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俺がふざけて作った育成モンスターが異世界に落ちた  作者: 夜逃げ丸
第3章〜毛玉たちの旅立ち〜
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vsハブコンダ

ーーーードゴオォォォン!!ーーーー


謎の爆発により、木っ端微塵に吹き飛んだ社。社の残骸だけが残されています。


「お兄ちゃん!一体、何をしたの!?」

「・・・兄上」

「何て事をしたんだぜ!!」


僕の兄弟たちは犯人を僕と決めつけて睨んでいます。何で僕が犯人なのですか!?


「犯人は僕じゃないのです!僕は無実ですよ!!」

「「「え〜〜〜〜〜?」」」


何なんですか、その反応は?全く、少しは兄を信頼して欲しいのですよ。って、こうしている場合ではありませんです。


「また爆発があるかも知れないです!村人の皆さんとカエル貴族たちは村に避難をするですよ!!」

「も、モツたちは?」

「・・・僕たちは社の爆発の原因を探します」


おおお・・・かっこいいですよ、僕。非戦闘員を逃して、あの爆発が何なのか調査をしなくては・・・。しかし、僕たちが社に向かって一歩を踏み出した時でした。


ーーーーシャアアアアアァァァァァァァァァァァァァッ!!ーーーー


「「「「なっ!?」」」」


社の残骸の中から大きな蛇の魔物・・・ハブコンダが現れたのでした。どうやら、爆発によって封印が解けたのでしょうね。ハブコンダは怒っているのか大きく口を開けて威嚇しています。


「ぐう!毒の瘴気が・・・」

「がはぁ、き、気持ち悪い・・・」


復活したハブコンダから毒の瘴気(気持ち二割り増し)が放出されます。解毒薬の効果が既に切れているので僕たちや村人にも吐き気や目眩などが出ました。


「最後の解毒薬だ!モツ君、君たちが使え!!アレを倒せるのは君たちしかいない!!」


バウワさんは僕たちに解毒薬を渡して言いました。こう言うのは実績が物を言うのですね。素材集めから僕たちの能力の高さは裏打ちされてますから。


「ありがとうですよ!さあ!皆さんは村まで逃げて下さいです!!こいつは僕たちが倒します!!」

「た、頼むぞ!!モツくん、それに皆!!」


バウワさんやパウは、気絶しているカエル貴族を担ぐと村に向かって走り出しました。


僕たちはバウワさんたちやカエル貴族が逃げたのを見届け、解毒薬を口に含みました。これで数分間は持つでしょう。ちなみに、超ポーションで毒をすぐに治しても、あの瘴気を吸えばまた毒になるので無意味です。


「さあ!行きますよ!!・・・変身!!」

「「「変身!!」」」


僕たちはスマホを取り出して、それぞれのバトルコスチュームに変身します。そして、村に待機させていたロンギヌスを転移魔法によって呼び出しました。


「ヒーローコスチュームです!!」

「マジカルコスチュームだわさ!!」

「・・・ニンジャコスチューム」

「ファイターコスチュームだぜ!!」


それぞれのコスチュームに身を包んだ僕たち。力がみなぎって来ます。ちなみに、僕のヒーローコスチュームは改良をされており、更なるパワーアップを果たしています。


「さあ!早めに決着をつけるですよ!!」

「「「おお〜〜〜〜!!」」」


何の因果か封印が解けて復活したハブコンダ。僕たちは村を救う為にハブコンダに挑みます。


「くらえ!モツ君キック!!」

「マジカルファイヤーだわさ!!」

「・・・爆弾手裏剣」

「ピリカラパンチ!!」

『援護します』


僕たちはロンギヌスの援護を受けて、それぞれの必殺技を放ちました。


「シャアアアアアアアッ!?」


長いハブコンダの身体。ロンギヌスのミサイルで全身にダメージを与えます。さらに要所に攻撃が入ります。


僕の蹴りは飛行能力を活かして頭を狙いに、チャンコの攻撃は首(長いので分かりづらいですが)、キムチの一撃は胴体、スキヤキの範囲攻撃は尻尾全体へと攻撃されました。流石は僕たち兄弟、打ち合わせ無しでも素晴らしい役割分担ができてます。


「・・・ふ、この程度ですか?まぁ、相手が悪かったと諦めるのですね」


長い間、封印されていたハブコンダには僕たちの必殺技を耐えるだけの力はなかったのでしょう。あっさりと大地に倒れ伏したのでした。


そのまま、トドメを刺そうと僕たちは力を溜めました。しかし・・・。


ーーーー悪いが、そいつを殺させる訳にはいかんな・・・ーーーー


「な、何者ですかっ!?」


突然、辺りから響いてきた謎の声。いつの間にかローブに身を包んだ男がハブコンダの隣に現れたのでした。


「貴様は何者ですか!!」

「ふふふ、私は・・・って、おいっ!?」


余裕をぶっこいて話している瞬間狙いハブコンダにトドメを刺します。僕の放った魔法波はハブコンダに辺り、見事にトドメを刺したのでした。


「くくく、お前の目的はハブコンダなのですよね?先にトドメを刺させて頂きましたです」


先ほど『そいつを殺させる訳にはいかんな』とか言ってましたからね。まずは話を聞くフリして、奴の目的を破綻させたのですよ。だれが馬鹿正直に目的を達成させてやりますか。


「き、貴様・・・何という事を!この卑怯者めっ!!」

「だから、余裕をぶっこいている方が悪いんですよ。調子こいて『ふふふ、私は・・・』とか、カッコ悪いです〜〜・・・ププッ」

「殺す、殺すぞ・・・ガキィィィィィィッ!!」


僕の言葉に怒り心頭なローブ男でした。全く、本当に今日は乱入が多い日ですね。パウ、カエルにローブと・・・本当に盛り沢山ですよ。

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