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俺がふざけて作った育成モンスターが異世界に落ちた  作者: 夜逃げ丸
第1章〜ふざけた魔物〜
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図書館

「本がいっぱいです〜!!」


今、僕は学園専用図書館にブランさんと共に来ているです。


そこは学園が大陸中から集めた大量の本が貯蔵してあり、魔法書、歴史書、ダンジョンや魔物に関する記述など様々な本が置いてあるですよ。3階建ての建物にそれらの本が綺麗に並べられており、何処に何があるのか、分かりやすくしてありました。


「あ、それとモツ。2階から上には行っちゃ駄目よ」

「え?何でですか?」

「【アイアン】で閲覧出来るのは1階までなのよ。腹ただしいけどね」


・・・おお、悲しきかな階級制の悲劇。


どうやら、【アイアン】と【ブロンズ】は1階までの閲覧権しか無く、おまけに【アイアン】は【ブロンズ】と違い、貸し出しが不可だとか。ちなみに【シルバー】は3階までの閲覧権と貸し出し権。【ゴールド】はそれに貴重資料室の閲覧権と個室部屋が使用可能になるそうです。


「そう言えば、ブランさんは何の本を探しに来たですか?」

「私?次の授業の資料を探しに来たのよ。錬金術学の・・・ヒグラ先生が担当ね」


そう言えば、ヒグラ先生も教師でしたね。あまりに地味過ぎて存在自体を忘れていたです。先ほど会ったばかりだと言うのに・・・なんと言うステルス効果でしょうか。


それはさて置き、僕は何の本を読みましょうか?邪神様に相談してみますかね。


「邪神様、邪神様。どんな本が読みたいですか?」


最近、時間帯によって返事が返ってくるのが遅くなったり、会話が弾まなくなっているです。一体、何故でしょうか?


『そうだな。この大陸の歴史書がいいな』

「歴史書ですね。分かりましたです」


そう言えば、前に魔法書を読んで魔法が使えるか試して見ました。結果だけ言えば、僕は魔法を使う事が出来ませんでした。


この世界では魔法を使うのに【適性】と言う物があり、自分に合った属性による魔法しか使う事が出来ないのです。


そして、ブランさんの見立てでは僕に適性はあることはありましたが【無】属性というよく分からないものだったのです。


無属性魔法を説明するなら、火や水を生み出し操る属性魔法に対して、無属性魔法はそれ以外の効果を持った魔法となります。


この属性の魔法はピンからキリで役に立つ魔法もあれば全く役に立たない魔法もあるそうですよ。凄いのになると空間を操る魔法や時間を操る魔法とかもあるそうです。


ちなみに、どのような無属性魔法が使えるかは魔法に目覚め無いと分からないようです。今回は、魔法が使えると分かっただけで良しとしましょうか。早く、目覚めるですよ、僕のコ○モ。


それはそれとして、今回は歴史書を中心に見るです。僕は歴史書の棚に移り、適当なタイトルの本を開いてみたです。


・・・そして、数分後。


「・・・飽きましたです」

『・・・まあ、歴史書なんて、そんなに面白い物じゃないからな』


僕は本を元の場所に戻しました。よく考えれば、ヒグラ先生からにでも聞けばいいんですよ。今は大体の歴史さえ、知れればいいんですから。


『そうだ、せっかくだから隠し扉でも探したらどうだ?ファンタジーなでかい図書館には付き物だぞ?』

「おお!隠し扉ですか!!そっちの方が、面白そうです!!でも、どうやって探せばいいんですか?」

『この前、送ったスキャンライト(小型)があるだろ?それで本棚や怪しい所を映して見ろよ』

「あいあいさ〜〜!!」


僕は【スキャンライト】をアイテムボックスから取り出して、至る所を写して周ったです。ちゃんと、ライトの強弱を調整して、壁一枚、障害物一つを透けるようにしましたですよ。あまり、強すぎると本棚だけでは無く壁も透視してしまいますから。


『むっ!?新発見だっ!!』

「どうかしたですか、邪神様?」

『いや、スキャンライトを天井に向けると天井が透けて見えるだろ?』

「・・・はい」

『上の階の女子のパンツが見放題だなと。時おり、天井にもライトを頼む』

「好きですね〜、邪神様」


・・・など馬鹿な会話をしつつ、更に図書館を周ったです。でも、結局何も発見出来なかったですよ。


「う・・・ちょっとすいません。邪神様、トイレに行って来るです」

『おう。ん?お前、用を足せるのか?』

「当たり前ですよっ!生き物ですからっ!!」

『それは新事実だな』

「・・・邪神様。覗かないで下さいよ」

『お前のウ○コなど、見たくないわ!!さっさと行って来い!!』

「ウ○コ言うなです!小の方ですよっ!!」


邪神様は僕を何だと思っているんですか!?それに、何と言うデリカシーの無さでしょうか、お上品な僕には考えられませんよ。


そして、僕は急いでトイレに入ったです。スキャンライトをONにしたままで、そしたら・・・。


「じゃ、邪神様っ!?」

『・・・何だ?紙が無かったのか?』

「違いますよ!トイレに隠し扉があったです!!」


トイレに入ると、掃除用具置き場の横に妙な空いた空間と言うか壁があったです。そこにたまたまライトの光が当たった時でした。光が壁を貫通して道を写したです。その奥には地下へと続く階段がありましたですよ。


トイレに隠し扉って、何処かの推理ゲームですか?これからコロシアイでも始まるんですか!?でも、とりあえずな感想は・・・。


「『・・・図書館と関係ねぇ』」


僕と邪神様の声が重なり、同じ感想を溢しました。


まぁ、隠し扉を見つける事が出来たので、結果オーライとしておきましょうか。


ーーーーちょっと、何するのよっ!!ーーーー


そんな時でした。1階から騒ぐ声・・・ブランさんの大声が聞こえて来たのは・・・。

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