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……と、供述を残している。

そりゃあ、毎日やっていたら、男嫌いになるのは当然だよな。

 ふむふむ。

 そうか。

 あの歴史に名を遺したあの魔導師は、そんな魔法を使っていたのか。

 ……良かったー!

 知らずに使っていたら、無駄に目立つ所だったぁ。

 あの魔法は封印だな。

 俺は偉人伝系を洗い、魔法のブッキングをしてないかを調べたら、見事に有った。

 こういう事が有るからきちんと調べないとな。

 内心、胸を撫で下ろしていると、緊急の報せが来た。


「大変です!」

「何が有った?」

「召喚術の授業で、召喚に失敗して暴走が起きて学園内に様々なモンスターが溢れています。聖女セイカ様の結界で学園の外に漏れる事はありませんが、数が多いので討伐の協力をお願いします!」

「分かった。行こう!」

「はい!」×ティア達

「私も行きます!」


 移動しながら俺はティア達に指示を出した。


「俺が大物を討伐するから、ティア達は俺から逃げる小物を頼む。キサラは、悪いがティア達を頼む。」

「分かったわ、ゼロ君。」

「分かりました、ゼロ兄さん。」

「承知しました、ゼロ様。」

「分かったよ、ゼロ。」

「キュリーさんも、ティア達の方をお願いします。」

「別に良いけど、1人で大丈夫?」

「大丈夫です。」

「……分かったわ。気を付けてね。」


 俺は、この召喚術の暴走に悪魔が関係する可能性を考えていた。

 それなら、俺1人の方が早く処理出来るし、周りの被害も少くなる。



 ……しかし、どうやったら、「大成功」より「失敗無し」を選ぶ教育機関で、召喚術の暴走が起きるんだ?

 俺は、オーガや、トロルや、グリフォンや、サーベルタイガーや、ワイバーンを黒雷槍(インドラ)で討伐しながら黒幕が居ないかを探した。



 ……結論。

 居ました。

 男爵級悪魔と、その男爵級悪魔に(そそのか)された錬金術の先生が。

 因みに、今朝、俺達が職員室で挨拶した時に、睨んでいた先生の1人だったわ。

 錬金術の先生に一応動機を聞いたら、かなりの鬱憤(うっぷん)が溜まっていた。


「モブはもう嫌だ! 記録では無く、記憶に残るのなら、悪事にも手を染めよう。後悔は無い!」


 ……と、供述を残している。

 男爵級悪魔は、面倒臭いから名乗りとかブッチして速攻で滅ぼした。

 問題はティア達だった。

 何故って?

 当然、学園側は強力なモンスターから生徒達を守らないといけないから、生徒達を強力なモンスターから離れる。

 そして、その強力なモンスターに近付く俺。

 その俺から逃げる雑魚モンスター。


 ……そうなると、ティア達は、群がる雑魚モンスターを、生徒達の前で討伐する事になる。

 しかも、雑魚だから、簡単に討伐出来る上に、数をこなさないといけないから無駄を省く。

 それが、生徒達から見れば、美少女や美女が自分達を守りながら華麗にモンスターを討伐する姿となる訳だ。


 後で知ったが、情報通って奴は何処にでも居るのみたいで、翌日の朝までには尾ひれ背びれに顎ヒゲまで付いていて、俺がティア達の弱みを握っているから、ティア達は解放を願っているという話になっている。

 しかも、何処で歪んだのか、今回の召喚術の暴走で、俺は働いていなくて、全てティア達に任せていた事になっている。

 そして、俺を倒せば、意中の人(ティア達の誰か)を自分の恋人にする事が出来るという話になっていた。

 ……情報通と歪めた奴、誰だ?


 お陰で、翌日からは…… 


「ティアさんを苦しめる悪党め! お前を倒してティアさんをボクの恋人にする!」

「は!?」

「ゼロ君。どういう事?」

「分からん。」

「覚悟ー!」


 とりあえず、攻撃を躱して首トンして眠って貰った。


「リンさんに首輪を付ける悪党! お前を倒してリンさんに、『ありがとうニャン』って、言って貰うんだー!」

(へき)を晒すな!」


 また首トンして眠って貰った。


「絶対に言いません!」


 と、リンがガチで言った。

 ……リン(いわ)く、語尾の「ニャン」付けは、猫人族同士で相思相愛の甘々の熱々の恋人同士が個室でかなり盛り上がっていても、赤面する程の羞恥らしい。


「キサラさんを肉奴隷にしているお前を倒して、キサラさんに甘えながら膝枕して貰う!」

「帰って、ママに頼め。」

「キショいわ!」


 またまた首トンして眠って貰った。


「お前を倒して、ルシアたんに、旧式の白い水着に『るしあ』と書いた名札を胸と背中に付けた水着を着て貰い浜辺で遊ぶんだー!」

「浜辺は馬車で2日以内の所には無いわ!」

「聞くだけで、鳥肌が立ちます。」


 またまたまた首トンして眠って貰った。

 無駄に垂れ流しの欲望を聞く義理は無いから、素早く職員室に逃げ込んだ。


 俺達の様子を見ても、反応が無いから先生達は何も知らないみたいだな。

 そんな訳で、俺達は学園長室に向かった。

 到着した俺達は学園長にお願いして、今、出回っているデマを消して欲しいと、王家の短剣を見せながらお願いした。

 俺達のお願いが通じたのか、学園長は王家の短剣を凝視しながら引き受けて貰った。

 学園長は、急遽、全校集会を開いて、デマを否定して貰った。


「奴隷を持ち主に対して暴力で手に入れた場合は、犯罪であり、犯罪奴隷にされます。」


 と、言ってくれたから、もう大丈夫だろう。



 ……そう思っていました。



暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。


今回使ったネタは、中身が男子高校生の外見が黒の小豚を可愛がっている元長髪、現短髪のヒロインの登校時風景で、もう1つが、主人公とメインヒロインのベッドの上での絡みに加わりたいロリ魔女っ子の母親の後書きミニストーリーから参考にさせて頂きました。

勿論、両作品共、リスペクトしています。

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