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虹の架け橋  作者: 藤井桜
後日談+サブキャラのお話
704/715

麻衣の料理?教室(にんじんスティック編)*

 麻衣が、野菜を生で食べるのは、パプリカ、トマト、にんじんもです。今回は、大根やきゅうりも食べています。りんご飴の前のお話です。

 


 にんじんと大根、きゅうりを細く切って食べやすい大きさのスティック状にする。これに合わせて、味噌とマヨネーズ、唐辛子を混ぜたソースも作る。実家にいた頃は、マヨネーズだけだったんだけど、今回味噌を混ぜてみた。唐辛子も追加すると大人向けだね。これは、今日の私のお酒のつまみだ。



「麻衣、それ、美味しいの?」

「嘉くんは、やっぱりダメかー」

「生のにんじん食べれるって尊敬する」



 きゅうりと大根は、食べてくれるようだ。と言うか、(よし)くん、普通にブロッコリーをレンチンし始めちゃった。そっか、茹でるのが面倒だなと思っていたんだけど、そっか、レンチンすればいいのか。それから、他にも色々と準備している。



「なぁ、麻衣ちゃん」



 にんじんをぽりぽり食べていたら、遥くんが突っ込んでくれた。今日は遥くんが遊びに来ている。遥くんは嘉くんと違ってにんじんスティックを食べてくれた。



「ほんと、ウサギみたいだよな」

「もしかして、麻衣ってウサギをモチーフにしているのって、にんじんが好きだから?」

「そうだったのか」



 キッチンから、レンチンした蒸し野菜を持って来た嘉くんは、それを、ダイニングのテーブルの上に並べてくれた。いや、それは全然意識していない。にんじんだったら、ウマも好きだよね。ウサギだけじゃないよね。



「もしかして、俺がにんじんが嫌いだから、遠慮してた?」

「いや、そういうつもりはない」



 あはは、蒸したにんじん出て来た。でも、これはちゃんと食べるようだ。また、無表情で食べるのかな。ブロッコリーに、豚しゃぶと、一気に華やかなになった。



「麻衣ちゃんの料理教室じゃ無かったのかよ」

「私作ったよ!」

「あれは、料理とは言わんだろうが」



 いやー、遥くん、頭をぐりぐりしないで。そう文句言いながらも、つまんでいるんじゃないの。文句言うならあげないよ? その遥くんは、嘉くんに殴られた。



「麻衣のそのソースがあったからだよ。味噌とマヨネーズっていいね。野菜だけじゃなくて、お肉も合いそうだ。で、遥、鶏肉もあるんだけどいらないんだね」

「ごめんなさい、嘉隆様」

「謝るの、俺にじゃないでしょ」

「すまん、麻衣ちゃん」



 食べに来て、文句ばっかり言っているので、嘉くんお怒りモードだ。まぁ、美味しく食べてくれるなら、私は文句はないよ。トマトもカットして出て来た。流石に、丸かじりはさせてくれなかった。私は別に構わないんだけどな。意外と味噌マヨネーズソースって色々なもののと合うんだね。私も勉強になった。蒸すの面倒でやめたんだけど、じゃがいもとかも良いね。じゃがいもって、レンチンは時間がかかるし、蒸した方が美味しいんだよね。

 まいいや、りんご飴をお土産にもらったから許そう。



 にんじんスティックは果たして料理なのか謎。

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