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第8話 ~勇者アルベルト 来東~

 タイトルの来東とはイーストタウンに来たことを表している。ハリウッドから来日のような表現をしたかったのだがわかりにくければ悪かったと思う。

「イーストタウン!着いたぞ〜」


 数日の旅が終わりを告げてイーストタウンの城門を超える瞬間に勇者アルベルトが両手をかかげ突然叫び出した。門番の兵士や他の通行人が驚くがみんなすぐにクスクスと笑い出す。同じ田舎者として恥ずかしいオレと勇者が嫌いなサーシャはそっと距離を取ると……


 勇者アルベルトは兵士に囲まれた。


 サーシャは見捨てるを選択。

 無表情である。


 冒険者達は見捨てるを選択。

 皆笑いを堪えている。


 猫耳商会職員は……

 へんじがない。ただし しかばねでもないようだ。


 オレは見捨てるを選択しようとしたら怖い顔の兵士が動き出した。


「坊主、イーストタウンは初めてか?」


「うん!ハブタウンから初めてきたよ!」


「ふむ、、、整列!!」


 あくまのきし は なかま を よんだ さまようよろい A B C ……J があらわれた。


「「「ようこそ!イーストタウンへ!」」」


 勇者アルベルトは兵士に歓迎されている。


 町人が兵士の動きに歓声をあげて、旅芸人が楽器を鳴らしだしたので、町全体から歓迎されているように感じる。


 アルベルトは満面の笑みでオレとサーシャの所にきて手をとり三人で兵士達の道を歩く。


 アルベルトはありがとうと元気に言いながら笑顔で歩く。


 サーシャは顔が赤く少しうつむいているが頬は緩んでいる。


 オレも顔が赤いだろう、めちゃくちゃ恥ずかしい。だけどめちゃくちゃ嬉しい!!



 勇者アルベルトは魔道具士の好感度が上がった。

 勇者アルベルトは商会令嬢の好感度が上がった?

 シュミレーションゲームをするときは攻略対象が喜ぶ選択肢を常に選ぶよう心掛けている。

 しかしセーブデータとして残すのは攻略サイトに載っている全員を攻略するのに効率がいい選択肢を選んだ分岐点をスキップ機能をくしして残している。

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