも湊先輩はオレに何も話してくれないわけ!?怒)
わたしは慌てて隼人くんの腕に手を添えると
バッ!!!
隼人くんはわたしの手をどかして
わたしを睨みつけた
ゾクッ
わたしは隼人くんの鋭い目つきに怯えた
「ご、ごめん。隼人くんにはこんな話、したらダメだったよね??汗」
隼人くんはわたしの言葉を聞いて
ハァッ
深く重い深呼吸をした
「湊先輩ってオレのことどう思っているの?小動物とか守らなきゃいけない存在とか??」
「!!??!ち、違う!!だって隼人くんは年下だからー、、」
ハッ
わたしは隼人くんの悲しそうな表情に言葉を飲み込んだ
「あのさー、前にも話したよね?年下だから何なの??オレを男として見ていないわけ??湊先輩ってやっぱり一方的で自己中ですね」
「まぁまぁ⭐︎隼人、穏やかにしろって」
旭はそんな隼人くんを宥めた
わたしは隼人くんの言葉を聞いて
つくづく厄介な自分に嫌気をさして
胸をズキズキと痛めていた
(わたし、もしかしてずっと隼人くんを傷つけてる??)
わたしはもうどうしていいのかわからなくて
「だから!!!もうわたしなんか放って置いて!!」
泣きながら一生懸命隼人くんにそう伝えた
(もう、やだ。こんなの)
わたしは隼人くんへの謝罪の気持ちと
夏くんからされている怖い思いが相まって
ただ流れてくる涙を拭っていた
そんなわたしを旭が
ギュッと
抱きしめて
それから隼人くんを睨みつけた
「お前、こんな状況でよくそんなことを言えるよな。首を絞められるなんてこと、されたことがあるわけ??断っても付き纏われたりされたことがあるの??」
「!!!?汗」
隼人くんは旭の言葉に困惑した
でも
バッ
とわたしと旭を引き離すと
隼人くんは気持ちを落ち着けて
わたしに対して笑顔を向けた
「好きでした。湊先輩」




