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その18

お話の続きです。どうぞ宜しくお願い致します。

午前中はまだちょっぴり、海の水が冷たくて。

なので、僕らは波打ち際で、波で足が濡れない様に逃げるゲームや、きゃっきゃと声をあげて水を掛け合ったり。

全くもって他愛のない遊びだけど…やべえ!た〜のし〜!

ひゃっひゃー!笑いが止まらねえぜ!

あんなに「プールがいい!絶対、プール!」なんて思っていたけど、何よ!何よ!海!

すげえ楽しいじゃんかよ〜!

海って、すげえ力あるんだねえ。

水に慣れると、今度は膝までから始まり、徐々に脇の下辺りの深さまで。

女子達はみんな、持って来た浮き輪でぷかぷか。

僕ら男連中は、水の中でぴょんぴょん飛び跳ねたり、ザブンと潜ってみたり、疲れたら女子の浮き輪に掴まらせてもらったり。

なんだろ?

別になんつうことないんだけど、すげえテンション上がっちゃう!

それもこれも、海が成せる技なんだねえ。


ふと陸に目を向けると、おしゃれな洋風の海の家の前に、ずらずらっとお揃いの真っ白いパラソル。

その下にはやっぱりお揃いの真っ白いデッキチェアと、木のサイドテーブル。

そこにはナイスバディの大人の男女が、おしゃれなサングラスをかけて仰向けの形で腰掛けている。

サイドテーブルには、縦長のグラスに入った青い液体。

それの上には、小さいパラソルとさくらんぼが乗って。

「あのさあ、あれって、何味かなあ?」

「ああ、あの青いの?ん〜…多分、ブルーハワイ味じゃない?」

「ふ〜ん」と返事はしたものの、坂口メグちゃんが言う「ブルーハワイ味」ってどんなんだったっけ?と思った。


少し沖では水上バイクが調子こいてて、ちょっとうるさくて。

あっちに行ってやればいいのに。って思った。


「あ、そだ、ニッキ、髪切ったんだねえ…なんか、今日、すんごくカッコいいね!」

坂口メグちゃんに褒められると、もう嬉しくて嬉しくて。

ひゃっほ〜!

「そう言う坂口メグちゃんも、今日、すんごく可愛いね。」

そうなのだ。

今日の彼女はびっくりするほどの可愛さ。

薄いピンクのビキニだけど、その上に透ける素材のふんわりした半袖のパーカーを着ていて、下はビキニとお揃いのフリルがいっぱいのミニスカート。

そして、何より可愛さを引き立ててるのが、頭の左右の高い位置で結んでいるお団子ヘア。

細いピンクのリボンをつけて、すげえ乙女チック。

秋田さんとお揃いコーデなんだそうだ。

そんな秋田さんは、薄い水色の水着で、やっぱり坂口さんとお揃いのお団子ヘア。

泳ぐ時邪魔にならない様に、そうしたんだって。

そんでもって女子のヤマシタさんには、びっくりしちゃった。

だって、ピンクっぽいベージュのビキニなんだもん。

上に白いラッシュガードのパーカーを着てるけど、一瞬「裸?」って感じ。

僕は、女子のヤマシタさん、教育実習の桜田先生の半ズボンの授業の時のこと、まだ「根に持ってる」ってのか、気にしてるのかもって思ったよ。

だって、あん時、桜田みずき先生、「裸エプロン」に見えちゃう様な服だったもんな。

それもあって、もたついてた男ヤマシタが、桜田先生に手伝ってもらったのを見て、「浮気した〜!」って、別れちゃったんだもんなあ。

だから、多分…いや、絶対、意図的に今日の水着を選んだに違いないとふんだ。

女子のヤマシタさん、結構、ネチネチ根に持つタイプなんだなあ。

最後まで読んでいただき、本当に本当にありがとうございました。お話はまだまだ続きますので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

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