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俺がふざけて作った育成モンスターが異世界に落ちた  作者: 夜逃げ丸
第2章〜混乱?の邪神様〜
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トップ10が現れた

ーーーーズズッ、ズズズズッ・・・ーーーー


樹海からラーメンを啜る音が聞こえて来ます。


「くっ、何て濃厚なスープだ!?」

「こんなの・・・未経験の世界だわっ!?」


せっかく、ですからラブさんたちにもラーメンを振る舞ってあげたです。やはり、麺を啜る事に抵抗があったみたいですが、そう言うものと説明しおそるおそる啜りはじめました。


「デザートもありますよ。はい、アイスクリームです」

「馬鹿な!牛の乳を凍らせた物だと・・・あ、甘い!?」

「ああん!暑く火照った身体に冷たさが染み渡りますわ!!」


デザートにアイスクリームを出すとその甘美なる甘さの虜になったようですね。男子、女子関係なくラーメンやアイスを貪って食べています。


「それはそうと、そちらの方々は誰ですか?初めて見る人たちですけど、新メンバーの方々でしょうか?」


僕はラブさんに聞きましたが、ラブさんが答える前に彼等は自分から答えてくれました。ラーメンを啜りながら・・・。


「その質問は俺から・・・ズズ、答えてやろう・・・ズズッ。俺の名は『ガリバー・C・オスカー』。三年生で、この学園生徒のトップ10の一人だ。順位は4位だ・・・ズズズズッ」

「ほえ?『トップ10』って何ですか?」


聞けば、この学園は成績や実力からランキングを付けているとか。その中の上から10位までを『トップ10』と呼び、学園の中でも生徒会の役割や特別な権限を持っているそうです。


「つまり、ガリバーさんは学園の生徒で4番目に強い人って事ですか?凄いです!他の皆さんもトップ10なのですか!?」


僕が他の人たちに聞くと彼等は頷きました。


「僕は5位のスメラギ・B・ダバンダー。学年は二年だ。君がモツくんかい?話は聞いているよ、よろしく」

「私は7位のナナリー・D・シホン。初めまして、学年は二年よ」

「俺はマックス・D・キンニーク。順位は6位だ。はっはっはっ!宜しくな坊主!!」

「これはこれはご丁寧に・・・僕はモツですよ。宜しくです」


ガリバーさんに続き、後ろの方々も自己紹介をしてくれました。でも、皆さんやけに中途半端な順位ですね。


それとミドルネームについてですけど、この国では貴族としての階級を名前に入れる風習があるようです。例えば、王族と大公なら『S』、公爵は『A』、侯爵と伯爵は『B』と言うようになっています。ちなみに、商人や一般市民にはミドルネームは無いようです。


「でも、何でこんな所にトップ10の人たち・・・ハンパーズがいるですか?」

「ハンパーズ言うな!相変わらず、失礼な魔物ね。ここにいるのは私のトップ10入りを判断するためよ」

「なっ、何ですって!?ラブがトップ10入り!?」


ラブさんの言葉に反応したのは、妹であるブランさんでした。ちなみにブランさんは何位なんでしょうか?アイアン寮ですからね〜、多分聞いても答えてくれないでしょう。ここは温かい目で見るですよ。


「・・・ちょっとモツ。何よ、その目は?」

「温かい目で見ているですよ。大丈夫です、ブランさん。成績が低くても、それが全てでは・・・痛い!なんで叩くんですか!?」


ブランさんに頭を引っ叩かれました。酷いです、ブランさん!!


「まぁ、話を戻すがモツくんに説明してやろう。去年の先輩たちが卒業し、トップ10に欠番が出ていてな。この学園では伝統により、その欠番を一年の中から埋めることになっているのだ。ラブライン一年生はその候補だ。メンバーに入るには実力は当然として、人格にも考慮をしなければならない。共にダンジョンに潜り、適性を見ているのだ」

「なるほどです。だから、7位から上が居なかったのですね」

「ああ。現在、7位から上が欠番だ。それと今日は3位から1位もいない。適性を見るのは我々の仕事なのだ」

「ほほう。でも、人格もですか?それはまた・・・」

「・・・何か言いたい事があるの?」


僕がついラブさんを見るとラブさんは青筋を浮かべました。う〜む、大丈夫なんですかね?それに以前、決闘をしてペナルティーも受けてましたが・・・。


・・・そんな時でした。


『発見!発見!発見!』


僕のバルムンクがミニもっくんからのコールを受け取ったようです。どうやら、ボーナスルームを見つけたみたいです。


「何だ、一体?」

「ふふん。実は僕の子分たちを偵察してに出していたのです。どうやら、第五層のボーナスルームを発見したみたいです」

「な、何っ!?ボーナスルームを発見したのか!?一体、何処にあるのだ!?」

「さあ?それは報告を見て見ないと・・・バルムンク!映像を映すです!!」


そして、映されるミニもっくんからの映像。場所を特定する為に映される映像は発見する少し前からの再生になります。


「・・・ここは滝ですかね?」


映像には迫力のある滝が映されました。樹海の真ん中あたりにある池の滝のようで、


そして、ミニもっくんは滝の裏側を調べようとして・・・。


ーーーードボーーン!!ーーーー


滝に流されて池に落ちたようです。でも、安心!ミニもっくんは完全防水仕様です。水の中の探索も可能なのですよ。


ミニもっくんはついでに池の中も調べ始めたみたいですね。そして、池の中にそれはありました。


『ボーナスルームはこちら。ここで合言葉を唱えよ。合言葉は・・・』と書かれた地図が池の中にあったのですよ。どうやら、ここはただのヒントのようですね。ボーナスルームの場所と合言葉が隠されていたのでした。


「・・・合言葉だと?道理で見つからん訳だ」


どうやら、一度探索に来ていたのかガリバーさんが唸っています。


「ふむふむ、ボーナスルームは崖のあたりにあるようです。じゃあ、行きましょうか」

「ああ、行くとしよう」


ボーナスルームに向かおうとした僕たちに、何故かガリバーさんたちも付いて来ました。


「おや?付いてくるんですか?」

「・・・邪魔かね?」

「はい、邪魔です!僕の影が薄くなりますから」

「はっきりと言うな!別に良いだろう!!減るものでは無いだろうし!!」

「僕の活躍が減るんですよ!!」

「ええい!みみっちい魔物だな!!」


結局、ガリバーさんたちも付いて来ました。まぁ、何かあった時には壁くらいはなるでしょうし、同行を許可したのですよ。さぁ、ボーナスルームです!!



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