探検
わしらは、地下都市を探検して廻った。
地下都市には 飲食店もあった。
店内には 見慣れぬ物体が多くあったが、食器類とイスやテーブルが多くあったのだから、それは飲食店なのだろうと判断した。
飲食店なのだから 食料もあるはずだ!
わしらは 探し回った。
レイスは 食料が無くても、ほかの生命体が身近にあれば、そこから放たれるエネルギーを吸収して生きていける。
だから わしが元気であるうちは 共にいるレイスも飢えることはない。
もっとも レイスに言わせると、わしが放つ生命エネルギーは低エネルギーなので、餓えずとも 腹が満たされることもないのだそうだ。
一方、わしは たとえ生命活動レベルが低かろうと、食い物は必要だ。
という訳で、定住する土地では 食料生産ができる必要があるし、
自給自足体制が整うまでの、食料確保も重要課題なのである。
◇
食料は 金属の箱の中に入っていた。
小さな箱は ドアを引っ張ればあいたが、大きな箱になるほど、鍵がかかっていた。
そのカギは、わしがこれまで見たことないタイプのものであった。
ゆえに、まずは 小さな金属の箱の中から食料を得ることにした。
金属の箱の中は ヒンヤリとしておった。
それゆえ 傷んでいるものも多かったが、凍ったままの 解凍すれば食べられそうなものもあった。
未知の魔法?を使った冷凍品だ!
◇
調理器具の素材も形状も 初めて見る物が多かった。
そこで とりあえず、わしが携帯している調理道具を使って、
冷凍された肉や野菜を料理し、冷凍されたパン(これも初めて見たぞ!)を解凍して食べた。
わしの解凍魔法が通用してよかったわい。
食後、翌日の朝食・昼食用に、サンドイッチを作って、マジックバックに入れておいた。




