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03.従者くん、街へ行く


 新緑生い茂る初夏を迎えて、ここドラグニア王国は少し浮ついた空気に包まれていた。


「城下の市場におつかいに出たら、もう出店が結構出てましたよ。やっぱりお祭りって盛り上がるものなんですねえ」


 エリーゼの日課である、庭園でのアフタヌーンティー。その給仕をしながら、くだらない世間話を振る。

 前にエリーゼに気色悪いと言われてから少し考えた。確かに突然の直球口説き文句は距離感がおかしい。なのでまずエリーゼと仲良くなるべく、こうして楽しいおしゃべりから始めようとしている、のだが。


「そんなことよりっ、オスカー様は次いつ来るの!?」


 ……我が主人にして悪役令嬢・エリーゼは近年稀に見る不機嫌記録を更新していた。


「知りませんよ……建国記念日のお祭りを控えてるんですから、王子なんて立場上相当お忙しいんじゃないですか」

「それでも前は忙しい合間を縫って来てくれてたじゃない!!」


 エリーゼの不機嫌な理由は簡単。前は毎日のように訪問して来ていたオスカーがここ数日まったく顔を見せないからである。

 何日か前に祭り当日には王太子のスピーチがあるとかパレードに出たくないとかぼやいてたのを見て、オスカーもオスカーで大変なんだろうな〜と思ったしエリーゼだって「お忙しいんですのね〜」とか言ってたのに。


「ネロ! あなた城まで行ってオスカー様を連れて来なさいよ!!」

「出来るわけねーでしょ!?」


 このアホガキ、何も分かってなくて言ってたらしい。


「ほんと使えない従者ね! そもそもあなたが何か失礼を働いたからオスカー様は来なくなったんじゃないの!?」

「失礼って言うなら前の剣術勝負がそもそも失礼でしょ!? だから殿下もお忙しいんですって、わがまま言わないでください!」

「うるさい! これは命令よ! 城に潜入してオスカー様を連れて来なさい!」

「潜入する前に衛兵に殺されますよそんなもん!」


 爽やかな若葉の香りに相応しくない醜い争いを繰り広げながら、なんとかアホガキいやお嬢様を宥めようと正論をぶつける。


「建国記念日のお祭りは他国から来賓も来る盛大なお祭りでしょ? 王太子なんてそこら中から引っ張りだこですよ」

「〜〜〜っ……言われなくても分かってるわよ!」

「分かってないから言ってんじゃないですか……」


 まあ私としては都合がいい展開でもある。

 鬼がいぬ間に何とやら……というわけではないが、オスカーいぬ間にエリーゼとの仲をちゃっかり深め、次にオスカーに会った時エリーゼが「あれ? この塩対応王子よりうちの従者の方がよくない?」という流れを作る……完璧な作戦。我ながら素晴らしい攻略方法を思いついてしまった。恋愛がうますぎる。

 このままいけばエリーゼがネロ大好き♡ となり邪竜化回避する日も近いだろう……としたり顔をしていた、ら。


「ネロ!」


 聞き慣れた、というよりここ最近で聞きすぎた声が、背後から聞こえた。

 ぎぎぎ、と錆びついたような動きで振り返ると、そこには。


「ちゃんと剣の修行はしているか?」


 目深に被ったハンチング帽。着古したシャツに流行遅れのズボン、少し年季の入った靴。そんな服装をしていても、すっと背筋の伸びた立ち姿から漂う気品は隠せない。


「オ」

「衛兵ーーーーーーーッ!!」


 私がその少年の名前を呼ぶ前に、エリーゼがヒステリックに叫んだ。


「なんでこんなところにコソ泥が入り込んでるの!! 衛兵はどうしたの!?」

「お嬢様……落ち着いてください、そんでちゃんと見てください」


 少年……オスカーはハンチング帽を脱いで、うんざりしててもなお王家の威厳を損なわない顔面をエリーゼの前にお披露目する。


「衛兵には気付かれずに入って来た。西側の警備をもっと固めろと伝えておけ」


 いかにもお忍びです、という格好で、オスカーはそう言った。



 ただでさえ王子としての英才教育に毎日忙しいのに、ここ最近はそれに加えてお祭りでするスピーチの練習だ、お祭りでするパレードの練習だ、と色々駆り出されまくって、オスカーはついに限界を迎えた。つまりは全部嫌になった。


「スピーチの内容は頭に入っているし、パレードの練習ももういらない。それよりお前の剣の腕が鈍ってないか見る方がよっぽど有意義だ」

「あの、確認ですけどそれは王国騎士団の方々とか護衛の人には」

「言ってない。一人で抜け出してきたからな」


 このバカ王子!!

 最近ちょっとオスカーのことやっぱり王になる器だな〜と見直してきた矢先にこれだよ! あんたが暗殺でもされたらこの国大混乱なんだぞ!? いや暗殺なんかされないのはゲームしてるから知ってるけども!


