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ある街  作者: 木苺
  (1) 遥かなる昔
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探検

わしらは、地下都市を探検して廻った。


地下都市には 飲食店もあった。

 店内には 見慣れぬ物体が多くあったが、食器類とイスやテーブルが多くあったのだから、それは飲食店なのだろうと判断した。


飲食店なのだから 食料もあるはずだ!


わしらは 探し回った。


レイスは 食料が無くても、ほかの生命体が身近にあれば、そこから放たれるエネルギーを吸収して生きていける。

だから わしが元気であるうちは 共にいるレイスも飢えることはない。


 もっとも レイスに言わせると、わしが放つ生命エネルギーは低エネルギーなので、餓えずとも 腹が満たされることもないのだそうだ。


一方、わしは たとえ生命活動レベルが低かろうと、食い物は必要だ。


という訳で、定住する土地では 食料生産ができる必要があるし、

自給自足体制が整うまでの、食料確保も重要課題なのである。


◇


食料は 金属の箱の中に入っていた。

小さな箱は ドアを引っ張ればあいたが、大きな箱になるほど、鍵がかかっていた。


そのカギは、わしがこれまで見たことないタイプのものであった。

ゆえに、まずは 小さな金属の箱の中から食料を得ることにした。


金属の箱の中は ヒンヤリとしておった。

それゆえ 傷んでいるものも多かったが、凍ったままの 解凍すれば食べられそうなものもあった。


未知の魔法?を使った冷凍品だ!


◇


調理器具の素材も形状も 初めて見る物が多かった。


そこで とりあえず、わしが携帯している調理道具を使って、

冷凍された肉や野菜を料理し、冷凍されたパン(これも初めて見たぞ!)を解凍して食べた。


  わしの解凍魔法が通用してよかったわい。


食後、翌日の朝食・昼食用に、サンドイッチを作って、マジックバックに入れておいた。


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