↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺がふざけて作った育成モンスターが異世界に落ちた  作者: 夜逃げ丸
第1章〜ふざけた魔物〜
14/117

転校生(現代サイド)

本日、短いので22時にも投稿します。

〜〜〜〜現代サイド〜〜〜〜


「・・・ボーナスルームか。まるで、ゲームだな」


俺は学校の教室で、自分のスマホに映る画像を見て言葉を溢したのだった。


捨てる筈であったPCと繋がった未知なる世界。そこには自分の創ったモンスターがやりたい放題している。


昨日、俺はPCと自分のスマホにある改造を施した。PCのデータをスマホにコピーすると言う改造であり、スマホからでも見る事が出来ないかと考えたのだ。


そして、改造は成功した。その改造により、スマホから異世界のモツをリアルタイムで見る事が出来るようになったのだ。これで学校に行っていても、モツの様子を見る事が出来る。


ただし、難点が2つ程ある。


1つ目はPCと違いチャットマイクが無い事だ。それによってPCよりも会話がスムーズに行かず、メール機能でモツに返事をしているのだ。


2つ目、【モジュール・クリエイト】を使用する事が出来ない。正確にはPCから、スマホに創っておいたアイテムを保存し送ることは出来る。だが、新たにモジュールを創る事が出来ないのだ。


つまり、スマホにある保存データからモツにある程度のアイテムを送ることは出来るが、作製が出来ないという事は、予想外の事態になった場合に対処が遅れるかも知れないのだ。


よって、幾つかのアイテムはモツに持たせて臨機応変に動くように言っている。まぁ、今はそんな際どい事態にはならないだろうが。


・・・それが、難点と言えば難点である。


ーーーーキーンコーン、カーンコーンーーーー


学校のチャイムが鳴り響く。


現在の時刻は朝、これから朝のホームルームの時間だ。毎朝、担任の小言から始まるこの時間は毎回が鬱だ。俺はスマホを懐にしまった。


そして、教室のドアが担任が教室へと入ってきた。だが、いつもと違い後ろには見知らぬ女子の姿があった。


「え〜、今日から新しくクラスの一員になる『新城瑠衣』さんだ。皆、仲良くするんだぞ。ほら、自己紹介して」

「はい。新城瑠衣と言います。趣味は・・・」


・・・と女子の正体は転校生であったようだ。よくある自己紹介がされている。


長い黒髪に優しげな雰囲気で美少女・・・いわゆる大和撫子と言う奴だろう。実に漫画みたいな展開だ。


よって、そんな超美少女の登場にクラスはザワザワと騒いでる。


男子は『すげぇ、可愛い子だな』とか『彼氏いるかな?』などと彼女に見惚れて騒めき。女子は『モデルみたい』、『私よりも美人・・・死ねばいいのに』などと賛同の声と嫉妬の声と賛否両論だ。


「では新城の席は・・・」


漫画のお約束ならば、彼女の席は主人公の隣となるのだろうが現実にその様な事は起きない。と言うか俺は主人公タイプでは無いからな。


ちなみに俺の席は教室の真ん中辺りなので前、後ろ、右、左と全て埋まっている。よって、席が隣になる可能性はゼロと言っていいだろう。


そして、案の定に彼女の席は後ろの方に決まった。然程離れてはいないが、近くも無い微妙な距離だ。まぁ、現実なんてこんな感じだろう。


それに、俺みたいなパソコンオタクが彼女とお近づきになる事は起きないだろうしな。


そんな感じで、ホームルームは終了して彼女はクラスメートから質問責めになっている。俺はあの様な騒がしい空気は苦手だ。早々にスマホを、取り出してモツの様子を見る。


しかし、俺は自分のスマホに違和感を覚えたのだった。


「・・・何だ、これ?」


スマホの画面に赤いランプが鳴り響いていた(学校ではマナーモードなので音は出ない)。


この機能は確かモツの育成ゲームの敵モンスターとのエンカウント時に起きる機能であった筈だ。それが今、鳴り響いていたのだ。


俺は突然の事態に首を傾げて画面を見続けた。


そして、まだ俺は知らない。これが、モツの異世界落ちに続き、更に直面する『世界の神秘』である事に・・・事態は俺の世界をも巻き込んでいく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。