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俺がふざけて作った育成モンスターが異世界に落ちた  作者: 夜逃げ丸
第1章〜ふざけた魔物〜
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救出隊

「ふあぁぁ〜〜・・・。何なんですかね?こんな朝っぱらから」

「そんなの私に聞かれても分からないわよ。こっちが聞きたいくらいだし」


あの裏山の噂の日から2日後。


ブランさんは何故か、学園から呼び出しを受けたようです・・・僕付きでね。そんな訳で朝早くから、学園長室に向かっているですよ。本当は昼まで寝たかったですのに、いい迷惑ですよ。


「ブランさん、何かしたんですか?」

「むしろ、あんた付きで呼び出されたから、あんたが何かをしたんじゃないの?」

「身に覚えがありませんですよ。それに、僕はきちんと証拠を隠滅していますから」

「・・・今、やってるって自白したわね」


えーと、あの件は大丈夫なはずですし、この前の件は証拠隠滅済みです。よし!しらばっくれれば、大丈夫ですね。物的な証拠は残してませんから、口を滑らさなければ完璧ですよ。僕は言質をとらせない為に注意をして話すと決めました。


そんな決意を込めている間に学園長室についたようです。ブランさんが学園長室をノックしました。


「入りなさい」


中から鈴のように綺麗な声が聞こえ、僕たちは学園長室のドアを開けて中に入りましたです。


「失礼します。おはようございます。学園長先生」

「おはようございますです!学園長先生!!」

「ええ、おはよう。モンブラントさん。今日も元気がいいわね、モツ君」

「はいです!」

「あの学園長先生?私たちをお呼びになった用件を教えて貰って宜しいでしょうか?」


朝の挨拶を終えると、ブランさんは呼び出された理由を聞きました。学園長先生は、少し沈黙した後、真面目な表情で口を開いたのです。


「ええ、実は・・・先日に裏山に調査に出かけた【ゴールド】クラスが行方不明になったのです」

「えっ!?【ゴールド】クラスがですかっ!?そんな・・・」

「・・・と言う事はラブさんもですか?」


学園長先生は僕たちの言葉に無言で頷き、更に言葉を綴りました。何やら、とんでもない自体が起こっているようですね。


「ええ。貴女の姉であるラブライン・B・モンブラントさん。それに加えて【ゴールド】クラスの1年生の5人がです。裏山の奥に何か異変があったと見るべきでしょうね」


【ゴールド】クラスの面々は学園トップのエリートクラス。1年でも、かなりの実力があるそうですね。僕もラブさんの魔法を受けた事がありますから、かなりの上位魔法を使っていたのは記憶に新しいですよ。


そして、そんな事態に学園はと言うと・・・。


「私たち学園は、今現在上級生クラスや、生徒会、教師陣から調査部隊と討滅部隊を編成中です」

「はぁ、でもそれならば・・・どうして私たちをお呼びになったのですか?」


ブランさんはとある疑問を口にしました。行方不明者の家族と言う事はありますが、部隊編成をしているのなら、僕たちをわざわざ呼ぶ必要は無いですからね。


「ええ。そこで本題・・・あなたたちを呼び出した理由ですが、あなたたちに【ゴールド】クラスの救出をお願いしたいのです」

「なっ!?」

「恥ずかしい話ですが。別部隊の報告で、例の魔物はかなりの数に増殖しているようなのです。確実に全滅させる為には準備は欠かせません。準備の終わり次第出発しますが、準備が終わるのは明日になるでしょう」

「・・・と言うことは、【ゴールド】クラスの探索は最低でも明日以降になる訳ですか?」

「ええ。ですが、私は彼らを助けたいのです。1日経つ事に彼らの生存率は大きく下がって行くでしょう。ですから、あなたたちの力が必要なのです」


明かされる僕たちが呼び出された理由。相当に切迫しているようですね。


「でも、私たちは【アイアン】です!魔物の群れを掻い潜って探す何てっ!!」

「相当に難しいでしょうね、普通なら。でも、そこの子ならば・・・」


ブランさんは『ハッ』と気が付き僕の方を見ました・・・は、恥ずかしいです〜〜!!


「その魔物の子ならば、不思議なマジックアイテムを使い救出する事が出来るかもしれません。危険なのは承知でお願いします。力を貸してくれませんか?」

「で、でも・・・」


頭を下げる学園長先生。ブランさんは僕の安全の為に悩んでいるようですが、心配はいらないですよ。


「学園長先生、ブランさん。僕はやるですよ」

「モツっ!?」

「・・・モツ君。やってくれますか?」

「はいです!絶対にラブさんや【ゴールド】クラスの皆さんを連れて帰ってきます!!任せてですよ!!」

「モツ・・・でも・・・」


ブランさんはまだ何か言いたげにしています。僕はブランさんに向きなおって言いましたです。


「ブランさん。もしかしたら、ラブさんとの永久の別れになるかも知れないのですよ。そんなの僕は認めないです。ブランさんとラブさんには仲直りして欲しいですから。一方的な別れなどにさせませんです。だから、僕は行くですよ。ブランさんたちの幸せが、この道の先にあると信じてますから」

「モツ・・・」


僕の言葉にブランさんの顔つきが変わっていきます。どうやら、答えは出たようですね。


「行きましょう、ブランさん!!なぁに、大丈夫です!僕には道具もあるし、邪神様がついてますから!!これくらいの障害なんて容易く突破して見せるですよ!!」

「モツ・・・ありがとう。いいわ、私も行く!絶対に馬鹿姉の面を引っ叩いてやるんだから!!」

「おお!それでこそのブランさんです!!」

「それ、どう言う意味よっ!?」

「・・・二人共、感謝致します」


こうして、僕らはラブさんや【ゴールド】クラスの救出の為に裏山に行く事になりましたです。さあ、行くですよ!絶対に助けるです!!

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