「お一人で……私に会いに!?」

「違う、ネロの様子を見にだ」


 うちのお嬢様は相変わらず頭お花畑だし、これが将来の王と王妃候補と思うと頭抱えたくなっちゃうね……。

 嘆いている場合ではない。


「ま……まあ、殿下。そんなこと言って、護衛じゃないにしても従者一人くらいつけてきてるでしょ? なんかこう、事情の分かる人的な」

「いや、うちの使用人達は皆頭が固いからな。言っても分からないだろうから、正真正銘一人で来たぞ」


 ふんす、と鼻を鳴らすオスカーを見てぶっ叩きたい衝動を堪えた。

 王子、しかも王位継承権がある方が急に城から消えたのだ。もし気付かれたらとんでもないパニックが起こるだろう。

 そんな中で王子が公爵家に来てるのが、それも私に会いに来てるのがバレてみろ。オスカーが何を言おうが私は王子誘拐の罪を背負って───……。


「帰りますよ!! オスカー殿下!!」

「は!? 今来たところだぞ!?」


 オスカーが不満げに私を睨むが知ったことか! 子供のわがままで処刑されたら邪竜化回避どころじゃない!!


「今来たところだろうがなんだろうが王子が護衛もつけずにこんなとこまで来ていいわけがありますか!! 城まで送っていくので帽子被り直してください、なるべく深く!」

「お前、そんなこと言って稽古をさぼったのを誤魔化したいだけだろう! まあ、そうして俺に負けて悔しい思いをするのはお前だけどな……」

「ドヤ顔してる場合か! ほら行きますよ!」


 不敬罪とか知ったこっちゃない勢いで帽子を被せて、確かあっちの塀なら近くに大きな木が生えてるからオスカーでも超えられないこともないなと考えを巡らす。そして、一歩踏み出そうとした時。


「わっ……私も行くわ!」


 ……世間知らずのお嬢ちゃんがなんかよく分からんことを言い出した。


「……いや、お嬢様……お嬢様が行ったって足手纏いと言いますか、邪魔といいますか……」

「主人に向かってその言い草は何!? あっ、あなただけにオスカー様を任せておくのは心配だし、それに……」


 エリーゼが急にもじもじと爪先を擦り合わせ始める。これは。


「お手洗いならさっさと行った方がいいですよ」

「ちがっ……私だってお祭りに行きたいの!!」


 こちとら遊びに行くんじゃねえよ!! という叫びはなんとか堪えた。いくらアホガキで世間知らずとはいえ、子供がお祭りに行きたいって言い出すなんて普通のことじゃないか。ここは大人としてやんわり説得を……。


「……エリーゼ、お前たまにはいいことを言うな」

「はぁ!?」


 説得する前にバカ王子が乗ってきた。嘘だろ!?


「確かに建国祭は我が国の一大行事だが、パレードの見世物としてしか見たことがないからな。民からはどんな風に見えているか気になっていた」

「ちょ、オスカー殿下」

「そうですわよね! 将来この国を背負う者として、知らないわけにはいきませんわ!」

「ねえ、お嬢様」

「それに妙に美味そうな匂いもしていたし……」

「いや、ちょっと、話を」

「これは一度視察する必要がありますわ!」

「はっ……話を聞けーーーーーーーッ!!」


 広い庭園に私の叫びがこだましたが、二人とも何の気にも留めなかった。そう、私は従者。国の王子と公爵令嬢を前に、私の決定権などないに等しいのである。




 邪竜の少年・ネロには夢があった。いつかこの公爵家を出て、生き別れになったお母さんを探すこと。そのための軍資金として今まで貰ったお駄賃や拾った金貨を健気に貯め込んでいた、が。


 がちゃん、と古びたティーポットを割る。


 そこから出てきた大量の……まあ子供が貯めるには大量の、大人が見れば鼻で笑うような貯金を前に、私は罪悪感に胃を痛めていた。

 ごめん、前世を思い出す前の純粋なネロ……君が必死こいて貯めた貯金なのは分かってるけど、無駄にはしないから……! ちゃんと邪竜化回避の軍資金にするから!

