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その20

お話の続きです。どうぞ宜しくお願い致します。

なんでこんなところに、僕はいるんだろう?

目の前に広がる砂漠。

ぐるりと回って360度見渡しても、砂、砂、砂、砂。

え〜〜〜〜っ!ちょっと〜〜!誰か助けて〜〜〜〜!

叫んだところで、周りには誰1人としておらず。

こんな場所で僕だけ。

ひとりぼっち…って訳でも何故かなく。

傍にデッカいラクダが、口を左右にもぐもぐしている。

え?なんで?ラクダ?

訳がわからない。

一体、いつここに?

なんで僕だけ?

わからないことだらけ。

ただわかるのは、ものすごく暑くて、汗がダラダラどころの騒ぎじゃない。

ジャーって、滝の様に溢れ出てくる。

暑い!暑いよ〜!喉がカラッカラ。

誰か助けて〜〜〜〜!

…と言うところで、なんの前触れもなく、いきなりおでこが冷え〜〜〜〜!

そこでガバッと目が覚めた。

すると、傍に坂口メグちゃん。

ニタニタしながら僕のおでこに、キンキンに冷えたタオルを乗せてくれて。

「はああああああ!びっくりしたああああ!心臓、止まるかと思ったよ〜。」

「あははは、ごめんね。だって、ニッキ、寝ながら急に暑い!暑い!誰か助けて〜〜!って叫ぶんだもん。」

そうか、あれは夢だったんだあ。

ヘナヘナとおでこの上に乗せてもらったタオルを、大事に大事にそのまま。

あっ!

僕は急に照れくさい様な、恥ずかしさに見舞われてしまった。

仰向けに寝転がっている僕の傍に、坂口メグちゃんの膝、そして、上から覗き込む角度でのメグちゃん。

ヤバい!

そう思うが早いか、ドキドキが急激に増してきた。

ヤバい!ヤバい!ヤバい!ヤバい!

僕はピョンと元気になった股間を押さえながら、慌てて走って海にドボン!

はあ…大丈夫!大丈夫!絶対、大丈夫だって!

坂口メグちゃんには気づかれてないって。

けれども、テルやヒロキ、ベルウッドなど、他の男達には事情がすっかりバレていた模様。

1人だけ慌てて海に入った僕のこと、砂浜からニヤニヤしながら「お〜い!ニッキ〜!息子さんは無事かあ〜?」なんて叫びやがって。

もう、ヤダなあ!もう!

最後まで読んでいただき、本当に本当にありがとうございました。お話はまだまだ続きますので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

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