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俺がふざけて作った育成モンスターが異世界に落ちた  作者: 夜逃げ丸
第2章〜混乱?の邪神様〜
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五層のボーナスルーム

「いでよ、神◯!そして、願いを・・・」

「ちょっと待て!そんな合言葉では無かった筈だろう!?」


僕の唱えた合言葉にガリバーさんは突っ込みを入れました。ちょっとしたボケですよ。


僕たちは今、池に記された崖の前にいます。どうやら、ここで合言葉を叫べば道は開けるようですね。


「一度言って見たかったんですよ。では気を取り直して・・・『樹海の隠された道よ、我らに希望を示した前』です!!」


ーーーーゴゴゴゴゴ・・・ーーーー


この合言葉長すぎですよ。初代学園長、もっと合言葉を短く出来なかったのでしょうか?


それはともかく、合言葉を唱えると岩が動くような音が周囲に響き渡りました。そして、ポッカリと洞窟が空いたのでした。


「・・・ではガリバーさんたち、お先にどうぞです」

「ちょっと待て、何故我らに先を譲るのだ。まさか、俺たちを毒味役にする気か?」

「いえいえ、そんな事は・・・」

「あからさまに目をそらすな。まぁ、いい。では、行かせて貰おうか。よし、皆行くぞ」

「「「「はい!!」」」」


そして、彼らは洞窟に入って行きました。


「『樹海に隠された道よ、その希望を隠したまえ』です!!」


ついでに適当な思いつきの合言葉で洞窟が再び隠れるように言って見ました。すると・・・。


ーーーーゴゴゴゴゴ・・・ーーーー


再び、また岩の動くような音が・・・。


「「「「「閉めるな!!」」」」」


中の皆さんから一斉に怒られました。ほんの冗談のつもりで唱えたのですが、まさか本当に閉まるとは・・・。


結局、僕に悪ふざけをさせない為に僕たちも一緒に洞窟に入る事になったです。


ちなみに、洞窟を閉めるのに合言葉は必要なく、ある程度時間が経つと勝手に閉まるようになっていたようです。僕たちが入ると洞窟が勝手に閉まりましたですよ。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



『良くぞ、隠された合言葉を探し出し、この洞窟を見つけ出した。わしは嬉しいぞ、誰も解らないかと思ったからな』


洞窟の奥で現れたのは相変わらずの初代学園長。そして、またも相変わらずに空気を読まずにペラペラと話だしました。


『さて、では今回のミッションを言い渡そう。第五層のミッション・・・それは『料理』だ!!」

「「「「「「「・・・・・・・・・は?」」」」」」」


初代学園長のミッション内容に皆さん口を開けて驚いたようです。でも、料理ですか?本当にこの学園長は変な事を思いつきますね。


『詳細はこうだ。今から3時間以内にこの樹海で食材を集めて来なさい。そして、この奥にある厨房を貸そう、そこで料理を作るのだ。料理をする時間は1時間。そこで合格することができれば第五層クリアとする。また注意事項として、この樹海で取れた食材以外は認めない。だが、調味料は許可しよう。準備はいいか?時計を動かすぞ?では・・・スタート!!』


初代学園長がスタートを宣言すると『ゴゴゴゴゴ』と石で出来た時計が出現しました。これで時間を計っているようですね。カチカチと時計の針が動き出しました。


「え〜と、じゃあ食材を探しに行くか・・・」


全員が食材を探しに洞窟を出ようとします。それに対して僕は・・・。


「待って下さいです!皆さん!!」

「「「「「は?」」」」」


その場を動こうとしない僕に対し、疑問の視線を向ける皆さん。くくく、食材探し?そんなもの僕たちには必要ありません。


「さあ!バルムンク!!変形ですよ!!再び、【屋台バージョン】になるです!!」

「「「「「なっ!?」」」」」

「そう!この屋台バージョンは辺りの有機物を再構成し材料にしてラーメンを作ります!!つまり、このステージの食材を使っているも同然なのです!!」

「「「「「何だってぇぇぇぇっ!?」」」」」


そして、僕はバルムンクでラーメンを作り初代学園長の元に持って行きました。しかし・・・。


『やけに早いな。ちゃんと料理したのかね?まぁいい、審査をしてやろう。では、審査員カモン!!』


初代学園長が『カモン』と手を叩くと、洞窟の天井が動きました。そして、そこから一匹の怪鳥が舞い降りたのでした。


体長は2、3mくらいで、虹色の羽を羽ばたかせています。


『この魔物は【ビックテイストバード】と言う。【ビックテイストバード】は非常にグルメでな。個体によって好みが違うのだ。つまり、この【ビックテイストバード】はこの階層の食材を使ったものしか食べんのだ。この鳥が満足した時には黄金の卵を産む。黄金の卵を産んだら合格だ。さぁ、料理を出すがいい』


なるほど、審査員にはうってつけと言う訳ですか。僕はラーメンを持って怪鳥さんの前に持って行きました。


「くうえええっ!(久々だな、人の飯を食うのは!)」


翻訳玉の効果で怪鳥さんの言葉が訳されました。そして、僕のラーメンを一瞥すると・・・。頭を動かして、ラーメンをつつくように食べました。


「グワァグワァグ?く、くえっ!くえくえ、くえ・・・(これは、本当に樹海の食材か?いや、若干この樹海の匂いがするな。あっつ!味は確かに美味い。しかし・・・)」


ラーメンを食べた怪鳥さんは、しばらく溜めを作った後・・・。


ーーーーポコン・・・ーーーー


何と卵を産んだのでした。そして、その卵は・・・。


「やったです!黄金の卵ですよ!!これで、クリアです!!」


その卵は光り輝く黄金の卵でした。僕はその卵を手に取ろうとしましたが・・・。


「くえ!くえーー!!グワァ!!(食べ難いっ!不合格!!もう一回だ!!)」


などと怪鳥は産んだ卵を咥えて高いところまで行ってしまいました。え?これはどういうことなんですか!?


「ちょ、ちょっと!食べ難いから不合格って何ですか!?それに卵を産んだんだから、合格にしろですよ!!」

「く?くあ?くああ?グワァ!く、ぐえぇぇぇっ!!ぐえぇグワァ!ぐえ!!(あ?何だ?逆らうのか、お前?ここでは俺がルールだ!もっと、食いやすい物を持って来やがれ!!それと今度はちゃんとした食材でだ!!分かったな!!)」


こいつ!さては、食べ難いのを理由にして、もう一度作らせる気ですね!!


そして、怪鳥さんは再び天井から空に飛び立ちました。おのれ、食い意地の張ったバカ鳥めです!味がいいなら合格にしろですよ!!それとちゃんとした食材で、って全部食ってから言うなです!


そして、バカ鳥を満足させるための料理バトルが行われる事になりました。あの鳥、我儘過ぎですよ。全く、あっと言わせてやるから待ってろですよ!!


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