 寝床にしている馬小屋を出ると、ボロ布をマントのように纏ったアホガキ二人……エリーゼとオスカーが目を爛々と輝かせて待っていた。


「……いいですか、これはネロが必死こいて貯めたお金ですからね、出世払いでも何でも返してくださいよ……!」

「分かってるわよ、しつこいわね!」

「ああ。この恩は必ず返す。しかし、本物の金貨を持つのは初めてだな……5ドラクなんて本当に存在するのか」


 買い物にはいつだって使用人同伴の王子と公爵令嬢、なんと財布というものを持ったことがない。今回も無一文で来たという王子ともちろん現金なんて持ったこともない公爵令嬢がお祭りで無理なく遊べるよう、私はネロの貯金を皆に分配する羽目となったのだった。


「まあ、一回遊ぶだけなら各自このくらいで足りるとは思います。建国祭当日よりかは人は少ないと思いますけど、それでもはぐれたら大変なので必ず私のそばを離れないこと!」

「私、本で読んだあれがしてみたいわっ! 射的っ!」

「俺は美味そうな匂いの正体を知りたい」

「話聞いて!?」


 もう一度念を押してやろうかと思ったが、きゃいきゃいとかしましく騒ぐ声が近付いてくる。おそらくメイド達だろう。見つかったら厄介……どころか大変なことになる。


「ほら、行きますよ! お昼までにはお城に帰りますからね!」

「分かってるわよ!」

「ネロは心配症だな」


 誰のせいだと思ってんだ!!


 お屋敷の敷地内でも人通りが少ない場所を選んで通って、西側の塀のところまでやってくる。あそこにある大きな木をのぼれば簡単に塀を越えられるはずだ。そう言うとオスカーは軽々のぼってみせたのに、エリーゼはぎゃんぎゃん喚いて無理だとほざくから結局私がおぶって木をのぼった。

 塀を越えて、衛兵に見つからないように走り出す。一歩、また一歩と公爵家から遠ざかるたび、最初は少し不安げだった二人の顔が期待に満ちたものに変わっていく。


「っね、ねえっ、あれは何っ!?」

「ただのパン屋ですよ、それよりお嬢様お金落としたりしてませんよね!?」

「大丈夫よ失礼ね!」

「ネロ、城下はこっちじゃないか!?」

「そっち遠回りなんですよ、馬車じゃなきゃこっちの路地裏通れます!」


 間違っても次期国王と王妃予定を通すべきではない、昼なのに薄暗い路地裏を抜けると、そこには。


「っわ…………」


 エリーゼの口から感嘆のような声が漏れる。


「風船だよーっ、風船いらないかい」

「おじちゃん、これなーにっ!」

「そりゃ綿飴っていって、異国のお菓子でなァ」

「古本市ですよー、寄っていってくださぁい」

「輪投げのお店あったよ、行こうっ」


 抜けるような青空の下、色とりどりの旗で飾り付けられた街。言葉の端々に嬉しさを滲ませた、弾んだ声で話す人々。ふわふわと鼻をくすぐる美味しそうな匂い。その全ての中心にある、丁寧に磨かれてぴかぴかと光る竜の銅像。

 ドラグニア王国建国祭を控えて、浮き足だった街の姿がそこにあった。


「……じゃあまずはどこに……」

「ネロっ!! 私あれ食べたい!! 買ってくるわ!!」

「ちょっと待てぇ!!」

「俺はあっちのソーセージを挟んだパンが……」

「そっちもちょっと待て!!」


 反射的に首根っこ掴んで二人を止めてしまった。

 いや、もういい! 立場が上とか下とか知ったことか!! ほっとくと二人して迷子になる!!


「まずお嬢様は綿飴、殿下はホットドッグを食べたいんですね? 分かりました、まずは殿下のから行きましょう」

「あ、あれが話に聞く射的か……」

「殿下! ふらふらしない! マントもしっかり被って!!」


 気を抜けばすぐにどこかに行ってしまいそうな二人を捕まえたまま、人波の中をずんずん進む。その途中。


「あの大きなりゅうさんはなにー?」

「あの竜の銅像はね、始まりの竜。このドラグニアを竜使いの国にしてくれたのよ」

「でもりゅうさんってこわいんでしょ?」

「怖くないわよ。怖いのは邪竜だけ。でもそれだってきっと聖女様が倒してくれるわ」


 無邪気に話す親子の声に、なんだか胸がちくりと傷んだ。

 ……邪竜になったら、聖女に殺される。そんな運命、絶対ごめんだ……。




「祭り、案外悪くないな」

「ね、オスカー様!」

「私は最悪ですけどね……」


 祭りの喧騒から少し外れた隅の方。

 射的の景品やら風船やら綿飴やら串焼きやら、とにかく気に入ったものをたくさん抱えてご満悦の二人を前に、私は大きなため息をついた。

 こいつら、まさか本当に貯金全部使い果たすとは……。

 睨みつけてやりたい気持ちはあったが、楽しそうな二人を前にそんな気は失せた。まあ、いつか返すってオスカーもエリーゼも言ってたし、今日のところは見逃してやろう。


「あっちで竜使いの大道芸なんてものをやっていたぞ、竜はあんなこともできるんだな」

「そら、竜を軍事利用してるのなんて王族と貴族くらいですからね……最近は火を吹けない竜だって多いんだから」

「お祖父様達から聞いたことあるわ。昔は竜ってもっと大きかったんでしょ? お城より大きいのもいたって」


 貯金は削れたしめちゃくちゃ疲れた。これから城に送らなきゃならんと思うと泣きたくなる。それでも無邪気にはしゃぐ子供二人を見てると連れてきてやってもよかったかなと思ってしまうのは、大人の性というやつなのか。


「……さ、社会見学は終わりですよ。そろそろ城に帰らなきゃ」

「待て、もう少し……」

「さっきからそれは何回も聞いた」


 渋る二人を引き連れて、城の方へ歩き出す。

 今から城に向かえば夕食の時間には公爵家に帰れるだろう。またお嬢様おぶってあの塀越えなきゃならんのか。

 そんなことを考えながら歩いていると、ふとオスカーが立ち止まった。


「……あ……」


 オスカーらしからぬ、子供らしく戸惑ったような声。それはエリーゼでも私でもなく、道端の隅にいる親子に向けられていた。

 ぼろぼろの布に身を包んだ、ぼさぼさの髪の二人。子供は細い手を伸ばして、きゅっとオスカーのマントの裾を握っている。


「おめぐみを……」


 子供のか細い声に、オスカーとエリーゼがはっと息を呑むのが分かった。


「……ネロ」


 オスカーが青い双眸を私に向ける。その縋るような瞳が、何を言いたいかは痛いほど伝わってくる。私だって、心ではそうしたいと思ってるから。でも。


「……行きますよ」


 オスカーにそう言って。


「悪いけど、こっちだって文無しなんだ。お金はお母さんが貯め込んでるだろ、そっちに頼りな」


 子供に向けてそう言うと、母親らしき女性がつまらなそうに舌打ちした。


「ねっ……ネロ! お前いくら何でも、ひどいんじゃないのか!」

「そ、そうよ……子供だったじゃない! 5ドラクくらいはまだ残ってるでしょ!?」


 すたすたと歩く私に二人がそう言ってくる。確かに私だってそうしたいのはやまやまだったけど、そうするわけにはいかない。


「5ドラクじゃパンも買えんし、あれ、多分詐欺師ですよ」


 そう、分かっているから。


「さぎ、し?」


 理解が追いついていないオスカーが間の抜けた様子で聞き返してきた。


「子供は痩せてたけど、母親の方は肌艶もあってふっくらしてたでしょう。ありゃあ奴隷を安値で買い取って稼いでる手合いかも」

「そんなことなんであなたにわかるのよ!」

「私がどっから来たのか忘れたんですか」


 エリーゼがぐっと言葉を詰まらせる。思い出してもらえたようで何よりだ。

 まだショックから醒めてないオスカーは絞り出すように。


「……なんで、そんなこと」


 そう、尋ねてきた。


「…………さあ、私には、なんとも」


 そうしないと困窮してるとか、楽して稼ぎたいとか、そんな表面的な理由はいくらでも予想できる。しかし。


「国を背負うってんなら、知らなきゃいけないことなんじゃないですか」


 オスカーは何も答えなかった。




「……ほら、お城が見えてきましたよ」


 なるべく明るく声をかけてみたつもりだが、エリーゼとオスカーの表情は未だ暗く沈んでいた。さっきまで浮かれ散らかしてたのが嘘みたいである。

 ……良い思い出に水を差しちゃったかもしれない、と思うと良心がちくちく痛むが、もう知らん。王子を無事に城に送り届けたのだ。私の仕事はここまでである。


「それじゃあ殿下、あとはここをまっすぐ行ったらすぐにお城に───……」

「俺は」


 私の言葉を、オスカーが遮った。


「俺は、何も知らなかった……街のことも、人のことも」


 ぽつり、ぽつり、俯いたまま絞り出すようにオスカーが言う。


「……情けない。聞いた話だけで、全部、知った気になっていた」


 オスカーは王子だ。勉強も剣術も社会に関する諸々のことも、城の中で家庭教師に教わる立場だ。そしてきっと、家庭教師は今日みたいなことは教えない。


「……殿下」

「だからっ……!」


 オスカーが顔を上げる。


「俺はまた……こうして、街に出たい! お前達と!」


 固い意志を宿した瞳に思わず気圧される……けど、え?


「素晴らしいお考えですわ!」


 私より先に反応したのはエリーゼだった。


「さすがオスカー様っ! 私も未来の王妃としてご一緒させていただきます!」

「ちょっ、お嬢様」

「ネロと二人でもいいがお前も世間を知らなすぎるからな……」

「で、殿下、ねえ」

「そういうわけだからネロ! また殿下と私に街を案内なさい!!」

「っか……勘弁してくれーーーーーーーッ!!」


 祭りの喧騒の中、私の叫びがこだました。

「好きだな」って思ってくれたらお好みの形で好き♡を伝えてくれるとうれしいです♡

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